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別の本を買うためにコミックコーナーに寄った時に
通りすがりで見つけた本です。
タイトルに惹かれるところが最も大きいのですが、
書店の陳列の仕方がとてもいい味で、
購入の決め手となりました。
まだ数ページしか読んでいないけれど、
久しぶりにワクワク楽しめそうな予感。
二ヶ月連続刊行ということなので、
読み終わった後しばらく待たされる、ということは
なさそうなので、それも良かったと思います。
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買うたー。やったー( ´ ▽ ` )
検索機で在庫アリなのに棚で見つからないと思ったら、チェッカー台の上にいましたよ。
だけど、まあ、読めないんだけどね。原稿がね。ね……
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やだちょっと面白い。
小説の文章としては荒削りだし、うまくはないのかな、と思うけど、本も紙もない世界に突然行ってしまってどうしても本を読みたい!どうしたらいい?っていう設定に惹かれて2冊一度に買ってしまった。2冊目も早く読みたい。
ジャンルとしてはラノベなのかな?ラノベも、文体が苦手だったりして読みづらいものも多いんだけど、発想の自由さとか、作者の書きたい世界が比較的自由に表現されるとことか、ハマると面白くてあなどれない。
続きが楽しみです。
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現実世界に戻ってこれなくなるので時間がある時にじっくり読むといい。
チート転生物でも最初は苦労していくほうがやはり面白いので、何度も読み返し、10年くらいは完結しないのではないかと期待している。
web版と比較して読むと楽しい。
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司書資格を取り大学図書館への就職が決まっていたのにもかかわらず、大学卒業直後に事故に巻き込まれ死んでしまった
本好きな主人公の本須麗乃(もとす・うらの)。
運良く転生した麗乃は、22歳の大人の女性ではなく、
貧しい兵士の家の病気がちな5歳の女の子、マインとして目覚める。
おまけに転生したのは、人びとの識字率が低くて本が少ない、以前とはまったく違う異世界。
いくら読みたくても周りに本なんてあるはずないし、高価で手に入らない。
追い詰められたマインは決意する。
本がないならどうする? 自分で作ってしまえばいいじゃない!
目指すは図書館司書! 本に囲まれて生きるため、本を作るところから始めるのだ!
本好きにはたまらない
前代未聞のビブリア・ファンタジーのはじまりはじまり。
本書はweb小説投稿サイト「小説家になろう」に連載されていたものを加筆修正して、書き下ろしの番外短編2本を追加したものに
人気イラストレーターの椎名優の可愛い挿絵がふんだんに使われています。
それにしても目の付け所がいい♪
本がないと生きられない本の虫が、
庶民には手が届かない、
「本が高価な異世界」に行ってしまったら…という奇抜な設定がまず秀逸ですね。
(異世界転生ものは数あれど、少女が主人公でこれだけ本好きなキャラも珍しいでしょう笑)
しかもその世界は本だけでなく、学校もなければ時計もないし庶民の家には鏡もない。
お風呂は盥(たらい)で水洗いして雑巾のようなボロ布で拭うだけ。そしてトイレはなんと、大人も子供もみな、おまるなのです(笑)
そんな過酷な世界に贅沢三昧の日本の女子大生が堪えられるのか?(笑)
もちろんマインは激しい拒否反応を起こします(笑)
そしてこの世界では7歳になって洗礼を受けると、子供であってもみんな見習いの仕事に就かなければならなくて、
7歳以下の子供であっても森に行って薪拾いや家のお手伝いをするのが普通の常識なのです。
しかし、マインにはまずその体力がないのです(笑)
みんな森に行って薪を拾ってくるのに
森に行くまでに体力が尽きて歩けなくなってしまう絶望的レベルの虚弱っぷり。
(そしてムリをすると熱を出して何日も寝込むことに…)
そんなダメダメなマインですが
状況に甘んじないのが
この小説の面白いところ。
体力がなければ頭を使えとばかりに彼女は成人だった記憶をフルに生かして、
アボカドに似た木の実を潰して植物油を取り薬草で匂いを付けて
自家製シャンプーにしたり、
細いかぎ針を作ってもらい、母にレース編みを教えたり、
金属を磨いて鏡を作ろうとしたり、
草の繊維を編んで古代エジプト時代の紙であるパピルスもどきにチャレンジしたり、
紙の代わりになる粘土板や木簡を作ったり、
パルゥという果物の搾りカスを使ってホットケーキやパルゥバーグを焼いたり、
少しずつ少しずつ自分のアイデンティティを見つけ
自信を取り戻していく様は爽快です。
本が買えないなら本を作ろう。でも本を作るにも紙がない。
紙がないならば紙を作ろう。
でも紙を作るにも体力、腕力、身長、年齢、お金がない…。
そんな「ないない尽くし」の多すぎるハンデを背負った少女が
持ち前のチャレンジ精神と粘り強さで
一つ一つ地道に問題を解決し、
亀の歩みながら夢に一歩一歩近づいていく展開が妙にリアルで共感するし、
ハラハラドキドキしながら
小さな主人公を応援したくなるのです。
(この作者、コレがデビュー作らしいですが、文章は思ったより上手いし、先行きが気になって一度読み始めると途中で止められない中毒性があるのも魅力だと思います)
マインより一つ年上の優しい性格の姉、トゥーリと
みんなの兄貴分の少年ラルフ、
主人公のマインと
病弱なマインの面倒をいつも見てくれる金髪頭で男らしい少年のルッツ。
この二組の淡い恋も気になるところですが、
とにかくスローテンポな物語のため(笑)
この第一巻ではまだ紙の代わりをなんとか用意できる段階になったばかり…
本が手に入らない世界で司書になるというマインの夢が叶うのは
どうやらまだまだ先のようです(笑)
( 無料で読めるweb小説投稿サイト「小説家になろう」では現在第四部まで連載されており、書籍化も第三巻が6月に発売予定です)
サクサク進む派手なストーリーより
地味なテーマでも丁寧に綴られた世界観を堪能しながら
ゆっくり物語に浸りたい本好きさんや、
ハリポタのように壮大で長い長いファンタジーが好みであれば
ハマる要素はあるんじゃないかな。
あっ、表紙を見れば分かるように
イラストがホント素晴らしい出来なので
それぞれのキャラをイメージしやすいのも◎。
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本好きの女子大生が転生し、兵士の娘で虚弱な5歳児に…。
本なんて何にもないマインが何とかしようと奮闘する話。
マインの性格が最初とっつき悪く、自分が○○したいからから始まる行動が強引。しかしながら読み進めていくうちにその頑張りに応援したくなって…、読み応え有り。
『マインのいない日常』ルッツ視点。子供達からみたマインとかあって楽しい。
『変わらぬ日常』幼馴染の修視点。麗乃の本好きは10年前から病気だ…な話。
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一言で表すなら「本がないなら作ればいいじゃない」
下町に生まれた主人公が、生まれもった高い魔力と、前世の知識があるという才能?を十二分に発揮して、虚弱体質でありながら成り上がっていくストーリー。主人公の常識、周囲の非常識。周囲の常識、主人公の非常識!この対比がすごく面白い。
ぜひレクラム文庫くらいまで本づくりを頑張ってほしい。
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図書館で。友人に薦められたけど買うのはなあ…と思ったら図書館にあった。有難い事です。
ちょっと…いや、大分主人公はダメ人間ですが周囲が甘やかしてたんだろうなあ…。母子家庭で夕食出来たら呼んで、は無いだろう(笑)。その割に母がいろいろ仕込んだ手作業が結構頭に残っているのは母がすごいのか。
色々ツッコミどころはありますが本が読みたい、無い、じゃあ作っちゃえ、という考え方は面白い。けど…なんか違う気がしないでもない。今のところこちらの常識と彼女の世界の常識がそれほどずれていないので面白く読んでますがそのうち魔法とかが出てきたら許容できるかどうかが微妙な所。
取りあえず一部は読んでみようかな~
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設定がおもしろい!強くてニューゲームのような、前世の記憶を持ったまま生まれ変わるような、誰しもが一度はしたいなと思うことですね。私も麗乃のように本はすごく好きだけど、その読んだ本の内容をいきなり異世界に飛ばされても実践できないと思いました。いろいろなジャンルを読んでいる彼女だからこそひとつの想いを胸に工夫をしてあのような環境でも生きていけるのでしょう。あとお母さんのおかげもありますかね。
続きが気になるのですぐに予約しました。
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やーっと1巻読み終わったー。本が手軽に無い世界で生活環境改善しようとしていくマイン可愛すぎか。リンシャンとか麗乃スゲーって思いながら読んでた。レース編みのところで何故かテンション上がる手芸憧れ人であった。
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図書館、相互貸借。本好きすぎる主人公が異世界に転生…そして受け入れるの早すぎてびっくりした(笑)けど私もそこにある物を工夫して使って便利にするの好きなので、マインと似たタイプかもしれない、と思った。粘土板の爆発…練りが足りなくて空気が入ってたのかなー?子供の力じゃ無理だろうなぁ(^_^;)
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【図書館本】タイトルで気になったのと、転生(憑依)ものは嫌いじゃないので。読み始めたときはタイトルの“下剋上”に引っかかっていて(誰に? 神?)混乱ばかりだったのと、あまりの病弱ぶりに気持ちが冷めたりという状態だったけど、終盤から徐々にストーリーが楽しくなってきて“下剋上”の意味が気にならなくなったし、あまりの虚弱体質も伏線だったことがわかりどんどん引き込まれていった。今段階でオットーさんとベンノさんはツボりそうな予感。
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本好きだったというわりに、あんまり昔風の暮らしや異文化に対して知識や免疫がないなあ…というのは少し気になったけど、全体的にはおもしろかった。次も読みたい。
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本が変態的に好きで、大学図書館の司書に就職が決まっていた女子大生・本須麗乃(もとすうらの)。自宅で本を読んでいて、地震のような揺れを感じた時、積み上げられて本が麗乃の上に降ってきた。そして…
気がつくと、見知らぬ世界で生まれ変わっていた。病気がちな5歳の少女・マインとして。貧しいけれど仲のいい家族。兵士のお父さんに、美人で裁縫が得意なお母さん、1歳年上だけどしっかり者のお姉ちゃんトゥ ーリに守られ、病弱ながらも幸せに暮らしていた。
現代日本での記憶も残しつつ、マインが生きてきた生活の記憶もある。(なんで?)
でも、現代日本人だった麗乃としては、お風呂に毎日入れないのやか髪を洗えないのは辛い。生活のいろいろが前時代的。
マインは知識を持って生活改善に取り組む。
あくまでも、夢は司書。
いつか、この世界でも本を作ってやる!
なぜ異世界に生まれ変わったのかとか、年の割に賢いマインの事を、家族やご近所さんたちは違和感なく受け入れていることやなどは謎。識字率も低く、本なんて貧しい家庭には縁のない世界で、本が読みたい、本が好きだから、自分で本を作る!というは発想がすごい。思うところは残りつつも、続きはよ見たい。
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本好きにはたまらないんじゃないかと思う設定の1冊です。
紙の発明すらまだで、本は超貴重品でそうそう手に入らない世界に転生してしまった、司書志望の読書マニア女子高生。
ないものは自分で作ってしまえと本づくりに挑戦するけど、この世界での自分は病弱な5歳幼女だから、スポーツ万能じゃないコナン君状態、頭脳は大人だけど体がついて行きません。
それでも、パピルス、粘土板、木簡、竹簡と、書物の歴史を辿っていくように本作りに挑戦していく姿は、読んでいてとても面白い。古代文明人にリスペクトな気持ちになりますね。
しかし、目指すところは紙を作り、本を作り、出版して、図書館を作って、司書になるというもの。
だけど、この世界で大衆が手に取れる本を作るなんて、市場をひっくり返すどころじゃない、国をも転覆させかねないことです。
この後もそう簡単にはいかないはず。
続きがとても気になります。
それにしても主人公の知識が凄い。
いわゆる女子力的な要素もかなりありますが、やっぱり図書館で様々な本を読んで、いろんな雑学が身についちゃってるんでしょうね。