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https://twitter.com/rintensha/status/1753414558746857889
「「俳句はまず何を読めばいい?」と聞かれることがありますが、
・川名大『現代俳句 上下(ちくま学芸文庫)』
・塚本邦雄『百句燦燦(講談社文芸文庫)』
・山本健吉『定本 現代俳句(角川選書)』
以上3冊をおすすめしています。寺山修司経由で中村草田男や富澤赤黄男の句を好きになったけど次に何読めばいいかまじでわからん……となっていた私に、三種三様の読みの基準を示してくれた本です。」
https://twitter.com/rintensha/status/1753418579117261251
「この3冊を読んだ後に山本健吉『俳句とは何か(角川ソフィア文庫)』所収の「挨拶と滑稽」「写生について」あたりを読むと、俳句の俳句らしさが腑に落ちるのではないかしら。芭蕉への橋渡しをしてくれる点でもこの本はありがたかったです。」
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柄谷行人・中上健次『小林秀雄をこえて』でも本書を「唯物論的」と評価していたと思う。