ケーススタディで学ぶ資料作成
2019/05/19 12:33
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投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
1 業務処理報告書
群管理
連続した一連業務を時間単位で区切り、その一単位毎を群として管理する
×累積グラフは、問題を内包してしまう
・問題の早期発見
・ボトルネックの発見
・リソースの計画的配分
・数値化で改善
2 売上報告書
・継続性の観点で認識
・棒グラフで時系列管理と将来傾向をつかむ
・数値と%
・表には合計値は必須
3 要因分析レポート
積上げ面グラフ
・発生原因別に紐付け
・吹きだしで実数と率を表示
×折れ線グラフ
全体の推移のみで要因が掴めない
・原因と結果の把握
・数値化による優先付け
・ピークの把握
4 会議議事録
読まれて、ナンボ
・A4サイズにフォーマット化する
・テーマは明確に
・項目を縦に揃える
・報告と決議(決定・未決)を分ける
・事実と評価を分ける
・議事内容は会議の場で確認
5 プロジェクトマネジメントシート
・アウトプットを具体的なモノやアクションで定義する
・納期と担当者を決める
・工程は担当者単位で区切る
※ガントチャート
メンバー以外の人にプロジェクト進行の説明時にて活用できる
6 パレート図
80:20の法則
早急に解決すべき問題の把握
最も優先的に手をつけるべき項目を明確にできる
7 回帰分析
ex)気温が上がればアイスクリームの売上が上がる
アイスクリームの売上 y=ax+b
予測したい変数・・目的関数(アイスの売上)
目的の説明変数・・説明変数(気温)
因果関係を浮き彫りにできる
PDCAサイクルがロジカルに回し易くなる
8 プロセス分析シート
業務の進捗状況をプロセス毎に追いかけ、問題点を発見したい時に役立つ
入口と出口をを明確にして母数の変化やコストを追いかけることで、本質的な疑問を導く
各プロセスの定義づけを明確にし、業務と業務の切れ目を把握し、実態をつかむ
・プロセスを明確に定義する
・最初の投入部の母数を明確にする
・各プロセスの歩留まりを把握する
上記3点を踏まえて分析し、業務の「穴」を発見し、問題点解消の道筋を見つける
9 プレゼンテーション
主役は「話し手(人)」
プレゼン資料は、主役を引き立てる脇役に過ぎない
プレゼンテーションの目的は、メッセージを聞き手に伝えること
企画書の主役は「企画書そのもの」
・パワーポイントのスライドに書いてあること以外のことに時間を使う
・読む人に一瞬で理解されるスライドを追求する
・読む人に言いたいことは何か?と考えさせるスライドは失格
・ワンスライド・ワンメッセージ・ワンイメージ
・自分が伝えたいメッセージをいかに短文で言えるようにする
・メッセージは説明ではなく、解釈で、文字数は20字前後
・1つのテーマにつき、3つの項目を用意する
10 企画書
A4一枚で「つかみ」で勝負が決まる
最初に、相手の関心を得られなければ終わり
・結論は最初に!
・タイトルは大きく表示
・この企画書で何が言いたいのかを考える
・視線の自然な動きを意識する
・数字の表現方法 8億超→×8.1億
・画像は、クオリティの高いものをチョイス
・伝えたい単語・フレーズは強調する
・「評価」がない資料は、資料ではない!
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三木雄信『世界のトップを10秒で納得させる資料の法則』を読む。
72年生まれの著者は東大経済学部から三菱地所を経てソフトバンクへ。27歳で孫正義の社長室長に転じ、ソフトバンク流分析術をたたきこまれたそう。
シンプリファイの技法を熱く語っており、プレゼン資料と企画書のあり方への思いは哲学のレベルに昇華。エクセルを使ったパレート図の作成や回帰分析の作り方も解説されており、分析屋にはたまらぬ仕上がりです。
有意の若人に読ませたい。
【本文より】
◯要望の件数は、1回につき一つと心しよう。複数の要望を突きつけられると対処は難しいが、一つだけであれば解決しやすい。因果関係を分析し、要因分析レポートを出す。この連続が問題解決に貢献する。
◯担当者は一人に絞り、必ず明記
サブの担当者を置くのは構わないが、最終的な責任者は必ず一人に絞りたい。
◯スライドに書いてある以外のことにほとんどの時間を費やそう
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【2016年10冊目】
1年以上積ん読してましたが、ようやく読了です^^;
資料作りのノウハウがたくさん書かれてます。全部は覚えきれないですが、使えそうな部分もあります!
プレゼン資料と会議資料の違いはなるほどーといった感じ。
混同してる人多いですよね^^;
また必要に応じて読み返したいと思います!
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ソフトバンクで孫さん相手に資料作りをしていたと。たぶん、この本を読む初心者向けにつくったのだろう。資料作りの基本を押さえている。若い人におススメ。
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この本を読んで感心するか呆れるか、試験紙として機能する本。全部が低レベルというわけではないが、例えば回帰分析の章。結局Excelで近似直線を描くだけで終わってしまう。コケる。冒頭のツカミは面白かったので騙された。
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孫社長の元で働いていた著者、効果的な資料の分析や魅せ方について触れています。毎月報告書を書いたり、企画書を書くことが多いのでとても参考になりました。
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資料のまとめ方です。効率よくやる方法やわかりやすいものをどばっと書いてあります。ベースに入れる事は大事なので、こういう方法があるのかー程度でいいのでオススメです
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議事録の作成ルールや資料の作り方によって問題や課題の本質が見えてくるというところは参考になりました。ソフトバンクでは回帰分析が基礎として定着しているというところも新しい発見でした。
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元SBの著者による、ビジネスマンのアウトプット、企画書やプレゼンに関する指南書。
回帰分析、しっかりマスターしょうと再認識するきっかけをくれました。
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丸善丸の内本店 一般書売場担当 松本直亮氏
2015/8/11 3:30 朝刊
孫正義・ソフトバンクグループ社長の元秘書を経て、今は教育事業を手掛ける三木雄信氏の解説は説得力がある。主にプレゼンテーション力を高めたい30代前後のビジネスパーソンが購入している。
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資料の見やすさや、分かりやすさを強調する場面では同意。加えて、議事録などの作り方も非常によかった。
プレゼン関連については、技術職の話には使いづらいカナという印象。あそこまで省いたグラフを作ると、返って不信感を呼びそう。
例として出される資料が、ソフトバンクぽくて、ソフトバンクの中の人たちはホントにこの人の考え方を実践されているんだろうなと思いました。
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面白いよ。技術系なので使わないけど。でも結局経営ってほぼ線形のトラッキングだから回帰分析くらいまでなんだよねえ。ってか、そこまでは使えないと絶対まずいとかいうことがよくわかります。あんま孫さんは出てこない。
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「3日以内に経営の要素を1万個挙げろ」という強烈なエピソードから本書は始まる。こんなことをいわれたら普通のビジネスマンは耐えられない。そうした無理難題に答え続けた孫正義氏の側近ならではの視点が面白い。一般的な企業は資料を議事や報告書代わりに用いているが、ソフトバンクは課題を炙り出し説得する武器と捉えていることがよくわかる。
肝心の内容は至ってオーソドックス。主にコールセンター系業務の事例が多く特別なノウハウや必殺技は書いていない。王道の内容なため無難ではあるが物足りない。せっかくソフトバンク社長室であったのだからスケールの大きな事例と秘伝技術を読みたかった。
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資料はシンプルに、見る人が一瞬でわかるように作ろう、ってな内容。そのこと自体は大賛成ですが、この本で語られている中身自体は特に目新しいものは無く。そもそも10個の主要資料って言うが、これが主要資料か?という疑問とともに、なんかそうばら的な印象を受けちゃいました。
ソフトバンクで、孫さんに鍛え上げられたことを売りにしてるだけに、期待値が高かったのもあるかもしれないですが、個人的にはいまいち合わなかったかな。
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《リード》説得できる資料の作り方のヒントを教えてくれる本
《内容》ケーススタディ:業務処理報告書・売上報告書・要因分析レポート・プロジェクトマネジメント型会議議事録/シート。
《コメント》今まで作った資料に説得力がなかったことを実感した。参考になった。