投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
有馬公生のピアノがついに開花し、宮園かをりは散っていった。その一連の描写が感動的。そして、本作のタイトルは、最後の手紙に書かれたフレーズ「そして 一つだけ 嘘をつきました」を表していた。そんなこんなで、とても美しい最終回。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
10巻までは借りたりなんだりで
買ってはいなかったのですが、
この巻だけは買いました。
これから買い揃えます。
読みたくない、読みたくない、
と思いつつ、ページをめくる
手が止まりませんでした。
涙も止まりませんでした。
何回読んでも、私は泣く自信があります。
結果ではなく、主人公と彼女の心情描写が
胸に響くからです。
一人一人のキャラクターが素敵で
愛しいからこそ、こんなにも
泣けるのだと。
むかつくぐらいぐずぐずしてて
でもそれが共感できちゃって、
恥ずかしいぐらいさらけ出していて、
この作品に会えたこと、
幸せに思います。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
半月くらいでイッキ読み。
一巻から最終巻まで、森のなかに一本道が貫かれていたようでした。単行本で読んだのでさらに感じたかも。
でも、その道をよ~く見渡すと木陰やちょっとした小路やら、遠くに山々とか色んなものが見えてきます。
何度も散歩して味わえそう。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
こうなるのはわかってる。こうなるのはわかってた。あっという間に通り抜けていった彼女はあまりにも美しく、鮮やかだった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
とても良く練りこまれていて素晴らしい作品だった。漫画を読みながら表現に目を引かれて何度もページを遡り、舐めるように読み返したのは初めてだった。タイトルに繋がる仕掛けが全て繋がった瞬間は得も言えぬ感覚。クライマックスのシーンの演出も素晴らしかった。大きな枠で見て、きちんとテーマが戦略的に構築されてクライマックスで結実するように、しっかりと切り分けられていたのが良く感じられた。学ぶものが多かった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
これからは容易に想像がつきます。いつも、いつまでも胸の中に繰り返し、繰り返し、よみがえり、かなしみとともに、前に進んでいく。陳腐なかなしみでなく、生きる糧としてのかなしみ。
ミステリのような恋愛ものでした。終わらせ方は、作者の手にありますが、リフレインでなく、象徴的な終わらせ方もあったのでは。多様な読みの余地を残すことができれば、読者の中にも物語が生まれるからです。
ともあれ音楽でしかあらわせない、自己表現とコミュニケーションの極致を、群像劇として、構成し、描き切った著者に脱帽です。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
非常にいい漫画だと思いました。
私にはこれぐらいの尺が一つの物語としてはとてもいいと思います。
一つのテーマを書ききってます。
最初の涙の理由についても少し触れていて自分としては回収してくれてありがとうという気分です。
テンプレートと言う人もいますが、今の世の中しっかりと終わらせることができる作者は素晴らしいと思います。
また、時を置いて読んでみたい作品です。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
最終巻らしい終わり方でした
精神的にもろい主人公の公生がかおちゃんとどう向き合うのか?
そしてかおちゃんの思いを読むことが出来て心が洗われるようでした。
私たちは今の一瞬を大切に生きていかなければと思いました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
泣いた。鼻水たらして泣いた。
予想できた展開だけど、もう一度二人で一緒にステージに立つことを願っていただけに、幻想の中でしか叶わなかったのはとても悲しかった。
かをちゃんの手紙で「君が好きです。好きです。好きです」って連呼するとことかな、もう、連呼するのやめろよ、泣くだろ!!知ってたよ、こっちは!!
的な感じで、鼻水止まらない。
公生がかをちゃんや今まで関わってきた人たちとの思い出を辿りながら、バラード弾くシーンは本当に素敵で、この子のための曲じゃないの、これ。とか思わされてしまった。
切なげで優しくて似合うんだよな、ものすごく。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
こういう終わり方の物語は好きになれない場合が多い。
けれど、『四月は君の嘘』は素直に泣けたし胸が締め付けられた。
登場人物それぞれの想いが理解できるし、彼らがみな前を向こうとしているから、切ないながらも純粋に美しい。
かをりに注目しつつもう1度全巻読み返してみたくなった。
音楽の物語としても、伝わってくるものを感じた。
公生、かをり、演奏者それぞれが奏でる音を聴いている聴衆の気持ち、音楽を聴いて揺さぶられている、その心の震えが伝わってくる。
登場人物それぞれが自分なりに精いっぱいで、いやな人が一人もいない。
そんな中でも、かをりのお父さんお母さん、年齢的なものか彼らにぐっと来た。
やはり哀しいし、手放しで最高!!とは言えない気持ちもある。
けれど、確かに心を揺さぶられた。
青春の物語としても、音楽の物語としても、人間の成長物語としても。
公生、椿、みんなの未来に希望が、光がありますように。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
読み終わったー\(^o^)/
元天才ピアノ少年の苦悩を描いた漫画。
ただただ泣けた(´;ω;`)
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
最終巻。絶望に打ちひしがれる有馬公正を「私がいるじゃん」と励ましながら自らも一人を恐れている宮園かをり。わずかな希望を求めて手術に挑む彼女や今まで出会ってきた人たちに自分のすべてを音にのせて届けるため公正はピアノを演奏する。アニメ版をみていたので宮園かをりの嘘については知っていたのだが、初登場時に流していた涙のワケをいまようやく理解して自分のニブさを呪う。地味に渡は引きずりそうで彼の今後が心配だ。喪失感と安心感がないまぜになったような、良い表情するようになったな公正。アニメ版も原作も観終わり拠り所をなくした君嘘難民の僕は「いちご同盟」へと旅立ちます。さようなら。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
有馬公生だだ落ちモード。。。
そりゃ、
片思いの女の子が危険なんですもんねぇ。。。
カヌレ食べたい。
なんど、
あなたはヴァイオリンを弾いてくれたんだろうね?
みんなの前で、
僕たちの前で弾いてくれたのは1回しかないのに、
なんど、
あなたはヴァイオリンを弾いてくれたんだろう。
へーちょ?
ひっちょ?
大阪?
澤部?
あなただけでなく、
みんな、
みんなが居てくれるんだ。
でも、
あなたに届け、
あなたと最後のコラボレーション。
宮園かをりがついた嘘。
有馬公生にはびっくりすぎますよね。
ちなみに、
今まで名前が登場してないけど1番いい味だしてたの、
柏木奈緒ですよ。
本編で確認してください。
「flumpool」の「星に願いを」を聞いても、
「Acid Black Cherry」の「眠り姫」を聞いても、
今は、
宮園かをりしか思い出せない病です。。。
あなたの居ない春に、
あなたに届くピアノを一曲選ぶとしたらどんな曲がありますか?
ラヴェル笑
まだ、
読み終わってません「いちご同盟」
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
全巻読了
一巻一巻、演奏シーンで鳥肌が立つ。思いや、葛藤、時に苛立ちなんかを、音楽で言葉にする、というのに、心を打たれました。
自分を表現する演奏家もいれば、作曲家の意図を探って演奏する人もいて…その人の演奏から心情を読み取れるってすごいなぁ、音楽の世界に精通していたかったものです。
読み終えてみて、違う終わり方だったら、レビュー書いてなかったかなと思います。普段、あまりこういう終わり方は好きではないのですが、今までの11巻を振り返った時、心が締め付けられます。もう一度、一巻を手に取りました。そして、宮園かおりを主人公として読みました。すごい漫画だなぁ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「この演奏は告白だ」ショパンバラード第1番ト短調作品23。聴きながら読むとなるほどと。逝きたくも、置いて行かれたくもない。そんな公正の想いはかをりに届いたんだよね。音楽での告白だなんて、演奏家にとっては最高じゃないの。出会って1年。短くも濃い、そんな中3の1年間を過ごせたことは心に残る。