紙の本
おもしろかった
2015/09/20 04:55
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投稿者:makhon - この投稿者のレビュー一覧を見る
この頃お姫様づいていタイトル多いですが、なかなkおもしろかったです。さらっと読めましたが、一貫して矛盾のない、綺麗なお話でした。ただまあ難を言えば、もう少しおたがい踏み込んだ生活した場面を(人質としていたときに)エピソードとして組み入れいたらぴりっとしたスパイスになってよかったんじゃないかと思うし、王宮に乗り込んだ時ももっとえげつない敵を用意したほうがいいとおもったので作者は甘いなあとおもうので星減らしました。けど全体的にとてもたのしめたよいほんです。
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人の考えを知ってしまう左手を持つために人々に疎まれてきた皇女ラティーファが、健気に頑張りながら自分の居場所を作り上げていく姿に、心惹かれるようになる彼の姿がいい感じに私好みなストーリーです。
ローティーン向けの乙女ノベルらしい素直なストーリー。
落ち着いた雰囲気で、ルルルらしい甘ったるさは少ないが、控えめな距離感がイラストとマッチしていて良いです。
これで、政治論をぶちかますヒロインなら、初期の小田菜摘と言いたいところだが、そこまで深くない。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4693.html
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とても好感の持てるお話でした。
この作家さんの作品はデビュー作を読んだことがあり、そのときも同じようなことを感じました。
キャラの好感度が高いのもはむろんですが、作品全体に流れる中に書いた人のモノの考え方や見方がよく現れていて、そういうものが私は好きです。
ただ、正直にいえば、今回の作品は最初に読んだデビュー作のような迫力はあまり感じられませんでした。あのときはただただ圧倒される思いでした。
そのせいかどうか、ラストの方で読むのが止まってしまったこともあり―。その点、ちょっと前回よりは物足りなさを感じてしまいました。
ただ、全体を通じて、やはり、この作家さんの考え方、それから作風もは好きだなぁと感じました。
この物語りのヒーローと降嫁した皇女さまであるヒロイン、どちらも不器用で微笑ましいカップルです。何となく韓流時代劇「シンイ」の二人を思い出してしまったのは、どちらのカップルも正義感が強くて心優しい不器用な恋人たちだったからかもしれません。
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左手で相手に触れば、考えている事が読める皇女殿下。
そんな彼女が輿入れしたのは、前に助けてもらった相手。
歓迎されていない場所で、とにかく頑張る皇女殿下。
けなげ、といえばそうですし、自分の立場からか
まったく動かないヒロイン。
なので少しでも動くと、すごく動いている感があります。
周囲に認められるのと一緒に、工作がすごい(笑)
いやでもこういう場合、周囲を味方につければ
ものすごくやりやすい環境に。
最後の方、怒涛の勢いで事件が起こって解決しますが
犯人は…八つ当たり?
プライドでご飯は食べられません。