非常に実用的で説得力のある悩み対策
2002/04/21 23:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いかめしい表題のこの本は、“How to Stop Worrying and Start Living” by D. Carnegieの全訳で、本屋では「自己啓発」のコーナーに必ず置かれている。題名が示すとおり、この本は「悩み」の克服法を書いたハウ・ツー本である。本書は世界的な大ベストセラーとなり、今でも全世界でカーネギーの自己啓発セミナーなるものが開催されている。僕はこの手の本は嫌いで読まないのだけれど、昔の友人がこのセミナーに出席していたく感激していたことなどもあり、数年前に読んでみた。
言わんとすることは単純明快だ。冷静に事実を分析して感情を排除する、ということに尽きる。カーネギーはそれを次の公式にまとめている。(1)最悪の事態を想像すること、(2)最悪の事態を受け入れる覚悟をすること、(3)落ち着いて事態を好転する努力をすること。ありもしない期待にしがみついたり、逆に解決不可能な問題に無理に努力して焦ったりして精神も肉体も消耗してしまうことが最悪であり、冷静に対処することが必要なのだという。至極もっともで、たとえば抑鬱症に対する対処法としてよく言われていることとも共通するところがある。
本書の面白いのは、徹底的に実用書として構成されていることである。各章の末尾に要約があり、また最初の第一部ですべての結論を述べている。おそらく人生のなかで一度は学ばなければならないことがここに簡潔に書かれているので、この本が売れるのもうなずけるのだ。
また、さまざまな実例が数多く取り上げられているのも面白い。実績があがらずレイオフの危機にあるサラリーマンなど、競争社会たるアメリカの生々しい姿が浮き彫りになっている。これから社会にでる若者に読ませたい一書だ。
引用された以下の言葉が本書の内容を総括していると思う。
「悩みに対する戦略を知らないものは若死にする」--- アレクシス・カレル
投稿元:
レビューを見る
「 精一杯生きた今日は
すべての昨日を幸せな思い出に変え
すべての明日を希望の見取り図とする 」
投稿元:
レビューを見る
素晴らしいの一言です。自己啓発と言ったらこの人、D・カーネギー氏の本です。藤田社長・熊谷社長の本に登場してきて読んでみる事に。社長、しいては良い大人になるための登竜門な本です。
投稿元:
レビューを見る
本当に悩んだ時に読まないとこの本の良さはわからないと言われたので読まずにとってあります。今のところ、悩みという悩みもないため、放置状態。
投稿元:
レビューを見る
ちょっと厚い本ですが、悩みを抱えている人、悩みを抱えそうな人にお勧めです。
実際例をもとにして悩みとはこういったもので、こういう転換をすれば解消するというロジックで書かれています。
短く読むには、各章の最後の太字だけを読んだいくだけでもある程度の内容はつかめます。
投稿元:
レビューを見る
現代多くの人が自殺という心の病を治すことができずにいる。人間の悩みに対しての克服の仕方が書いてある。幸せに人生を歩むには必須条件ではないか。
投稿元:
レビューを見る
主に「悩んだ」ときにどのような対処をとれば、悩みを解決できるのかということが書かれている有名な本。
この本を読んで以来、悩んだとしてもこの本のとおりにすることで、悩みがより軽く感じるようになったと思っています。
一度は読んでおいたほうが絶対にお得です♪
悩みを克服するにはどうすればいいかということが書かれています♪かなりオススメ!!
投稿元:
レビューを見る
「悩み」克服のための、永遠の真理について書かれた本。良書。悩みについていろいろ気づかしてくれるだけでなく、解決法まで示してくれる。
投稿元:
レビューを見る
「人を動かす」とともに有名。
万人に薦められる本。誰もが悩みを持っている。その悩みとの向き合い方が記されている。
投稿元:
レビューを見る
D・カーネギーの名著。
原題が、"How to stop worrying and start living"となっているが、その題名の通り、「悩みをいかに克服するか」ということに焦点を置いた本だ。
結論から言うと、現代においてもずいぶん通用する対処法が、多数実例付きで紹介されている点で、ちょっと古めかしい部分はさておいても、素晴らしい本だと思った。
同じく名著として語り継がれる「人を動かす」よりも100倍くらい素晴らしいなと思う。
悩みが心身にもたらす悪影響をとりあげ、それを克服するための様々な対処法を紹介している。悩む暇がないくらい多忙にする、最悪のケースを先に想像しておく、過去・未来のことで悩まず今に目を向ける、どうしようもない現実はただ受け容れる、宗教心を持つなど、なるほどと思わされるものが多かった。
またいつか読み返してみたい本。
投稿元:
レビューを見る
名著です。
初め、強い衝撃を受けました。
キリスト教的な考え方が根幹にあるのかもしれません。
失敗に過剰に反応するな。
自分が幸せかどうかを考えることは不毛なことだ。
成功体験と失敗体験をノートに書いておこう。
→自分自身が自分の最大の敵であるから。
これがこの本で学んだことです。
人の話が多く載っていて、スムーズに読めると思います。
みじめな気持ちになる秘訣は、
自分が幸福であるか否かについて考える暇を持つことだ。
というジョージ・バーナード・ショーの言葉が
一番印象に残っています。
投稿元:
レビューを見る
まえがきにも書いてありますが、背景が第一次大戦中です。(偉人の話が出てきますがかなり古い)
どんな偉人も「悩み」に悩まされていた。悩みを克服することで成功したり、健康になったり。
悩みとは・・・。
説明するよりも読んだほうが分ると思うので、簡単に。
私(自分)は何を悩んでいるのか?
それに対して私(自分)は何ができるのか?
紙などに書き出すことにより明確になり、建設的に物事に対処することができる等。
とても一言ではあらわせません。ボリュームもある本なので。
辞書みたいに使うといいかもしれません。問題に遭遇したときの手助けになるかと。
起こりえないことに頭を悩ますこと自体が無駄なことなんて書いてあります。
投稿元:
レビューを見る
悩んだときに読む実践本。
"How to stop worrying and start living"
投稿元:
レビューを見る
ありとあらゆる悩みに対する処方箋ともいうべき内容で、行き詰まった時に何度も開きたい本です。一度きりの大切な人生を、素晴らしいものとする学ぶべき事例も数多く含まれています。
投稿元:
レビューを見る
こんな素晴らしい本はない。
もっと早くにこの本を読んでいれば
こんな悩み虫な人生で苦しめられなくても良かったのに。
でも、これからの人生は変われそう。
この本に感謝。