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やっぱり滅茶苦茶だなぁと思ったら「クウ!」でちょっとホロリとさせられた。「まごのてコレクション」はほんのりブラック、「大相撲秋場所フィギュア中継」はひたすら笑った。
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もはや小説と呼んでいいのかすら謎なものもたくさんある野崎まどさんの奇想天外な短編集の続編。
まずはカバーイラストのみの作品(?)にはじまり、店の看板、チャット、QRコード、ドキュメンタリー、果ては他社用のボツ原稿まで掲載するという暴挙。今回も笑わせていただいた。でも、どの話もじっくり下調べしているなあと感じる。それだけにホント才能のムダづかいだと思うけど、そこが好き。
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・カフェ
・ソムリエ
・二十人委員会
・人妻悦料理
・ワイワイ書籍
・大相撲秋場所フィギュア中継
・麻雀
・ねこさんぽ
とっても面白かった。表紙も可愛い!
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人を食ったタイトルだが、内容も然り。小説の自由律、とでも言いたくなる短編の数々は、まずその様々な挑戦が面白いが、楽しめるか否かは人を選びそう。薦め難いが自分は面白い、という小説の中でもサブカルな立ち位置にある感。
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カフェの軒先に置かれた一言メッセージ入りの黒板10日分だけで1話。
大相撲の実況解説をフィギュアを使って(写真で)やりきる1話。
巻末の広告枠を(文字通り)そのまま活用した館モノで1話。
雑誌(他社含む)でボツになった原稿を載せたものが6話。
あとはQRコードが文中に挿し込まれたり電子書籍の画面(読者コメント付き)が挿し込まれたり猫の写真(ただし猫は写っていない)だけ延々と続いたり、する一冊。
筒井康隆が好きな人にオススメ。
ライトノベルかくあるべし。
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ノンフィクションライターのphaさんがブログで「とてもうまい作家だ」と書いていたので、とっつきやすそうな短編集から手にとって見た。
多くのユーモアに共通する要素は「予定調和を裏切ること」だと思う。
・常識的に考えるとこうなりそうなのに、ならない
・文脈から推測するとこうなりそうなのに、ならない
・世界観に引き釣りこんだ上で、最後に重要な前提をひっくり返す
などなど。
本書の作品は、いずれも読者の予定調和を裏切るのが上手い。中身は風刺だったりブラックジョークだったりといろいろだが、我々が普段生活するのと同じようなシチュエーションに、違和感や非現実という石が投じられ、苦笑・爆笑につながる。
もちろん、発想がそもそも非凡なのも間違いない(モーゼとエジプト王パロとヤハウェが麻雀を打つというシチュエーションだけで十分面白い)。
良かった作品
白い虚塔
どんでん返し。本書の1番目の作品だが、冒頭からやられた。
Cafe Bleuetは元気です!
カフェの看板だけで語られる物語。断片的な情報にもかかわらず。裏側で人々にどういうことが起きてるのか映像で再生できるのがすごい。
麻雀出エジプト記
小ネタの一つ一つが面白くよどみ無い。難があるとすれば、麻雀放浪記(哲也でもいい)と聖書の出エジプトの知識が無いと意味不明なことくらいだろう。
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バカ小説集の2作目(笑)
前作よりも視覚に頼った作は少ないかな?
ま、それでもカフェの日替わりボードのやつはなかなか面白いアイデアだと思う
なかなかウケたのは、小説家になろうを揶揄した医者バージョンのやつ
オチの部分は、なんでそこまで気づかないんだよ というツッコミが大部分を占める
麻雀のやつは僕は結構笑えたけど、元ネタの麻雀放浪記とか哲也を読んでないと面白さ半減なんじゃなかろうか?
ムダヅモ無き改革の小説って感じかねぇ
個人的に一番好きなのは写経のやつ
チア部か写経かの揺れ動く心理とか
エクセル写経のバカバカしさと、オチを知ってからの「そういうことか」という納得のギャップもなかなか
ジャンルとしてはバカミスになるんじゃなかろうか?
そして前作にも増して1冊の隅々まで張り巡らされたネタ
今回は宣伝の部分まで侵食してるし
表紙詐欺とも言える裏表紙のコンビネーションとか
こんなエンターテイメント要素は好き
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比較的明るく楽しく読みました。短編集なので、ちょっとだけキリの良いところまで読み進めていくと、あっという間に終わってしまいます。こういう系、好きです。