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人間は恒常性維持機能(ホメオシタシス)という働きがあり、本能的に自分が心地いい場所に戻ろうとする機能がある。要するに人間は元来保守的な生き物であり、この機能により変化を嫌うということに対して根本的に逃げるはできない。
だから基本的に何かを始めるときは「めんどくさい」と感じる。
著者はその「めんどくさい」の9割は捨ててもいい偽りのめんどくささで、残り1割の「めんどくさい」に取り組めばいいと言っている。
その1割のめんどくさい(宝物)を見つける方法は
1.めんどくさいを分ける(因数分解)
2.分けためんどくさいをさらに色分けする(見える化する)
3.9割のめんどくさいを捨てる
4.残った1割のめんどくさいと向き合う
このようにめんどくさいとの向き合い方を変えるメリットは3つ
1.めんどくさいことへのハードルか下がる
2.先手必勝でリスクを最小限に抑える事が出来る
3.人生の目標が高くなる
ステップ1の因数分解するのは、一つのめんどくさいを5~10の要素に分ける事が目安。そうやって分けていくと意外とめんどくさくないということがに気が付くこともあり、本当のめんどくさいを浮き彫りにする。
ステップ2はステップ1の因数分解した要素から、自分の感じているめんどくさいの正体を深く理解するため、めんどくさいの指数に置き換える。
結局めんどくさいと感じた時にどのようにとらえるかで変わるという事を自身の体験をもとに書いている。
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【結局避けてない】
結局めんどくさいことやってます。
著者はめんどくさいことはやらずに避けるようなことを言われていますが、避けずに向かっています。
本当のところはめんどくさいことをめんどくさくないように工夫しています。
脳みそを使って、考えて、工夫をする。これを怠ると成長するはずがありません。
ただ単に何もしないということではありません。
将来役に立つことかどうかを現時点で判断することはむずかしいです。
日々、追われながらしている仕事も、本当に自分にとって必要なことかと問われれば、必要なことではないように感じます。
本当に必要なことが何なんか、少し立ち止まって考えなければ見えてきません。
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めんどくさいこととの向き合い方。
めんどくさいと思ってることを一つ書く。
それを細かくブレイクダウンする。
ブレイクダウンした各項目にめんどくさい度数(0〜100%)で評価。
最もめんどくさい度数の高いものだけ、残して後は捨てる(折り合いをつける)。
最もめんどくさい度数の高いもの(→その人にとって大事なモノの場合が多い。)に、向き合う。
向き合う途中で挫折しそうな時は、それと向き合ってうまくいった自分の姿を思い浮かべると良い。うまくいった瞬間ではなく、その後にほっと一息ついた瞬間を思い浮かべると良い。