紙の本
本読みのための本読みによるコミックエッセイ。
2020/03/27 22:00
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投稿者:なまねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書や本をめぐるあれこれをとりあげた、活字多めのコミックエッセイ集。
取り上げられた主な本などは以下。
尾崎放哉
芥川龍之介
「羊たちの沈黙」トマス・ハリス
「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス
「十皿の料理」コート・ドール
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」フィリップ・K・ディック
「古事記」
「飛ぶ教室」エーリヒ・ケストナー
「誰にも気づかれずに大バカが治る」野田秀樹
「牛への道」宮沢章夫
「燃えよ剣」司馬遼太郎
「世界の犬図鑑」
「平行植物」レオ・レオーニ
「完全自殺マニュアル」鶴見済
「香水」パトリック・ジュースキント
「妻を帽子と間違えた男」オリバー・サックス
夏目漱石
「ワーズ・ワード」
「ホット・ゾーン」リチャード・ブレストン
「改訂新・心理診断法」片口安史
「ロマンティックな狂気は存在するか」春日武彦
「私はなぜ狂わずにいるのか」春日武彦
「中国の思想第10巻孫子・呉子」
「植物の神秘生活」P・トムプキンズ、C・バード
その他
とまあ、ジャンルのふり幅がとても広い。
著者が漫画家だったというのもあるだろうが、本質的に書物を愛していた人なのだろうと思う。
私はこの本をきっかけに「牛への道」や「香水」などを読んだ。
読書初心者というよりは、ある程度読書に慣れた人が「なにか面白い本ないかな」と思ったときに読むといいかもしれない。
紙の本
本好きと愉快な仲間たち
2000/07/11 18:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふき - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画なのに…いや、漫画でも読書なんだ!!
そう思った1冊。吉野さんの本を読むたびそう思う。
クールなようで人の読書欲をくすぐる話がめじろおし。
ぜひぜひ、ここまでたどり着いたのなら読んで欲しいな。
く〜っと感じる事いっぱいだから。気になる木が育つよ。
きっとね。
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本の解説を漫画を通して、書いており、私と本の趣味が同じだと言うことを知って、少し、喜んでいる自分自身があります。
カフェで気軽に読める本です。
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本に纏わるエッセイは大好き。それがマンガで描かれてるなら一粒で二度美味しい! 筆者のお父さんは典型的な日本の夫であり父であり、でもそれを第三者の目から描くと何とも面白い。
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本は心のごちそう。さまざまな分野の本を、マンガや対談を通してさまざまな楽しいエピソードを盛りこみながら親しみやすく紹介。本を生活の中の一場面において、ストレートな感性で綴る。
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本を紹介するサイトで見かけた新刊本の中に懐かしい名前。最近はあまり週刊月刊の漫画雑誌を手に取らなくなったが、以前読んでいた頃は割と好きなタイプの漫画家さんだった。
文かな、いや漫画だろうと予想をつけて図書館で借りたら漫画+エッセイでした。とても楽しく読めた。紹介する本は面白そうだ(まあ面白くなさそうなのもある)タイトルもなかなかの妙味。
この中の一つに「解説(後書き)を先に読むか否か」という話題があった。私は最初に読む派。時折「ここからは未読の方は読まないで」などと書いてあることがあるがアレは困る。読むなと言われると余計読みたくなるじゃないか。(推理小説だとしょうがないので我慢する)
ところが娘「後書きは後で読むけど解説は読まない」ふーんそういうのも有りなのね。
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題名から想像した内容とは違ったけど面白かった。
名前だけは知ってて読もうとしなかった本が沢山出てて読みたくなった。
この当時は話題作だったのかもしれないけど今は定番だよね。
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吉野さんは大好きな漫画家!というだけじゃなく、読書する私の道しるべというか本の世界の素敵な案内人です。若い頃かなり影響を受けたなぁ。
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吉野朔美氏による、マンガ版読書エッセイ集。
「イナバの白うさぎの話で、ウサギが騙して海を渡ったのは?」
という問いに対し、
(そういえば…?)と、頭を悩ませた。
ワニだったような、
サメだったような?
正解を見て仰天。
こんな生き物の存在を、
あたりまえに認めていた幼い自分を愛おしい!と、思ってしまった。(^^;
気になる方は
「古事記」(岩波文庫より)のご一読をぜひどうぞ。
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作者は漫画家さん。ワタクシ、ぶ~けで「少年は荒野をめざす」を読んだ世代です。
だいたい見開き4pくらいの漫画ですが、なかなか骨太なラインナップでしょ?読みたいでしょw
ツルっと読めて、オカワリ欲しい~ 続編が何冊もあるらしいです。
「ザ・龍之介」(芥川龍之介)
「羊たちの沈黙」(トマス・ハリス)
「アルジャーノンに花束を」(ダニエル・キイス)
「十皿の料理」斉須政雄
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(フィリップ・K・ディック)
「ビジュアル博物館40鮫」(ミランダ・マッキュイティ)
「古事記」
「飛ぶ教室」(エーリヒ・ケストナー)
「誰にも気づかれずに大バカが治る」(野田秀樹)
「牛への道」(宮沢章夫)
「燃えよ剣」(司馬遼太郎)
「世界の犬図鑑」(山崎哲)
「平行植物」(レオ・レオーニ)
「妻を帽子とまちがえた男」(オリバー・サックス)
「悪童日記」「ふたりの証拠」「第三の嘘」(アゴタ・クリストフ)
「火車」(宮部みゆき)
「完全自殺マニュアル」(鶴見斉)
「ゾマーさんのこと」(パトリック・ジュースキント)
夏目漱石
「ワーズワード」(コルベイユ、アーシャンボウ)
「ホット・ゾーン」(リチャード・プレストン)
「新・心理診断法」(片口安史)
「ロマンティックな狂気は存在するか」「私はなぜ狂わずにいるのか」
(春田武彦)
「孫子・呉子」(村山孚)
「植物の声に耳を傾けたとき」(新井昭廣)
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分からないことや思い出せないことがあったら図書館や本屋さんで答えを探したり、一冊の本から派生して本を読んだりと、吉野さんの本との接し方は素敵だなぁと改めて思った。また、本の感想を言い合ったり、本をおすすめしあったりするお友だちが周りにたくさんいらっしゃるようなのも羨ましく思う。読書好きあるあるもたくさん入っていて、「本屋で見かければ気になるがいつでも読めると思うといつまでも読まないのだった。」という言葉に特に共感した。
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新聞でしったこの著者の作品を何か読みたくて借りた1冊。
一気に読んでしまいました。
次の作品も探してみたいです。
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本についての本です。本の雑誌に連載されていたものです。題名は、その中の一編で、様々な、それほど固くない本が紹介されています。
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本は心のごちそう。さまざまな分野の本を、マンガや対談を通してさまざまな楽しいエピソードを盛りこみながら親しみやすく紹介。本を生活の中の一場面において、ストレートな感性で綴る。(アマゾン紹介文)
面白かった!
すっきりとした奇麗な絵に、本に対するあれこれ。
選ばれている本も(多分)偏りがなく、自身が読んだことのあるものは共感したり、ないものは気になったり。
続刊もあるようなので、探してみます。