投稿元:
レビューを見る
大好きな番組「クール・ジャパン」。もう10年目にもなるのね。で、その内容を司会の鴻上さんがまとめた本。つい最近見た記憶のあるエピソードもしっかり入っているし、鴻上さんのいろんな考察とか裏話とかもふんだんに入っているのでただの番組まとめ本以上の出来ではないでしょうか。キリスト教が西欧文化というか人々の考え方とか習慣に与えた影響とか、世間と社会の話とか、実に興味深いな。
投稿元:
レビューを見る
クール=カッコいい、優れている、素敵だ。1位洗浄機付便座、2位お花見、3位100円ショップ、4位花火、5位食品サンプル、6位おにぎり、7位カプセルホテル、8位盆踊り、9位紅葉狩り、10位新幹線、11位居酒屋、12位富士登山、13位大阪人気質、14位スーパー銭湯、15位自動販売機、16位立体駐車場、17位ICカード乗車券、18位ニッカボッカ、19位神前挙式、20位マンガ喫茶
投稿元:
レビューを見る
日本のこと、海外のこと、その差異などが細かく書かれていて最後まで面白く読めた。
筆者の語り口が軽妙。
投稿元:
レビューを見る
買ってきて積んどいたら、娘(中1)に先を越された。おもしろかったらしい。
わたしにとっては日頃の留学生たちとの付き合いを通じておどろかされたりおもしろがったりしていることを追体験しているような内容。
著者が出演している番組を見たことはないけれど、過剰に外国人からほめられたいでも日本を美化して自慢したいでもなく(日本発のユニークさを紹介するのが主眼なので、そのマイナス部分にはずいぶん目をつぶっているかもしれないけど)、ただ文化の違いや多様性をおもしろがるという方向性なので楽しく読めた。
投稿元:
レビューを見る
途中までで、図書館に返却。書きぶりも、内容もおもしろい!日本って良いよなぁと改めて思う。
その後、再度借りて、最後まで読破。クールジャパンを読んで、日本を誇りに思うのは少し違うと書いてあったけど、やっぱりそれでも、誇りに思う。おかしなところは、世界で揉まれて変化していけばいいし、自分も日本にこもらず、しがみつかず生きていければと思う。
投稿元:
レビューを見る
日本人ほど外国からどう思われているか気にする国民もいないだろうと思う。自分自身もどちらかというと気になる方だ。そんな人が手に取りそうな本だ。まあ、やはりというか、クールベスト20なんかが出てくるが、最も面白かったのは世間と社会の話だ。鴻上の別著『「空気」と「世間」』も読んでみようと思う。
投稿元:
レビューを見る
脱アンチNHKとなってから、たまに氏の番組を見ていたが、書籍化されたので入手。過去のネタも知り、単なる日本礼賛的内容ではなく、独特の舌鋒で、かつ軽いタッチで突っ込む内容。それが良かった(類似の本や番組は結構好きだったので、本書の内容はほぼトレースでき、ネタ的な新鮮味は特にないのだが、それでもおもしろいので)。
政府の文化支援の的外れ性の指摘は素晴らしい。有識者は沢山近所にいるのだから、積極的に民間に委託すれば良いのにと思う。せっかくのコンテンツを曲解されることが一番悔しいものであるので。
投稿元:
レビューを見る
日本ってすごいすごい、と自画自賛するだけでおわらないところがよいです。東洋と西洋の違い、東洋の中でも東アジアとそれ以外での違いなど、外からクールと表現される部分に目をむけながら、これからの「クール」を考えられる一冊です。
投稿元:
レビューを見る
鴻上さんはいつ読んでも面白いなあ。語り口が飄々としてて一見軽いんだけど、とっても洞察が深くて感心し、ためになります。dating period のとこがすごくスッキリしました!そうだろうなとは思ってたけど、ここまでハッキリ書いてるものは初めて読みました。
あと日本人は世間話はするけど、社会話はしないってとこもすごい納得。さらに社会話の例として犬散歩してる人同士が挨拶するってあって、これも激しく同意!!自分も初めて犬飼って思ったのは、「あれ、日本人って犬連れてる人にはこんなに気軽に話しかけてくるんだ!」というものでした。全然知らない人でも犬連れ同士だと必ず挨拶するし、犬同士を会わせるときは「大丈夫ですか〜?」
とか「いいですか?」とかか声かけます。これって本の中に出てきた、外国のスーパーのレジでHi!と挨拶して「私は怪しいものじゃございません。万引きしません。社会の一員です」ってアピールするのと一緒だなと思いました。鴻上さんの世間の本も読んでみようかな。
投稿元:
レビューを見る
帯文:”日本はまだまだ奥が深い” ”NHK-BSの人気番組『cool japan』の司会者として、世界を旅する演劇人として、外国人から聞いて議論したニッポンの姿。”
目次:プロローグ 「クール・ジャパン」とはなにか?、第1章 外国人が見つけた日本のクール・ベスト20、第2章 日本人とは?、第3章 日本は世間でできている、第4章 日本の「おもてなし」はやはりクール!、第5章 日本食はすごい、第6章 世界に誇れるメイド・イン・ジャパン、…他
投稿元:
レビューを見る
テレビ番組に携わっている著者が、そこで取上げた話題や、更に踏み込んだ外国と日本との着想の違いに関する考察や、“クール・ジャパン”が「日本発の好いモノ」、「日本が誇るべきモノ」という“一般名詞”的な意味を帯びたり、“政策”のようになる中で、「演劇文化を担っている」という立場も交えて思ったことを綴っている一冊だ。なかなかに興味深い!!
「一寸したネタ」を愉しむような感で、意外に深く、日頃の暮らしや感覚に関して考え直してみる契機になりそうな…そんな一冊である。
投稿元:
レビューを見る
NHKの番組「cool japan」の司会者が見た、聞いた「クール・ジャパンとは?」
外国人が「クール」だと思う日本の文化、「理解できない」と感じている日本の風習などを紹介。
番組や自らの海外経験を通して感じた、日本(日本人)の姿、その進むべき道についても意見を述べている。
投稿元:
レビューを見る
2006年から続くBSのcool japan司会の鴻上尚史が書いた本。クール・ジャパンがクールでないのは周知だが「コスプレはよくてフィギュアはダメ」という文句が気になり読んだ。
日本人はそう思わないが外国人にとってクールなものがあるというのは承知していたが、外国人、特に西洋人が理解できない日本人のセンスに少なからずショック。たとえば、仔牛の時から育てた牛を加工場に送り出した高校生が涙する(食用なのに泣くことはないだろう)、とか、赤ちゃんとつきっきりで寝る(親は別室でセックスするだろう)、とか。
文化と意識の違いが国によってあること、というか、自分たちの常識が世界ではそうでないことを知り得ることができる貴重な本。そういうギャップをうまく認識させるのは鴻上尚史ならではだろう。
長期的に投資をして長期的に取り組むことで文化の壁を越える場を作りプロデュースをしていかないといけない、という巻末の文は本文とテイストが違うが、鴻上尚史の的を射た指摘で、こちらも必読。
2009年外国人の思う日本のクールベスト20
(アイスコーヒーやママチャリも人気)
1.ウォシュレット
2.お花見 ただし紅葉は理解できない
3.100円ショップ
4.花火 線香花火は侘び寂びな哲学っぽいと思われるそう
5.食品サンプル かっぱ橋にお店もある
6,おにぎり 海苔は好き嫌いが分かれる
7.カプセルホテル
8.盆踊り
9.紅葉狩り
10.新幹線
11.居酒屋 注文しながら食事ができる(最初にまとめてでなくてOK)飲みだけでない、メニューが多い
12.富士山登山 山自体を愛でる感覚はない 1215年ラテラノ公会議で決めた告解義務付けを書いている
13.大阪人の気質 ボケのノリのよさ
14.スーパー銭湯
15.自販機・コンビニ
16.立体駐車場
17.ICカード
18.ニッカボッカ・地下足袋
19.神前挙式
20.マンガ喫茶
投稿元:
レビューを見る
一気に読みました^ ^ え〜そこ?^^; といいたくなる視点、たくさんあるんですね〜(・_・; ただ単に、日本は素晴らしい!ではなく、ものの考え方、そのものを見直すいい機会になりました(^ ^)
投稿元:
レビューを見る
【所在・貸出状況を見る】
http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=all&category-mgz=all&materialid=11500072