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11巻完結。先行していたアニメ版の出来が良すぎたので、若干印象が薄れてしまった感はあり。とはいえ、それでも完璧な着地でしっかりと終わってくれた。青春マンガの傑作として長く読まれることでしょう
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第1巻で、なんとも切ないストーリーだと感じ、それはどんどん確信に変わりました。
涙なしには読み終えられなかった。
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最初は、演奏シーンに物足りなさを感じたりもしてたんだけど、読み進むにつれだんだん本質に気付いてきて、感情を通して音世界を表現する技法に、どんどん惹き込まれていました。恋愛を中心に据えた恋愛ものと考えた場合、すっかりそっち方面には冷めてしまっていると思っていたのに、思い切り感情移入しちゃってました。ラストの手紙、切ないけど良いすね。幼馴染が恋人に変わる瞬間の主人公の表情、なんとも言えず秀逸でした。
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泣いた。涙なしには読めず。ものすごい喪失感。四月は君の嘘の意味がわかったとき、改めて想いが込み上げる。
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神童、有馬公生という14歳のピアニスト。
11歳で母の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなる。
14の春に幼馴染の椿、渡とともに 宮園かをり を知る。
かをりはバイオリニスト。
ピアノの音が聞こえなくてもいいと、伴奏を頼み。
かをりの全身全霊での演奏、前向きな姿勢。
コンサートから離れていたが、引き込まれていく公生。
かをりに背を押され、立った舞台。
そこには今まで味わった事のない世界が。
徐々にかをりに惹かれていく公生。
かをりは渡が好き。椿は公生が好き。
かをりは緊急入院を繰り返し体調は思わしくない。
公生が舞台に再度立つに当たって、母の親友 紘子 が師匠となる。
そこへ公生によって人生を変えられて二人登場。
武士と絵見。
二人の想いは公生を突き動かす。
そんな時、凪が紘子の教えを請う。
紘子は公生に教えを託す。
実は凪、武士の妹。
凪の通う学校で学祭に公生が一緒に出演。
凪を引きずり、振り回す。凪は喰らい付く。
その様子をかをりに聞かせ。
かをりが少しでも 生きよう と再度前を向く。
が。
甲斐なく。
そんな時に渡されたかをりから公生への手紙。
実はかをりは公生を知っていた。
幼き日、ピアニストを目指していたかをり。
公生のピアノを聴き一緒の舞台に立つことを望んでバイオリニストに転向。
本当は、渡ではなく公生が好きだと告白されて。
全てはかをりのいない時間に明らかに。
椿も公生が好きだと告白して。
公生がかをりを好きだと渡も承知してた。
聞こえない耳を抱えながら、公生は前に進む。
音大付属の学校に進学することを希望して。
ライバルである武士、絵見と、弟子である凪と。
先生であり、第二の母である紘子と。
モノトーンで始まった物語は、極彩飾に彩られる。
アニメにもなった作品。
思った以上にアニメで泣けて原作を読んだ。
原作ではやっぱり補完される。
泣かされる。
その後、短編とかあったら嬉しいなー。
ふと、何年か後の彼らと会ってみたいと思った。
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ハッピーエンドがすき。なんだけどな。
とにかく青春の一言ではいい表せないない熱い物語。
素直になれない彼女、彼らの一途なお話でした。
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最終巻。
全巻読み終えてすごくいい話だったな、と思いつつ、個人的には物語の展開を、非現実的、悲劇的な事実に依拠しすぎたという印象もあります。
後から公生とかをりの関係の形作っていった周辺事情(公生の幼少期やかをりの病気)を振り返ってみると、ちょっと非現実的すぎるというか、少し情緒的すぎて、納得感みたいなのが置き去りにされてしまってる感じが残りました。
そういった観点からいうと、椿の純情さの方が心に残ってる。
個人の嗜好といえば、それまでなのですが。
すごく感傷的な気分にひたりたいとき、また読んでみたいと思います。
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終盤の展開はどうなるんだろうねえ…といろいろ予想していたら、ほぼ想定通りの結末を迎えました。展開は王道、ベタと言い切って差支えないと思います。
…でも泣けました。泣けたなあ。
音楽を題材とした作品を紙媒体で描く事は、当然ながら至難の業です。だけど読み手には確かに、ピアノの調べが、ヴァイオリンの響きが、そして演奏者の息遣いが驚くほどリアルに伝わってきました。クラシックに対する造詣が浅い自分にとって、多分作中の使用曲と、自分が脳内に流しているメロディは全くの別物。でも確かに、紙面から音楽が色鮮やかに立ち昇ってくるのです。案外これは、本作が紙であるがこその意外な効果なのかもしれません。
時に切なく、時に愛らしく、時に青春。泣いて、笑って、何かが心に残る。久々に「名作」という安易な言葉を使ってみたくなりました。素晴らしい作品に出会えました。
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これで完結。
思った通りのラストになり、驚きはなかったが、やっぱり泣けた。
最後で使われているの、どんな曲だったか動画サイトへ聴きにいったら、スケートの羽生選手のショートプログラムのやつだった。
あの曲……すっごく場面に似合う。
せつなくて、はげしく、そしてやさしくもあり。
余韻が今も残る。アニメも全部観たいなあ。
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読了。途中の巻で、全部読んだら、売るかなと思ったが、最終巻まで読むと売れないなと思った。今日一日胸一杯になってしまった。
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中学生で大好きな人が2人も死ぬって今後大丈夫なのかと心配になるがどうか頑張ってほしいと思います。マンガだけど。
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知人に借りて読破。
どちらかが死ぬ恋愛ものは好きじゃない(読んだら読んだで楽しめる)ので、最初はあまり深く考えずに読み始めた。
ピアノ漫画は好きなので、これもなかなか面白く読めた。
ただ幼馴染やヒロインの暴力が多くて、これは男だろうと女だろうと無理。
絵も見やすいタッチだけど、子供のタッチは好みじゃなくて残念。
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「(かをりとの)忘れられない風景が僕を支える」「奮い立たせる」「つき動かす」。
人との関係・関わりは、たとえ一方が死すとも、もう一人の記憶に残る。真摯であった死者の想いを受け継いでいくのは生者のみ。それはまるでバトン・リレーの如しだ。
想いの継受を見事に描いた作品は「ヒカルの碁」であったが、本作も負けず劣らず素敵な作品であった。
公生は、かをりの生き様を受け止められたが故に、演奏家の道に邁進できるのだろう。ここが、単にトラウマにしかならなかった母の死とは違う意味を持つのだ。
では、なぜそうなったのか?。
それは、かをりとの関わりが、公生に生きる意味、ピアノを演奏する意味を気づかせたからに他ならない。
もちろん人の死は悲しい。が、受けとめて前に進まなければならない。辛い事実から逃げるわけにはいかないし、終わり(End)でもないのだ。
ではもう一方の、かをりはどうか。恐らく(記憶がなくなる不安、急激な意識の混濁、足が動かず、手・腕が思うように動かせずバイオリンを弾けない描写。そして開頭術と思しきシーン)は、悪性脳腫瘍に罹患していたかをりは、不治であったろう。しかもそれに自覚的であったことは明らかだ。そんな中、懸命に生き、発した数々の言葉は、単に胸を打つだけでない。
生きた証、特に、公生とのデュエット演奏、それに至る過程は、彼女自身の生の輝きを体現したと言えるのではないか。もちろんその中には「一つだけついた嘘」も含まれる。恋心の止むに已まれぬ発露として…。
ただ、彼女の行動や言葉は目前に迫る死との葛藤を加味して初めて、その内実を量ることができそうだ。
繰り返しになるが、確かに死は悲しい。15歳の死も50歳、90歳のそれも変わらずに悲しい。しかし、人間であれば避けられない現実である。そうであるならば、中身が伴った生きる過程こそ貴いのではないだろうか。
かをりの行動や言葉に、隠された想いや不治の病の重さを感じるが故、彼女の生は輝けるものとなったと見たい。
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漫喫で声を殺して泣きました… 目も腫れて、家に帰れない…
かをりちゃんやぁ… かをりちゃんやぁ…
AppleMusicにサントラ的な音源があったので聴きながら読んだのがいかん。最後のショパンのバラードはいかんやろ。あー、読めて良かった。
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ピアノでしか強い感情を表せないのが公生なのかも。
でも届いたと思う。
そうやってこれからも生きるんだろうな。
第一言語はどうしたってピアノなんだ。