紙の本
政治家とは
2018/09/30 14:37
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投稿者:しゅうろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
政治家を目指す子どもを応援する一方で、自分の過去の過ちを反省しながらも徹底的に妨害しようとする。人の心は恐ろしい!政治家を目指すとは、こんなにも大変なのか・・・続きが読みたい
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2010/8/12 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2021/7/24〜8/2
ドロドロした出世や権力に固執する人たちの話は、あまり読んでいて気持ちの良いものではないな。しかし、最後に一波乱起こして、終わるとは、なかなかの展開。確か続編が血戦のはず。どうなるんだろう。
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http://booklog.jp/users/amanjaque/archives/4062767333
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下は勢いが減少してきたという
印象が強いですが
私的には面白かった
次がありそうな終わり方もいい
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下巻に入り読むスピードはますます速まる。三奈が薬を使って尚子を中絶させる場面はぞっとしましたね。そこまでやるかと。まあ、楡周平ならやるか(笑)最後もう一山あり、続きがあるなと思わせる内容。
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上巻からの続き。
面白いんだけど、後半急ぎ過ぎかなぁと思った。上巻をもうちょっと削って後半を厚くして!って感じる。
この続編があるっぽいんだけど、文庫本になるまで待つかなぁ。それとも買ってしまおうか。もう、タイトルからして「血戦」ってところが期待してしまう。
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権力を前にして、人間の強さと弱さが描き出され、
狡猾な思いが交錯する人間ドラマが生み出されています。
後半から締め括りに話が進むに従って、
物語は不時着するような感が否めなかったです。
続編があるようなので、そちらに挽回を期待したいと思います。
文庫本が出ていないようなので、それまで待とうかな。
いや、早く読みたいな。
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この人の作品は朝倉恭介シリーズを始めとして大体読んでおります。
ビジネスマン出身だから、お仕事シーンは結構リアルなのですが、この作品にはあんまり活かされてなかったようです。
内容は、学生運動当時に知り合った活動家の女とノンポリの男/活動家の男が現在成功した実業家・政治家として再会する。
更なるランクアップを目指す政略結婚の両親として…。
息子は完璧な開成から東大を出て国費留学でハーバードに行った完璧な坊ちゃん、という設定だったのですが、実際にはまわりの状況にあたふたと振り回されて、結局はお母ちゃんや彼女に助けてもらうっていう結構マヌケな役どころになってしまっております。
政治家の娘の彼女も、捨てられて大変なメにあう元カノも、結構強いオンナ!なのですが、なんだかなぁ~というかんじです。
唯一よかったのは学生運動当時の描写でした。
かなりいいかんじで描写されており、その頃の活動家や生きるのに必死で活動する余裕も全くなかった学生たちの生活が上手くかかれていたと思います。
でも、そういう背景のある彼等が、結局はドロドロのジジババになってしまうっていうところが、月日は残酷っていうか、リアリティーがないっていうか、なんだかなぁ~と思ってしまうのでした。
2011-09-10 09:11:29
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人間の権力への執着心、貪欲さなどよく描かれていると思います。引き込まれました。続編、楽しみです
[BOOKデータベースより]
三十年の時を経て、息子と娘の見合いの席で再会した二人。しかしそれは呪われた宿命が動き出す瞬間だった。また縁談のために崇に捨てられた宣子は、彼への復讐を決意する。野望と愛憎が交錯する二世代の男と女。現代版・華麗なる一族を壮大に描く長編小説。
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自分の信念を貫く為には、
一切の妥協は許さない。
自分にとっての信念とは何か、
考えさせられる。
青海長雲暗雪山
孤城遥望玉門関
黄沙百戦穿金甲
不破楼蘭終不還
青海の長雲 雪山暗し
孤城遥かに望む玉門関
黄沙百戦金甲を穿つも
楼蘭を破らずんば終に還らじ
青海に雲が垂れ込め、
雪をいただく 山々は暗く見える。
ただ一人前線の砦より遙かに玉門関の 方を見つめる。
黄沙の戦場で百戦し、鎧甲にも穴があくほどだが、 桜蘭を破らないうちは死んでも帰らない。
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権力と金、野望と愛憎の楡ハードボイルド作品。「小説現代」全16回連載。テレビドラマ化。
東大安田講堂攻防戦に参加し革命を目指す女性活動家「有川三奈」と、「権力の内部に入り込み頂点を目指す苦学生「白井眞一郎」。互いに愛し合うも30年の時を経て、病院グループの経営者、与党政調会長として息子と娘の見合いの席で再会。呪われた「宿命」が動き出す瞬間。
ただ、息子「崇」の出生の秘密も、縁談のために捨てられた「宣子」の復讐劇も中途半端。結末も何も完結していないで終了・・・。これで終わられたのではたまらないと思ったら、2012年『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京2「血戦」』。そりゃそうだろ、これで終わりなら★★。次に期待の★4。
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主人公の一人は、かつて学生運動で失敗した理想社会の実現を子供に託すが、そこには多くの宿命が待ちうけていて、登場人物を苦しめていく、というストーリー。
現代版・華麗なる一族と評されているが、登場する家庭の裕福さ、主に結婚によりもたらされる閨閥に着目したらそうなるだろう。
しかし本作は本家本元の「華麗なる~」とは違って、応援したくなる登場人物があまり登場しない。人間の際限ない欲がリアルに描かれていて、そこが非常に面白い。
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かって権力に反抗し革命を夢見た2人が、一転何十年の時を経て権力に取り憑かれた女狐と古狸になって、欺瞞と策略にまみれた泥仕合をしかけあう。うーん、清々しいまでに醜い。特に三奈が眞一郎を権力に取り憑かれた悪魔と罵るところは、お前が言うなとしか言いようがない。しかし、結局崇の父親が眞一郎ではなかったのだから、尚子は本当に流産損である。ひでー姑。
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「世界で最も貧しい大統領」を知った後だけに、真一郎、崇の2人は、最高権力を握った後、何をしたいのか。
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正直いまいち
リアリティがうすく、ストーリ全体が中途半端!
あれ、この件って結局どうなるの?
それでおしまい?
っていうのがあちこちに残ったままで、個人的には納得できないまま、あっという間に終わってしまいました。
とくに、最後の最後はあれれれ...
ぐぐってみると、続編があるようです。
続編読まないと終わらない感じです
全体のストーリとしては、学生運動という形で外部から世の中を変えようとしていた活動家の女「三奈」と、権力構造に入り込むことで、内部から世の中を変えようとする男「眞一郎」のそれぞれ2世代にわたる権力物語です。
おおよそストーリ展開が見えるところも減点
下巻では、
婚約破棄をもくろむ「三奈」
あの手、この手で婚約破棄をさせようとして、「宣子」まで利用
さらには、婚約者の妊娠がわかると薬で堕胎させたりとやり放題!!
一方で「眞一郎」は自分も権力の頂点を目指すため、何とか結婚を成立させようと親子関係がないことを証明するDNA鑑定を捏造!
それを確認すべく「三奈」もDNA鑑定を依頼し、その結果は?
って結果が出ないで物語終わっているんですけど..
さらに「宣子」の復習も仕掛かり中
さらにさらに「眞一郎」は別の後ろ盾を得ようとしていて、この結婚どうなるの?ってな感じ
で、下巻が終わっちゃうんですけど..
ひどくないですか..これで物語終わらせちゃって..
続編読むしかないのかなぁ..