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ほの暗い
2022/01/16 05:07
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投稿者:まかゆら - この投稿者のレビュー一覧を見る
まるで絡新婦のようだなと思いました。
妹が受けに嫌悪するのはもっともだなとも。
だから受けが嫌いというわけではなく、攻めが受けに執着しているのも本当だが、受けの存在そのものが攻めを引きずり込んだんだろうなと思わせるような最後でした。
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ぶっ飛んでる
2019/08/01 20:14
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投稿者:さなにょろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。
一貫して攻めは受けに執着してる。
執着物だけど怖くなかった。
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もう一度、読まなくちゃ!
2019/03/21 14:41
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投稿者:ととも - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後にストンと納得。できました!
もう一度、読まなくちゃ!となる読後です。
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ひえ〜
2018/10/16 15:51
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投稿者:やっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後ある意味ホラーでした。
学(受)は多重人格者…。
終盤の攻のセリフで「全員好きだよ」?だったかな、そういうことだったんですね…、何、全員って…って、恐怖を感じたんですけど、学のバックボーンを考えたら精神崩壊はするだろうなと、ストーリーとしては奥行きがあって面白いと思いました。
ただ、サスペンスホラー要素が最後すごかったなと、ある意味覚悟して読まれたほうがいいかもしれないです。
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菊子が気になる…。丸木作品だから「彼女」との絡みもあると思ったのにな~しかし最後の葵の手紙はなんて江戸川乱歩調か。世にも奇妙な物語。
二周読むと訳の分からない独白?モノローグ?がほぅとなる。学の夢で出てきた棺桶というワードは「ビリー・ミリガンと23の棺」を連想した。虐待は人格破壊に繋がるという…。うーん、オチからの続きがもっと読みたかったな。
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以前はご自身でイラスト描かれていた丸木センセですが、「罪の蜜」「鬼子の夢」「忍姦」等、笠井あゆみセンセとの最強タッグで魅せてくれる作品がすごくいいですね。互いの持ち味が生かされています。
隠微で官能的な丸木文華ワールド全開のストーリーでした。
大正レトロBL。伯爵家の嫡子と奉公人の身分を超えた禁断の愛が描かれています。
裕福で何不自由ない暮らしを送る祐太郎は、明るくて頼もしくてイケメンでどこから見ても完璧な王子様です。
そんな彼が溺愛して庇護する学は、父親から暴力を受けても忍耐し健気に日々を過ごす薄幸のヒロインそのもの。
独特の仄暗いドロドロした濃厚なエロさはさすがでしたw
この先何かあるよね?ぜったいあるよね??と思わせる不穏な予兆、伏線にゾワゾワさせられました!
父親の暴力に耐え抜く学は痛々しいですが、我慢するうちに抑圧された感情が無意識のうちに膨らんでしまったんでしょうか…
祐太郎も完璧な王子というわけじゃなく、かなりひどく侵されていましたw溺愛じゃなくて、執着しまくりです。
なぜ、学にそこまで執着を見せるのか?というところが病んでいましたね…
学の一線を引いた態度に、あと一歩踏み込めなかった祐太郎。とてもじれったかったのですが、その分、学の父親失踪事件の後、タガが外れたように学を抱き潰すシーンでは萌え滾りました…w
ものすごく執拗に学を抱く祐太郎は、王子様キャラ完全に消えて危ない人レベルになってるけど、これはこれで萌えます。可愛い、可愛いって言い過ぎ~!
何でそうなったかというのは、次第に理解できてくる仕掛けになっています。
究極のハッピーエンドでした。葵がキモッって怒っているのが目に浮かぶようです…
話のまとめ方は「妖の宴」のようなかんじ。独特の情念の世界が確立している丸木センセです。
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大正時代の裕福なお家の主従関係もの。攻めが受けを溺愛するのも、狂っているのもおいしく頂けました。最後に妹の手紙でなんとなく予想はしてたけど、なるほどと思いました。お父さんは知ってたのかな?知っていたから余計に受けに暴力をふるっていたのかもしれません。まぁなんにせよハッピーエンドでよかったです。
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幽暗な中にある灯明のような怪しい美、ミステリアスで耽美な世界観
幻影を見せられているような不可思議な引っ掛かりをずっと保ちながら読み進め、後半にあぁ、あの人の言葉はこの事かと伏線を回収すると、何とも因縁のような情の深さを感じる作品でした。
回りにとっては不可思議で嫌悪を感じる関係は、二人の育ちからなのだろうと思うと哀れであり、だからこそ執拗なのだと理解できました。アタクシは純愛だと思います。
笠井あゆみ 先生のイラストが怪しい美しさを表現され素敵でした。