紙の本
妊婦が恰好いい漫画
2017/05/13 00:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争映画でお馴染みの使い古された台詞にも、
特別あつらえの軍服や超能力表現の格好良さにも、
いちいち「だが、妊婦だ」が付いて回るSF漫画。
いや、妊婦じゃないって勉強したんだっけ。
異星生物を子宮に入れることでその能力を利用し、精神による通信・探査や物質転送と爆破、というか空間を置き換え抉り取ることが出来る、女性兵士達。
かなり特殊な世界の筈なのに、描かれているのは今まで何度も見てきた普遍的な世界で、その中に宙吊りにされたような読み心地が面白い。
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転送兵のアイデアがすごい面白い設定だなと思いました。
懐妊している女性ってすごいオーラというかものすごいエネルギーをもっている印象だったので、それをマンガに転換してさらに軍人として出すとはすげぇなーと驚嘆しました。こういう強い女性って好きなんだよなー
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謎だらけな第一巻。
ある生き物の細胞を子宮に宿す事で、空間を飛ぶ能力が得られる。戦争中の軍隊で、それを宿したものだけで編成される部隊の話。子宮が必要なので、当然女性だけ。
謎の生物、敵の力、ウームズの過去、兄の行方、などなど謎が山のように。
最初は取っ付きにくい印象。でも素敵な絵でぐいぐい読ませる感じ。力強い主人公が素敵。
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独特の世界観が展開される作品。
まだ一巻なので正直なんとも言えず星みっつ。
戦争のときにはまずいちばんにかばわれるべき妊婦(じっさいには違うわけだけど)が、前線で重要な任務を果たすべき役割を当てられている。
という転換。
続きが気になる。
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ニーバスの姿が描かれてないのが上手い。
女性の描くSFって何か独特な感じがして好き。萩尾萌都とか佐藤史生、明智抄、昔の(←コレ大事)佐々木淳子とか。
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天顕祭の作者の。
ちょっと気になる。
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完全フィクションなんだけど、設定が細かくなされてるみたいで面白かった。
続きに期待。
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軍曹かっこよすぎだー!
買ってよかった!
買って2日なのに、何度読み返したかわからんよ。
強く、かっこよく、美しい女性たちは本当に素敵です。
設定が多少ショッキングなんで勧めずらかったりするんですが、
本当に面白い。まずは読んでみてください。
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ある生命体を子宮に宿して、空を飛ぶ女兵士の特殊部隊。設定が斬新!!!戦う女性はかっこいいね(「・ω・)「この先の展開が気になる!!
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ファーストとセカンド。これほど分かり合えないのか?転送兵!?おもしろそうな感じがしたので購入。
まだ序章やけどいい感じ。続きが楽しみ。
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先日2巻がようやく出たので。どうやら1年に1回なのか?(笑)
女性作者ながら、かなり本格的なSF。SFとしての世界観もきちんとしていて非常に良作。
先発組と後発組の移民同士が争っている星、というのが舞台。そこには、先住生物がおり、そのテクノロジーを使った戦いが繰り広げられていた。
ただし、そのテクノロジーを使用できるのは子宮を持った女性のみ・・・。
超おすすめ。
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『ニーバス』という生物(?!)を子宮内に宿すことで『転送』する能力をつける女性兵士たちが活躍。ちょっと思いつかない設定。
彼女らはあたかも妊婦のようにお腹が膨らんでいくけれども、そこには誰もが守ってやらないと…という弱さよりも、精神的にも肉体的にも何者にも負けない力強さを感じさせる。
そういえば母は、私が母のお腹にいたとき、自分のお腹の中に自分とは別の生き物がいることが不思議でたまらなかったそう。失礼な!(私に)。まあ、神秘的だな~とは思うけれど。それが人間ではないとなると…。
あくまで戦いの実働部隊ではなく、部隊や物資などを運ぶ作業なので、グロい場面というのは特にないですが、『ニーバス』の正体があきらかにされていないまま、新入り兵士たちのお腹は大きく育っていくのは底知れぬ恐怖を感じさせます。
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不謹慎かもしれないが発想が面白い。読み返して面白さが増すのも嬉しい限り。個々のキャラが登場機会のわりに立っているので、これから絡みが増えてきたらより楽しめそう。あとは、設定が数多いので破綻だけはしないで欲しい。
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設定が綺麗なSFマンガ。
女性の権利や性差別を匂わせつつ架空の設定でうまく包んでいる物語構成の巧さが気持ちいい。
絵も筆の運びが好き。
映画を見ているようなテンポで読めるマンガ。
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異星超能力戦争SF自主制作マンガ『天顕祭』で2009年の文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞した白井弓子が、IKKIで連載するSF長編。碧王星は、第一次移民と第二次移民の間の泥沼の戦争の渦中にあった。第一次移民は劣勢に立つ中、原生生物ニーバスの体組織を子宮に宿したメスは、月が出ている間、ワープできることを発見する。特別転送隊に配属された新兵マナ・オーガは、志を抱き、転送兵を目指す。このマンガはスゴイ!その辺のマイナー雑誌でやっている一マンガとは思えないスケール感!人間兵器として利用される転送兵たちの高潔な面構えと、戦争の非道ぶりを物語る司令部の会話のギャップがベタベタだけどまたいい。相手の第二次移民(セカンド)の正体がまるで知れないのも、なんかいい。敵軍は、機械しか出てこず、そのデザインもいかにも敵っぽい感じで不気味。『漂流教室』の未来人にちょっと似てるかも。『皇国の守護者』みたいな超能力戦争モノともまた違って、ヒロインのオーガの成長物語っぽい側面が大きいのがまたいい。オーガは頑なな意志を持っているが、それがどういう背景の上にあるのか、まるで不明。オーガのバックグラウンドは小出しにされるながらも、全貌はまるで知れない状態なので、これからの彼女の動きが気になるところ。このマンガのもうひとつの醍醐味は、日本軍がもっとも苦手としたという、「輸送」の問題をなくしてしまうところ。この技術があったら戦争はどう変わるのか、まだそこまで話はいっていないが、きっとこの先描かれるであろう。期待は高まる。ただもったいないのは、絵が雑なのと、話がわかりづらいこと。この内容なら大衆紙でやっても人気が出るはず。『エウレカセブン』、『ガンダム』、『ターミネーター』、『エヴァンゲリオン』が好きな人はきっとハマると思う。次が読みたい・・。おそらく今『イムリ』の次に面白い超能力系戦争もの。
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女性のみが配属される「特別転送隊」現地生物「ニーバス」の体組織を宿し妊娠している時にだけ飛ぶ力を持つことができる。
ニーバスとは何か、当人すらも知らされず腹に宿す…。
情報を制御され何も知らない一般市民から召集されたマナ・オーガ。彼女は故郷を守るため飛びたいと願う。
飛べば故郷を!でもふとした瞬間___この腹のなかで大きくなるのは何___って感じが…こ~わ~い~!しかし教官や同期、転送隊のみんな強い!かっこいい!まだ本当に何にもわかってないけど良いわ。続き買おう。