紙の本
さすが甘詰先生
2015/08/07 22:36
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投稿者:ふじぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
90年代のオタク文化の世界が舞台です。
登場する女性陣が皆魅力的なのは、さすが甘詰先生。
今後の展開が楽しみです。
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自分は丁度2段階世代が下なもんで、あまり共感と言った感じではないのだけど
それでも当時どんなことしてたか、世間はどんなだったかと言うのを
ストーリーや各話間のインタビュー記事を通じて思い出させてくれた。
しかし何よりこの本を読んで思うのは、何故俺は大学でサークルに所属どころか検討もしなかったのかと言うこと。
(いや、大体はっきりしてて本キャンとの移動が面倒だったのと家の事情なんだが、それでも)
大久保キャンパスにもサークルあったのだから検討ぐらいしてみれば良かったんだ。馬鹿、俺の馬鹿。
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普段買っていない雑誌を、多分グラビア目的かなんかで買った時パラパラめくっていて発見。
後日、単行本が出ていたのを見かけ購入して、今日まで積んでいた一冊。
199×であり、1990年代を舞台にした青春譚。
ヲタ文化の濃縮版であり、このタイトルであるが、「19XX」は関係ない。
著者の自伝的側面を持つらしい作品。
1994年ごろをスタートに、当時のヲタ大学生の一面を描きつつ、ヲタ趣味を隠したいが故に孤立する主人公の様子が描かれる。
会話の端々に、当時を生きたヲタ系男子ならば避けては通れない辺りの実在系エロ漫画の話題を散りばめて、懐かしさを誘う。
ただ、この辺りのタイトル出しておけば当時のヲタクたちは大喜びでしょ?ってだけの演出がわたしは一番嫌いなので、残念。
多いんだけどね、そういう扱いの作品。
もう数歩踏み込んだ、当時のヲタサーあるある的な部分を掘り下げられていたら喜んじゃったんだけどな。
エロ漫画がテーマなので、ほんのりとしたエロ漫画的描写はあるが、成年マークは無し。
話の合間に、数ページずつ、当時(から)輝いていたエロ漫画・お色気系マンガ・同人作家辺りのインタヴューが掲載されていて、懐かしいんだろ?で釣られる層は、その辺り目当てでもよさそうな感じでもある。
表紙にゲームのレバーやゲーメストなんかが描かれているけれど、ゲームが登場するとは思えない展開なんだよなぁ。
続巻を探すかは未定。