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あらすじに覚えがあると思ったら、やはり文庫化された作品でした。
タイトルが変更になっていたのですね。
2004年03月刊 サンクチュアリ (ラキア・スーパーエクストラ・ノベルズ)
書き下ろしあり。^_^
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新作じゃなくて書き下ろしを収録しての文庫化作品。
ある日突然さらわれて、亡き恋人の身代わりとして陵辱され、人形のように扱われるけれど、決して酷い扱いではなく贅沢な暮らしと甘美な快楽を与えてられてしまう…という、一見HQ調な始まり。
ちょっと古風で王道かなと思いつつ、いつの間にかすっかり感情移入させられてしまう作家さん。
甘くてふわふわしてるだけのHシーンではなく意外に執拗で濃厚な上級エロと、キャラの心情や行動の描き方がうまくて一本筋が通っているので、思わずストーリーにのめり込んでしまいます。
最初はなんで佐智はこんな嫌な男を健気にも好きになったりするんだろうかと呆れますが…いつものことですが、最後にやられます。もう涙。
どうして唯臣を好きになったのか、その理由を考えると切なくて切なくて…!
決してゼイタクさせてくれるからとか、身体から仕込まれてしまったとか、そういうことじゃないんですよね。
また、唯臣の方も晶への嫌がらせだけじゃなく、自分の勝手な執着愛に耐えぬいて応えてくれる佐智にだんだんと特別な感情を抱くようになって、人として成長しています。
謝罪シーンにはうるっとしてしまいました…
佐智って幼くてかわいいけど、どこか聖母マリア様みたいで慈愛に満ちてます。
独占欲過剰な男と愛に飢えてる少年の年の差愛。普通とは言い難いいびつな愛の形だけど、これも愛…ですね。
割れ鍋に綴じ蓋cpで、まちがいないです。
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雪代鞠絵さん、大好き
今作は、最初ドロドロで切なくて
胸が張り裂けそうになりましたが
後半のメロメロがすごかった。。。
怒涛のごとく愛が溢れ出ましたよ
はぁ、良かった。
でも、途中の客に佐智を見せつけるシーンは
あまりにも辛かった。
そこまでしなくても、と思ってしまった。