紙の本
青春です
2015/11/22 17:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名無し - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒猫シリーズが好きで作家買いです。
ミステリーも温かく恋愛色強め読んでいてほほえましいです。
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蝶子と神酒島先輩とのその先が気になる。続編が出るとのこと。楽しみ。
黒猫と付き人との関係といい、森さんの描く二人の微妙な距離感がたまらなく好きだなぁ。
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この作家さんの新たなシリーズの文庫化。
飲んで飲んで飲みまくる、大学のサークル、スイ研を舞台に、蝶子の大学生活の一年間を描いた日常ミステリであり、連作短編集。
神酒島先輩と蝶子のやりとりが読んでいて面白く、にんまりしてしまいます。子供時代に有名な子役をやっていた蝶子の抱えるネガティブであり、自分は何者になるのかという悩みを抱えている。けれど、蝶子自身が神酒島先輩への想いを自覚することで、少しずつ大人となっていく姿もいいなと思う。神酒島先輩の蝶子への想いはわからずじまいだけれど、二人の関係もどうなっていくのか、気になります。
お酒は飲めないけれど、雪や月、浜辺など、自然を愛で、酔うことは優美であり、のんびりしたくなりました。人を大切に想う思いっていいなと改めて思いました。
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第1話で死屍累々な酔っ払い集団が登場した時はどうなることかと思いましたが、きっちりとロジカルなお話でした。
酔っ払いには酔っ払いのロジックがあるということなんでしょうけど、この集団、身近にいたら迷惑だろうなぁ。個人的にはエリカ嬢があっさり退場してしまったのがちょっと残念でした。
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何かいい。
自分がら大学生だったら、遠くから眺めてるだろうけど。
ささいな謎があって、ほんわかと解き明かされる話。
まだまだ蝶子の飲んべぇな大学生活は続きそうである。
それにしてもこの作者、黒猫と同じ人の作品とは、初見ではわからないかも。
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推理とは違う酔理。酒に酔う話かと思えば様々な事に酔う話。黒猫シリーズとはまた違った主人公たちがとても良い。神酒島先輩が特に謎多き続編にて謎が少しでも減るのか増えるのか期待してしまう。風景の描写でイメージが膨らんでしまう。
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推理研究会と間違えて酔理研究会(通称酔研)に入部してしまった。
日夜酔っ払い大騒ぎを起こす酔研の中で起こった謎を神酒島先輩が紐解く日常ミステリー…?
いや、こんな日常は御免被りたい。
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「名無しの蝶は、まだ酔わない 戸山大学〈スイ研〉の謎と酔理」の改題での文庫版。
続編が出る事も相まって復習がてらと。
改めて読んで感じた事は、
「人生酔っぱらって何が悪い」
人は様々なことに酔うように、酔うにも理由があったりする。何も考えてないようで、悩みがあるかもしれない。
青春って青い春って書くように、悩んだり遊んだり、時には記憶がなくなるほど酔ったりと大人になり切れてないからこそ青臭くて良いんだよ。
まだまだ未熟で何にもなれていない彼らが今後どのように成長し、何に酔うのか、続編が楽しみである。
再読して何となく感じたのが、酔研にいることを足踏みしていると言い表したこと。
「恋路ヶ島サービスエリアとその夜の獣たち」のサービスエリアが小休止であるっていう表現と何か繋がるっていうか、連想してしまった。
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■酔いしれるは酒と恋、とびきりの謎。
戸山大学に入学した坂月蝶子は痩身の文学青年・神酒島先輩から声をかけられ、“スイ研”―酔理研究会に入ることに。そこで目にしたのは、数々の酒と恋と、日常の謎。新歓コンパや野球交流戦、月愛でる学園祭に雪の冬合宿と、移ろう四季の中で出合った謎を神酒島はするすると解いていく。酒に酔えない体質の蝶子だが、神酒島が読み解く謎の理は不思議な酔いの余韻を残していき…。切なくてじれったい、青春恋愛ミステリ!
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ちょっととち狂ったメンバーが集まる酔研に入ることになったオチョコちゃんが、過去に囚われつつもそこからもがこうとしていくお話。神酒島先輩とのきゅんポイントは少なめですが、シリーズなのでこれからが楽しみです。黒猫シリーズに比べると糖分高そうなので期待したいところです。お酒ぐいぐい飲んだことがないですが飲んでみたくなります。
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人間は態度でいくらでもマイナスをプラスに変えられるんだよ。そういうのって、学生時代にやらずしてどうするって思うけどね。
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ミステリというよりはモラトリアム大学生青春譚。にしても戸谷大がまんま○大でちょっちええなあ,と明大出身の自分は思いました(笑)
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推理研究会に入るつもりが、なぜか酔理研究会に入ることになった主人公坂月蝶子(オチョコ)。
学生時代を思い出しますね。ここまでは呑んでいませんでしたが・・・
オチョコと神酒島先輩のかけあいがほっこりな青春恋愛酔理小説でした。
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黒猫シリーズと、空気感というか雰囲気というか、は変わらないんだけど、もう少しストレートに青春とか恋愛とかを匂わせてる感じ。でも嫌味な感じにならないところがやっぱり好き。
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アルコール消毒❗️きゃあよいですなぁ。
でもみんなずっと同じ場所にはいられないんですね。
一抹のさみしさを感じながら歩いていくことで私の望む結末になることを信じて…続きをはっきりさせて〜