紙の本
WOMBS4
2018/07/07 07:29
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投稿者:yasu - この投稿者のレビュー一覧を見る
はるか未来で先に移民した地球人と後から移民に来た地球人の人工知能との闘い。瞬間移動できる現地生物の胎児を宿す女性が瞬間移動できることを利用した瞬間移動部隊を武器に戦力的に劣る先に移民した人たちが反撃する。
戦う相手が人工知能であること等、徐々に戦う理由が判明する。
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凄惨な戦いが描かれる第4巻。開拓をするということがどういうことか語られた巻でもあります。
開拓に必要な声。座標空間にポイントを作ることができる開拓。今回オーガは自分の故郷の現状を知りながらも、故郷のイメージを用いながらポイントを作っていきます。その行動は安心や恐怖といった感情の高まりに左右されます。自分の脳裏に焼き付いてしまった故郷のイメージを払拭するために自分が最も平和な世界にのめり込んでしまうマナを見ていると辛いものですが、人間誰しも考えてしまう世界でもあります。それが具現化できるこの作品はより人が帰りたいと思う場所を表現できるうってつけの作品だと思います。開拓とは逆とも言える故郷のイメージ、やっぱり面白い作品です。
本巻からコミックス描きおろし進行になったみたいで、次巻出るのが来年夏と遅いですがここまでしっかりSFしていますからこの先完璧に仕上げるまでいくらでも待ちたいと思います。
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まだまだまだ。なかなかクライマックスにいかない。相変わらず返吐の出そうなおぞましさ、切なすぎるファーストの奮闘、マナの行く末。どうなる次巻。
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ファーストの敗戦色は目に見て明らか。だからといって終戦協定を受けいれれば、平和という名の元に第二国民として家畜のような人生が続く運命。受け入れるか立ち向かうかの選択で迷わず立ち向かったファースト。SFだけど中東などの現実の争いを思い浮かべた。折しも先日来の北朝鮮のミサイル実験で国防を考えさせられる今、ファーストのような立場だっだらセカンドの立場だったらどうするのかと考察しずにはいられませんでした。争いは始めない努力が何より重要なのは誰もが知っているのに理想どおりならないよね人の世は。