紙の本
読書後の感想
2016/02/08 16:55
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投稿者:デビルマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマ「ナポレオンの村」の原案本。ドラマも良かったし、実際にあったことならぜひにと思い購入。
読んでみるとドラマに劣らぬ行動力で著者の勤める市や、舞台となる神子原地区などの多くの人々を巻き込み、農家の自立・Iターン者の成功・さらにはローマ法王に食べてもらうことで米をブランド化したりと、少ない予算で追い詰められることを逆にアイデア・行動にむすびつけること(「思源作戦」)で成功して行くというもの。
読んでいて読者も元気になって行くと感じる内容で気持良かった。特にローマ法王もそうだが情報・マスコミを上手く利用した宣伝効果には個人的にも参考にできるのではと感心した。
ドラマ以上に面白かった!
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7月スタート! TBS系 日曜よる9時
日曜劇場 「ナポレオンの村」
出演:唐沢寿明 麻生久美子 山本耕史 ムロツヨシ イッセー尾形 沢村一樹
TVドラマ原案本、大幅加筆で新章追加、待望の新書化!
石川県羽咋市の市役所職員・高野誠鮮氏は2005年、過疎高齢化で「限界集落」に陥った農村を含む神子原(みこはら)地区の再生プロジェクトに取り組み、それが大成功を収めるまでの紆余曲折とアイデア満載、感動的実行力のプロセスを克明に記す。
高野氏は数々のユニークなアイデアを次々と繰り出し、そのアイデアを驚くべき行動力で実行していく。その結果、多くの若者を誘致し、農家の高収入化を達成!
また、高野氏は神子原地区で収穫される農産物をブランド化するために、高野氏はとてつもないことを思いつく。それは「ローマ法王に米を食べてもらう」という突拍子もないアイデア!ローマ法王庁から快諾の返事が来て、高野氏は自ら乗り込んで神子原米を献上し、それを全国紙が取り上げた――。そして、役所には注文の電話が鳴りっぱなし……!
非常識と一般では思われてしまうかも知れないことを恐れることなくアイデアを自由に発想し、そして、それを躊躇なく、しかし確実に実行する、高野氏の仕事の流儀に大いに学ぶための、多くのヒントがちりばめられている一冊。
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成功する確率が1%でもあれば行動しろ。
行動する前から、ダメだと諦めたら何も出来ない。
失敗の山の中に、成功が埋もれている。
今の日本の閉塞感から、元気にしてくれる本。
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羽咋市のスーパー公務員、高野誠鮮さんの活躍は5〜6年前から聞いていて、限界集落からの脱出のような難問もクリエイティビティを発揮することによって解決できる例として、多くの人に吹聴してきたのですが、恥ずかしながら著書があったことは全くチェックしていませんでした。TBS日曜劇場「ナポレオンの村」の原作になったことによって新書化されて本書と出会うことが出来ました。自分が以前調べた時はそのアイデアとアクションのことだけで「すげー!」となってしまっただけでしたが、なぜ、彼がそういう奇跡を成し遂げることができたのか?そこには彼らしいバックボーンやパーソナリティがあることを知ることができました。ハッキリ言ってUFO好きのトンデモ濃度が結構高いことにビックリ。なにしろ「ロバートソン査問委員会」のレポートとかを持ち出してくるのですから。でも、そのワクワクLOVEが、結果的に神子原地区をワクワクエリアにしていくのですから。自分が面白がることが人を巻き込んでいく、という感動的な実例です。地方創生は決してお題目なのではなく、人の気持ちの中にあることを教えてくれます。「可能性の無視は最大の悪策である」なんてカッコ良すぎ!
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作者はすごい人だ。自分も含めてほとんどの人にとって耳が痛い話だったはず。こういう人が増えたら役所は変わるし、地域社会は復活するし、日本はかつての輝きを取り戻せるのではないか。ぜひ一緒に仕事がしたいものだ。
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過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか。
(親本は平成24年刊、2015年加筆修正新書化)
・はじめに
・第1章 否定する。-そして限界集落の惨状の本質を見抜く
・第2章 人を動かす。-たった60万円で限界集落から脱却させる
・第3章 伝え、広める。-空前絶後。神子原米のブランド化PR戦略
・第4章 人を巻きこむ。-「UFOで町おこし」を本当に実現!
・第5章 くつがえす。-腐らない米を武器にTPPに勝つ
・第6章 最後も、やらかす。-定年前に、世界を相手に真剣勝負!
・あとがき
単行本でも読んだが、新書化にともない再読。面白く刺激を受ける一冊。誰でもマネができるわけではないが、地方再生に携わる人間には必読の書。「誰のために仕事をしているのか」という視点は重要。
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著者の情熱がよく伝わってくるとともに、ただ情熱にまかせるのではなく自分が率先して実に戦略的に動いていることがわかる良書。
ただもう少しプロジェクト前に思い描いたシナリオとそのギャップについて総括的に語られていたらなおよかった。
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本屋でちらっと立ち読みしたら、どうにも止まらなくなり購入。本当に、素晴らしいの一言。
田舎での改革は本当に大変だと思うのに、諦めず-を+に発想転換し、行動する。
本当に、言う事は簡単だけど、行動するのは難しい。
保守的な田舎町でよくぞここまで改革したなぁと本当に感動した。
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ドラマで興味を持ったので読みました。
元々一般論として「行動することが大事」ということは理解していたつもりですが、著者のぶっ飛んだ行動力には慄く限りでした。
しかし、その行動力の裏には、「何か行動するときには情報収集が大事」「人を動かすには戦略が必要」など、著者のノウハウが詰まっているのだと理解しました。
大変勉強になりました。
著者の上司の発言も印象に残りました。「犯罪以外なら、俺が全部責任を取る」。こんなこと言われてみたいなぁ〜。
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人を動かす方法を、CIA1953年ロバートソン査問会から学んだ。
石川県庁から呼び出しをくらったとき、自分で行くんじゃなくて新聞記者をいかせた(すごい)
田の様子は人工衛星写真でわかる。
NASAに直接出向いて、本物のロケットとかを格安で購入できる。
★けっきょく、やってみないと何も始まらないし、1パーセントでも可能性があるならやってみること。
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地域の課題を解決するために正しい戦略を立て、地域の方との話し合いからPRから徹底的に実行。
自然栽培における今後の動きも気になる。
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TVドラマ「ナポレオンの村」の原作となった実話。
スーパー公務員として取り上げられている高野さんですが
ただ真摯に役人として役に立つことをし続けただけ、と感じました。
前向きに何でもやってみること
失敗してもそれを活かしていくこと
視点を常に変えながら、その村のいいところを見つけてそれを活かすこと
公務員として不自由に感じることをすべてはねのけて
すぐに思い立ったことを行動に移す。
同じ公務員として、こういう人がいることが誇りで
自分たちも当たり前のようにそういうことを目指していかないといけないと
感じさせられました。
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20151001
ドラマ『ナポレオンの村』がメチャメチャ面白かったので、原案本と知り読んでみた。
当然ドラマとはかなり違う内容だったが、あくまでもこちらが本物という感じ。
とにかくスーパー公務員の著書は、発想力、行動力がとんでもない。
そして、可能性を信じる力もとんでもない。
次々に新しい発想を行動力で実現させ、ローマ法王や、世界の要人までも巻き込む手法は、民間でもなかなか出来ない。
日本の総理大臣をはじめとする役人は、いったい誰の為に、どんな立場で仕事をしているのか、役人は、人の役に立つから役人なのだ。
日本中の役人が著書の高野さんと同じ志で仕事に臨んだら、きっと日本はもっと明るく、元気で、優しい国になるはずだと強く、強く感じた。
日本中の公務員にこの本を読む事を義務付けるべし。
当然会社でも同じ事が言える。
・居ても居なくても良い社員
・居たら困る社員
・居ないと困る社員
自分自身はどのような存在なのか、社員1人1人が考え、行動するべき。
会議する時間があるなら、まず行動しよう!
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なんだか和製ジョブズのような。過疎の進んだ村にどんな付加価値をつけるかを色々と思いつくのは、今までの経験と才能から出ているんだろうなと。スピード感があってあっと言う間に読み終わった。
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限界集落むらおこしの話。失敗するよりやってみるのはなかなか難しいだろうなあ。お坊さんというのは、何か説得力あるものだなあ。