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哲学の勉強のために図書館をウロウロしてて、タイトル「論理と感性は相反しない」だけに反応して、中身を読まずに借りてきた。
これは哲学書では全くない。僕のような間違いはしないように気をつけて欲しい。
論理で生きる(男)と感性で生きる(女)。真逆の方法で生きる者どうしだから、お互い相手を求めることもするし、喧嘩もするのだと思う。
昔同棲していた男女が、同棲していた家が取り壊しになったことを知り、二人で更地になった場所を訪れ、そこから石を記念に持ち帰る。女は家に着くなり、「石って燃える?燃えない?」と考えた後、燃えないゴミに石を捨てる、というシーンがある。まさに女性の恋愛は上書き保存方式ってことを証明している。書かれていないが、男の方は大事に石を保管しているはず。そう考えると男から見て、女性ってもう単純に怖いです。
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若さあまっての勢いが素敵。
彼女はきっと自意識過剰な方なんだと思う。
そこに共感してしまう。
これからさらに文章に成長があると思う。注目してる。
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なんかいいけどなんか足りない。
たまにぎゅっとくることばがあったのがよかった。
作者のわりとはじめの頃の作品だったらしく、なんかそういう感じ含めてよかったのかも。
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著者が二十代のときに綴った短編集。古文好きな自分としては、「芥川」という物語で一番笑った。伊勢物語ではあんなに情緒ある話だったのに…そう、これは山崎ナオコーラが思うがままにやり切ってしまった作品群なのである。
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「人間が出てこない話」と「嘘系図」
頭が良くない私は感心して、何でか理由がわからないまま、読んで良かったなぁと思うのだ。
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ずいぶん楽しそうに書いてるなぁ、と思ったら、
後書きに「原稿料をもらってないから好きなように書いた」とか、解説に「かなりふざけている」とか書いてあって、
自分の感性が彼女の感性に共感できたみたいでうれしかった。
解説にもあったけど、彼女はやっぱり相当センスがあると思う。
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ナオコーラさんの作品2回連続短編集。
男と点と線よりは読みやすい作品。
この本もナオコーラさんが描く不思議物語がたくさん詰まってます。
日常的なんだけど、微妙にねじ曲がってる感じ。
ねじ曲がってるっていうと意味的に悪い感じになっちゃうかな。
「架空のバンドバイオグラフィー」って話(?)はなかなか面白い。
そのままの流れで次の話に進むんかい!って感じで。
「三十代で会社の後輩にやさしくしてごはんをたくさんおごると、四十代で仕事が軌道に乗ります」って曲はぜひ聴きたいw
全体的にふわっとしていて終わりのない、ナオコーラさんの書く話がやっぱり好きです。
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男の子と話してるとこういうのある
となんとなく感じる瞬間はあっても
うまく取り出せていなかったことがずらずら。
ナオコーラ、神。
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かわいい本だった。
表題作が特にラブリー。
仲直りのためにホットケーキを焼くのがとてもかわいかった。
この話があるからこそ、『アパートにさわれない』がとてもとてもかなしい。ラストシーン、神田川の視点の話なのに、わたしは完全に真野に感情移入していました。
いつか自分も昔の彼氏(あるいは今付き合ってる人と別れたあと)に同じようにそっと失望されるときが来るような気がして。
すっと生まれる温度差とか、小さな違和感とか書くのがうまい人だな。
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“本当に、純粋に「文学」がやりたい”
そう願う山崎さんの想いがぎっしりと詰まっていて、
「文学」をものすごく身近にポピュラーに綴られていて、
「文学」が体に溶け込むようにすんなり入ってくる。
山崎さんと同じように、私も、
本当に、純粋に「文学」に触れたい。触れていたい。
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久しぶりに読んだ恋愛小説
さばさばした文章と王道でない展開のおかげで
すんなり気持よく読めました
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どこかつながっている短編集。
うーん、うーん。なんかそのときはそれなりに楽しく読んだけど
あまり印象に残らなかった。。。
感想になっていないけど本当にそんな感じです。
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和歌山出身地のバンドマンがミカンジュースを配るってのが何度か出てきて、きっとそれはポンジュースじゃなくて、ジョインジュースだよねっておもった。
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ナオコーラ作品を散々読み尽くしてきて、これは傑作だと思う。何人もの友だちにプレゼントしたくなっちゃうような、そういう作品。
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読み終わってもどこにも辿りつけなくて、頭の中に余白だけが広がる。そんな表現の世界が心地よかったです。
それと、あとがきが好きです。