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清掃のスペシャリスト、キリコが謎を解くシリーズ。
だけど、ミステリ色も清掃方面もだいぶ薄いです。
シリーズ化が進んだせいでしょうかね。
設定だけが引き継がれているような感じ。
(それが悪いとは言っていない)
大介の出向とキリコの職場変更により偶然にも同じビルで
仕事をすることになったふたり。
ある日、大介はエントランスの清掃をするキリコを見つめる
女性を見つけて、声をかける。
すると、彼ら夫婦は彼女から彼女の旦那に関する
意外な依頼を受けることに。
ただ、その依頼の最中に彼女の旦那が事故に遭い、
直近3年間の記憶を失ってしまう。。。
果たして、彼の記憶は戻るのか。
依頼内容は無事解決することができるのか。
といった感じの内容です。
安定の近藤さんですね。
シリーズということもあって、するりと物語に入り込めるし
なんとなく読者に想像させつつも、ちらっとそれを裏切って
みたり。そんな加減がほんとに上手い。
難点をひとつだけ。
大介の性格、分かってるけどさ、これほどまでにキリコに
メロメロだったっけ?ちょっと鬱陶しいくらいでした。
その点がマイナスかな。
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近藤史恵のモップの精と二匹のアルマジロを読みました。
天使はモップを持ってシリーズの最新作でした。
ポップな服装の掃除人キリコの活躍を描いた小説です。
今回は長編ということでしたが、謎解きがイマイチでした。
キリコの物語はやはり短編の方がキレがあっていいと思いました。
キリコと大介のからみは面白く読んだのでしたが。
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近藤史恵さんの「女清掃人探偵シリーズ」第四段。初の長編は、記憶喪失の男性の謎を解き明かす物語。
短編のときは軽やかだった話の雰囲気が、長編になって重苦しい内容に…。ただ、終盤でタイトルの意味が明かになるあたりは、巧いと感じました。
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今回は長編。
キリコと大介がメインで話が進んでいく。
2人の絡みがいっぱい見れて良かった。
テーマが重いけど、文章が軽快で一気に読めた。
「2匹のアルマジロ」って、そういうことか。。。
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キリコと大介の夫婦は相変わらずかわいい。
後書きにもある通り苦い経験のが多いけど、介護だの無理解な親戚との軋轢や、悲しすぎる別れなど、キリコや大介みたいないい奴がこんな目にあうのは辛いと思うけど、ここらへんが近藤史恵らしい。
坂木司は系統は似てるけど、シビアさは低い。
ただ、若竹七海までの苦さはないので安心して読んでください。
今回の夫婦、個人的にはどちらも気持ちが分かるので最後の決断は納得できた。
しようがない、気持ちも自身の存在の在り方もも自分では変えられない。折り合いをつけて、そこで幸せになる努力をするしかない。
2人が選んだことは打算じゃなく、努力なんだ。そう思える最後でした。
ネタバレになるので、そこらへんの感想は省きます。
そして、久々に主人公の夫婦生活が長く出てきたのですが、キリコのご飯美味しそう!
普通ごはんなんだけど、遅れて食べる分のドレッシングをさっと作るとか、刺身買ってたのに旦那が帰ってこなかったらヅケにするとか、シチューを改変するとか、生活に根付いてるのがいい。
掃除の話は少ないですが、主婦キリコの活躍はたのしいよ。
そういや、あのマンションの隣の住人は眠り姫は戦うの、小説家さんですよね。京都在住じゃなかったっけ?
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キリコ第4弾。
シリーズ初の長編。
大介とキリコの結婚話…ってゆーか、あぁ本当に結婚してるんだなっていうエピソードが随所にあって面白かったです。
話自体は、テーマが思い割に軽めな印象。
でも、この軽さの小説なら、そんなもんかな、という感じです。
面白かったです。
このシリーズあんまり続けたくない…みたいなことを筆者さんのコメントで見たけど、私はこのシリーズ好きなので、続けて欲しいです。
次も読みたいです。
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キリコシリーズ初の長編。
今回はキリコと大介ががっつり出てきてそれは良かったけど、最後の謎解きがいまいち。
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清掃員キリコちゃんシリーズ第4弾です。
このシリーズ初の長編です。
今回はキリコちゃんの掃除の場面がほとんどないのがやや不満ですがその代わり、主婦業(主に料理の描写)が良かったです。
今回は大介視点で進むのですが、今まで物足りなかった2人の結婚生活について結構分かるようになってて、楽しめました♪
ただ、大介はキリコにメロメロすぎやしないか?って思いましたが。
長編という事もあって、今までの短編の作品とは少し感じが違いますがじっくりと登場人物を掘り下げたり、キリコ・大介の生活が描かれたり、このシリーズ好きな私にとってはとっても面白かったです!
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清掃人探偵シリーズ中、唯一の長編。面白いです。毎度のことながら、ぐいっと物語に引き込まれます。アルマジロと題されたこの本を読み、結局のところ、みんなアルマジロなのかもしれないな、と思いました。
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今回は、ちょっとヘビーな長編です。
いつもはライトな身のこなしで、くるくる動くキリコちゃんが少々お疲れ気味……。
夫の不可解な行動に悩む奥さんに、真実を話すか否か、夫に任せるか判断に困ったキリコと大介。
キリコちゃんは、「知らないほうがいいなんてことは、絶対ない!」と、断言します。
知らなければ、前に進めないからと…。
でも、夫・大介は、そこまで人間は強くないし、弱い人間を否定したくないと、心の中で思います。
この、心の中の葛藤が大介の優しさなんですよね。
誰もがどこかで悩むことを、二人が代弁してくれている気がします。
なかなか考えさせられるストーリーでした。
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最先端ファッションでオフィスの清掃人をつとめ、日常の謎も解くキリコ。彼女は越野真琴という地味な女性から、夫の友也の行動を探ってほしいと頼まれた。美形である友也の退社後には、数時間の空白があった。ところが友也が事故に遭い、3年間の記憶を喪失してしまう。その後、彼の身辺には不審な出来事が。キリコと夫の大介は、不負の絆をめぐる謎に迫るが…。
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シリーズ4作目は長編。
ちょっと悲しいお話でした。
きいちゃんのイメージが頭の中で動いてる・・・
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キリコシリーズの長編。トラブルに巻き込まれる大介とキリコ。長編なので、2人の生活や人柄が多く描写されており、より身近に2人を感じることが出来た。
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大介ちゃん、いい人だねえ…。
って、思わずつぶやきたくなるようなお話でした。
悪い人の出てこない、人情派ミステリーなんだな、きっと。
さらっと、さらっと読んで、読んだ後に疲れない。
で、面白かったなあって気分が残る。
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あとがきを読んだら、シリーズものだった
最近、そういうことを繰り返している
私好みのコージーミステリー
重い話題をサラッと流している