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今年35冊目。
絶妙なタイトル!旅代行業に挑戦することになった丘えりか。旅から「おかえり」。
旅番組見てるみたいだった。ほっこり楽しいだけじゃなく、最後はじーん。
読後感もさわやか!旅に出たくなった〜。
原田マハさんの作品は三冊目だけど、この作品が1番好き。
ポジティブでアクティブな主人公に、元気を分けてもらえる。
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軽く読めそうだと思って手にしたのですが…、参りました。確かに軽くテンポ良く、読みやすく、なのに泣きっぱなし!何なんでしょう。ということで五つ星。出来過ぎという多くの皆さんのご意見も見ましたが、まぁ物語なんですから出来過ぎくらいで良いではないですか。
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色んなことがトントン拍子にいきすぎて、
エピソードもなんだか軽くって、
思ったより期待外れだったかも。。。
気分転換に読むにはいいかもなって感じ?
若干冷めた目で読んでしまった自分にしょっく…
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売れない旅行レポーターが、番組中のミスにより、テレビに出れなくなり、日本初の旅行代理業をやるという話。事務所社長のキャラクターも良い。後半の、社長の元奥さんとの小旅行、和紙を作る夫婦の住んでいるところや、料理を食べる雰囲気も良い。人に喜んでもらえるために一生懸命というところに泣けてきた。
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タイトルといい設定といい旅好きのワシ好み!と読んだが、設定は面白かったが構成の物足りなさが印象に残った。物語展開の重要な部分が、主人公の力によらない偶然性に偏り、周囲の人も良い人すぎる。そういうハートウォーミング物語と割り切れば楽しめるかも。
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旅屋。不思議なお仕事。
でも、行きたくてもいろんな事情で自分では行けない場所というのは案外あるのかもしれない。
最初のお客である鵜野真与さんのように。
出発前のえり子に色々レクチャーしに集まったチームちょびっ旅のメンバーに胸が熱くなった。ま、えり子が準備しなさすぎとも言うけどw
角館で出会った旅館の主人大志さんも素敵だった。再登場があるのを期待してたので、そこはちょっと残念だったかな。
えり子の旅の話は、この最初のと、最終話、なんと番組を打ち切った張本人スポンサーからの依頼、というかテスト。
そこで明らかになった鉄壁社長の過去が悲しかった。
なんてことだろう。
その依頼によってえり子が会いに行った真理子さん。
本当によかった。凍った心も溶けるきっかけを待っていたのだと思う。
今度はみんなで会いに行けるよね、きっと。
えり子の旅が続きそうで嬉しい。
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最近…連読してる原田マハ作品。
今回は…熊本に移動の新幹線の中で読破。
レビューを読んだ時点で、ハズさないなって予感はあったが…軽く読めるわりに感動有り。
やっぱ…原田マハ、ハズさないわ。
お兄さんにもまた、長編を書いて欲しい(笑)
お兄さんの作品にも、かなり昔ハマりました。
とりあえず…マハ作品は、たまたま空港の本屋で風のマジムを読んだ後、Amazonで7作品を大人買い(笑)あと3冊読んでないので…楽しみです。
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旅に出るワクワク感。そこで出会う美味しい料理にホッとする宿、そして何よりたくさんの人との出会い。読んでいて一緒に旅をしているかのようにその温かさや空気感、匂いや風を感じられる一冊。そして、旅を終えた時に感じる喪失感を埋めてくれる「おかえり」に癒されます。
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私も旅好きなので分かることもあれば、おかえりすげーなと思うところ多々あり。
でも、読み終えると「旅っていいな。」と思って、行きたくなるだろう。実際に私も旅行中にも関わらず、次の旅行のことを考えている始末…。
とても温かくなる小説でした。
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「丘えりこ」という芸名を持つ30過ぎの芸能人女性が主人公。旅ロケで全国を紹介する番組を持っていたが、スポンサーからの番組打ちきりを宣告され失業に。
・旅好きな主人公と、それを支える芸能プロダクション社長が考えたのが、旅行に行きたくても、病気や事情で行けない人の替わりに、旅行を代行する「旅屋」ビジネス。
・最初はALSという、全身の筋肉が硬直して動けなくなる難病を持つ華道家元の娘の依頼で、秋田県角館のしだれ桜を見に行く旅を。次には、大手ソースメーカーの会長の依頼で、愛媛県内子町へ、遠い親戚の墓参りに。
・旅の事情はいろいろで、いけない事情もいろいろ。ここでは2つの旅について、その事情の物語が綴られていました。あまり泣きは入りませんでしたが、これはうまく作るとシリーズ化できるような、テレビドラマにも出来るような話でした。
・前回の「楽園のキャンパス」では絵画への並々ならぬ知識を披露していましたが、作者の原田マハは、映画や旅行に対しても造詣が深いようです。そして何より、作者が楽しんで書いているのが良くわかる作品でした。ミステリーな事件も全くおこらず、それこそ旅行中にでも、気楽に読める作品ではないかと思います。
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胸がぎゅっとなる。登場人物が皆素敵。あたたかい。旅に出たくなる。そして旅から帰りたくなるお話だ。
2014/12/13
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旅に行けない人の代わりに旅をする、それが‘おかえり’こと丘えりかの職業になる、そういう話。
ちょっと泣けたし、つまらなくはないけど、後半の旅のエピソードがちょっとありがちかなぁ。前半の桜の話の方が好き。桜ともみじで対比なんだろうけど。
あと、おかえりさんと性格があんまり合わない(^^;
夫が出張の移動で読む用に買った本です、多分。
この作者の名前は知っているけど、私の読むジャンルの方ではないので、多分、こんなことでもなければ手に取らなかっただろうなー。
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よくある言葉で感動、とか感涙、とかあって、逆に敬遠しちゃってたが、何かに吸い寄せられるようにふと手にして読んだ。
…とてもよかった!久しぶりにうるっときた。
少しネタバレかもだけど、正直おかえりさんが自分と年齢近いこともあって、彼女を中心にストーリーを見てしまっていた。けれど実は社長のお話でもあって。ちょっとしたスパイスのための脇役、くらいに思っていた人が主役級に役割を果たしていくのがおもしろく、そのための細やかな伏線が素晴らしく。
その分、ちょっとおかえりさんへのフィーチャーが物足りなくもあり。おかえりさんは帰れるのかな…?と、気にはなるけど、そこまで気にならないというか。おかえりさんの闇にももう少し触れたい。おかえりさんの帰省旅にスポットを当てた続編が出たらいいな。
2015/1/7
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脱落することなく最後まで読ませていただいた。
ユーモラスな表現が多い。
少し日を置いて読んだりしので、内容の理解に詰まったりした。
著者の作品でこれが初め読んだ作品でした。
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まる2年ぶりの海外旅行から帰った次の日に、この文庫本に出会った。隣には山本周五郎賞を受賞した同じ著者の有名本も積まれていたのに、ついこちらを手に取ってしまった。「旅からおかえり!」って、言われた気がしたので。
旅では直前までは思いもよらなかった道を選ぶことは、しょっ中だ。それなりにその日の予定は作っているんだけど、ちょっと気になる町へ、ちょっと気が変わって右の小径へ、この店面白そうだ、そういう「直感」に導かれて入った処で、思いもかけない出会いや発見がある。全てじゃないけど、かなりの確率であるから、だから旅はやめられない。
旅屋おかえりこと、丘えりこの最初の旅の代行業で、晴れ女なのに、肝心な処で雨が降って、そういう時に出会った人たちがとても親切で、そういう時に観た雪がとても綺麗だったというのは、とってもよくわかる。旅には必ずハプニングがあるけど、それをプラスに変えるのは、正に本人の心がけ次第なのである。
「旅は、出かけるだけで、すでに意味がある」(144p)
本との出会いも、直感を信じて手にとった時の方が、素晴らしいものに出会う確率が高い。だから、読書はやめられない。
2015年1月6日読了