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【各界で絶賛。ショートショートで驚異の新人、現る】Kは小噺のK、簡潔のK、奇態のK。つまり、Kなる体の掌編。これ即ち“K体掌説”と呼ぶ。小説に新たな旋風を巻き起こす新人登場。
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帯に書かれた星新一の再来か?という言葉に心踊らされ購入。
どちらかというと詩集のような印象を受けた。今回期待していたSFショートショートではなかったものの、言葉の選びやリズムからは節々に魅力を感じた。
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次世代のショートショート。ちょっとした待ち時間などに気軽に楽しめる。幻想的だったり、奇怪だったり、4行だけだったり、新体字があったり遊び心いっぱい。おかあさんたいへんシリーズあたりはわかりやすくておもしろい。
ごたごたとオリジナルな理論などを展開したあとで、最後の一行に「ま、それだけのことではあるのだけど」と締めくくるパターンがいくつかあったけど、その締め方はどうなの。ライトなweb小説っぽい感じだ。
作中に出てくる理論や考え方、空想・妄想の類自体はけっこう好き。
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「神は人を創った。人は不完全であった。神は完璧なので、その不完全な人に嫉妬する。それは、人のみが、不完全なるが故に、あやまちという、はかなく甘美な果実を食することができるからなのだ。」小噺のK。完結のK。奇態のK。Kなる体の掌編がK体掌説。短い文章の中で強烈なインパクトを放つ。どれもこれも不思議、不気味、奇矯に溢れており夢枕にも立ちのぼってきそうだ。
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ご存知、夢枕獏先生が別名義で書かれた掌編集。
読んでいると、納得の夢枕節で、いやはや満足。
ぶちまけられた怪奇と幻想の宝箱から転がり落ちてきたものは…暗闇も夢も宇宙も日常もユーモアも月明りも言葉も神秘も男と女も血飛沫も、渾然一体となって彩る特別な1冊。