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【16/150】織田信長編では、今川義元との戦いでもある桶狭間の戦いはまさに、戦いに挑む男達の視点で描かれていたが、豊臣秀吉編では、女達の視点、特に寧々の視点でさらっと描かれていた。まあ、これはこれでありかな。
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秀吉が信長に仕官し、結婚するところまで。随所に秀吉らしい(?)ユーモアもあって思わずにやっとしてしまう。信長とかが主人公ではこうはいかない。
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知っている地名が頻出するので、距離感も実感しながら読める。三英傑の中では秀吉が好きなので面白いです。
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木下藤吉郎が織田信長を勤皇の志を掲げ天下統一を成し遂げる主人と見て、織田家に仕官することに成功する。持ち回りの才覚で厩番から台所奉行へと出世を遂げていく。
生涯の友前田犬千代との出会い、桶狭間の戦いを経て、生涯の伴侶、寧々と夫婦となる
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ついに織田家への奉公にありつく2巻。『織田信長』ではひょっこりあられては才覚を見せつけ、妖怪じみた出世をしていく知恵者として描かれていたが、こちらでは信長に叱られ、濃姫に叱られ、それでも窮地となると頭脳を煌めかせて大手柄を上げていくドタバタとした立志伝といった様子。
偉人なれど、自分のハッタリに苦しめられたり、女に心悩ますさまは人間味に溢れている。