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…すごいぞ青山さん…!!!!
不気味で不穏でドロドロなのにまっすぐで衒いも迷いもない黒々と輝く生き生きとした文章の美しさに見惚れるわ…
父以降、思いもよらない重い話になってしまったはずなのに内容が重くなるほど文章は輝きを増し快活に見える。映える。
すごい、大好物、とても気持ちの良い読書だった。
正しい文章でつづられていたからこんなにも正しく見えたのかな、とても正しい内容ではないのに。
「愛をしている」とか、これしかないという表現の素晴らしさ。
あああ、この人からしばらく離れられないぞ…
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4人家族の4人が順々に語る短編連作集。
なんとなくもやっとしていたものが最後まで来て腑に落ちるというか、ままならないのが人生だなと思う。
そして、生きるって腹をくくるってことでもあるんだなと。
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2.5
長男の結婚を機にそれまでの仲良し4人家族が徐々に崩壊していく話。四章のうち、夫々の視点で時間が流れていく設定。妹の麻紀はいびつなブラコンや兄の和俊のいとことの結婚、夫婦の不倫と兄妹の出生の秘密などドロドロした話。愛のことを色々語ってるがいびつな感じがイマイチピンとこなかった。重要な選択は重要であればあるほど短い時間に非論理的になされるらしい。また、愛に関することはなんでも時間がかかるらしい。
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両親、兄、妹の4人家族
ブラコンの妹の章から始まり、兄、父、母と
章ごとに語りが変わる
そして徐々に家族の秘密があきらかに
ちょっと展開におどろきました
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登場人物の誰にも共感できないまま読了。舞台が知っている街なので風景がリアルに想像できるという点だけは楽しかった。