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浅草機動捜査隊シリーズ、6作目。
今回はベテラン刑事、辰見さんが久々に主役。小町さんや小沼クンと違って、やっぱり渋い。ゲストキャラの元ヤクザの永富はもちろん、事件の背景も昭和という時代を引き摺っていて、時代の流れへの哀愁を感じた。その中で、2作目に出ていたという粟野クンの若々しさが眩しいくらいに光ってた。小沼クンとともに、これからの彼の成長の姿も見てみたいな。
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本を購入するときは
色々な人の書評を参考にしている。
これも評判が良かったので購入したのだが・・・
ひと言で言えば
くどい
定年間近の刑事、
足を洗って丸くなった元ヤクザ、
日本を捨てて海外で生きていたヤクザ等々
出てくるのだが出場者全員の背景が浅すぎて・・・・
盛り上がりが今ひとつで終わってしまった。
唯一元ヤクザが唯一のより所にしている
老衰間近で何時も寝ている猫ちゃんが心を和ませた。
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中高年小説なのだから、ヒーローモノや、本格とは違う味。
それを楽しみに出来る方だけ読もう。
第一作が嫌だったら、無理しなくても。
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台東区根岸のラブホテル街で、スーパーの社長が口の中を銃で撃たれて死んでいた。機動捜査隊浅草分駐所の刑事・辰見は、二十七年前に起きた暴力団組長射殺事件の手口を思いだし、当時の関係者で元ヤクザ・永富と再会。だがその後、同じ手口で二人目の犠牲者が。事件の背後に隠された驚きの真相とは…!?
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浅草機動捜査隊の6作目。
定年間近な刑事とヤクザが昔を振りかえりつつ進む話。昭和な刑事もののドラマのシーンが見えてきちゃった。
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ラブホ街で射殺されたスーパーの社長の死因は口内に小口径を突っ込まれ、撃たれる。
機動捜査隊浅草分駐所の刑事は、27年前に起きた暴力団組長射殺事件の手口を思い出し、当時の関係者で元ヤクザと再会。
戦前から、日本統治下の台湾。台湾先住民の日本への入国手引、大陸からの介入。マネーロンダリング。
昭和の最大広域暴力団の分派抗争、暴対法、バブル景気、暴排法、リーマンショック。
極道も堅気も、おまんま食べてくのは大変だな。
どれもこれも白も黒もなく灰色に思えてくる。
静かな燻し銀な一冊でした。
今は、小中学生がYouTubeで億を転がす時代だな。
汗水垂らして働くという表現は形骸化してゆくのか。