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桜玉吉ファン必読の書。
漫画ではなく、玉吉先生関係者(家族から仕事仲間まで)のインタビューと、盟友ともいえるコミックビーム編集長(当時)O村さんとの対談で、桜玉吉の半生を記しています。
本当に「ファンブック」なので、“桜玉吉”を知らない人にはなんのこっちゃな本。あとがきに「かなり厳しかったコミックビーム救済のたしにするために出版した」ようなことが書いてあり、「玉吉先生モノなら必ず買う」というファンを対象に出版されたようです。
当時、この本と『しあわせのかたち愛蔵本1~3』を買って応募すると『しあわせのかたち2000』がもれなくもらえました(応募後なかなか送られてこず、編集部に電話したところ「いやーまだ遅れてしまっていてー」という対応で、ファンとしては「そうですよねー 苦笑」と事情を察したのが良い思い出。ただ『~2000』の中身には満足でした)。
誰のための本か、わかって作っているだけに、ファンとしての満足度は高いです。