紙の本
「群論」初心者にとてもわかりやすい本
2020/05/20 10:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさひこり - この投稿者のレビュー一覧を見る
数学の基本知識はあるけど「群論」は知らない という人向けでわかりやすい本。群・環・体の違いが感覚的にわかる。ただ、関手まで行くと、説明が少し雑になってくるようだが、読んでいる方も理解するのが難しくなっていくのでこれくらいでよいと思う。
紙の本
身近な例を挙げながら、ゲーム感覚で群論の世界が見えてくる画期的な入門書です!
2020/02/05 12:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、多方面の知識を分かり易く教示してくれることで好評の「ブルーバックス」シリーズの一冊で、同巻は「群論」について書かれた入門数学書です。同書の表題となっている「群論」とは、群を研究する学問であり、抽象代数学における中心的な概念となっているものです。同書では、私たちが何気なく日々接している身近な例をあげながら、群論の真理に迫っていきます。最初は、「あみだくじ」や「駐車場の移動問題」などの例を挙げながら、集合や写像の考え方の基本を理解し、その後、正多面体、正多角形を通して多様な群論の性質に触れていきます。同書は、入門書でもありますので、ゲーム感覚で楽しみながら、群論の世界が見えてくるようになっています。
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群論てやっぱり理解しておきたいなと思って手に取ってみた。新書だし、わかりやすく書いてくれているのかなと思ったし。
ブルーバックス、恐るべし。この内容を新書で出すとは。一応最後までページをめくったが、わからなかった...。
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難しいが面白かった。過去群論の本何度か読んだが、いつも群論って何なのかよくわからんかったが、この本はおぼろげながら少し理解できた(気がする)。あみだくじの例からの導入もよいと思う。
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あみだくじ、正多面体、正多角形、15ゲーム、駐車場の移動問題を通して、集合や写像の考え方を学びながら、群論の世界を視覚的に捉える!
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あみだくじやマス目ずらしパズルなどの具体例を大切にして、群論の基本を学べる。入門ということで丁寧に分かりやすく説明されているが、それでもややきつい。。概念の習得にはじっくり、深く読み解いて考える必要があるか。
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ラテン方陣の未解決問題まで誘ってくれた、ブルーバックスの良書。群論の基本を学ぶことができる。書き口は数学書そのもの。新書だからやすやすと理解できると思って臨むと痛い目にあうだろう。
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群論の勉強のために。読む前は読む気満々だったのに、少し違う本読んでたらまあ読まないでもいいか、となった。
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群論に挑んでみたがまだ早かったらしい。かなりわかりやすく書いてあるのだろうということは伝わってくるのだが、基礎的なところが足りていないようで章が進むたびにとてつもなく飛躍しているように感じた。いったん集合と行列、ベクトルあたりまで戻る必要があることは明確になった。
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君かへす朝の鋪石さくさくと 雪よ林檎の香のごとくふれ
白南風よ光葉(てりは)の野薔薇過ぎにけり かはづのこえも田にしめりつつ
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本書は群論について,主に具体例から導入している(例:偶置換と奇置換をあみだくじや15ゲームで説明)。厳密性は専門書に任せるところとして,導入という意味合いでは「離散数学入門」よりも方向性が分かりやすかった印象。
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あみだくじやパズルゲームといった導入から群論を学べる。最初に離散数学の基本的な定義がまとめられているが、しっかり学んだ経験がないと読みにくいかも。
とは言え、群論を気軽に入門するには分かりやすい。
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2022-05-29
久々の挫折。
群論ってなんか面白そう、と思って「郡・環・体」に手を出して断念、YouTubeのいくつかの解説動画みて何となくいけるかと思って手に取ったこの本でまた挫折。
読みたいのは、群論のどんな所がどう面白いか、だったので、この本はそれにはあってなかったということか。例えるなら、車の面白さを知りたいと思って手に取ったら、ネジとか鉄板とかガラスとかケーブルとかの説明を延々読まされた感じ。
あと、「多様体とは何か」でも書いたけど、「〜はわかるでしょう」「〜は見てのとおり」で済まされている部分が多く、いや分からんよ、となってしまった。まあ了解点の設定は難しいところだけど、入門書を謳っているならもう少し低くして欲しい。