紙の本
WELL
2008/01/16 20:49
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エビチュ - この投稿者のレビュー一覧を見る
のっけから絶望的な状況で始まり、物語の中にポンと放り出されるような感じです。こういう類のテーマで書かれるBLはたいへん少ないのではないかと思われます。
若干気持ち悪げな描写がありますが、これはこの物語に絶対必要なシーンなのだと思います。
挿絵が単純なラインでサラっと描かれており、それが妙に物語にマッチしていました。本文抜粋のカラーイラストでまずドキリとさせられます。
独特な雰囲気のある作品です。
電子書籍
元気な時に読んだ方がいい
2016/12/01 09:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yko - この投稿者のレビュー一覧を見る
性的,肉体的、精神的に痛い描写がかなりあります。
BL要素はあるけれど、ラブラブエロエロ甘々は無いです。
元気な時に読まないと、ラストまでの過程、そして物語の終わりへの衝撃に耐えられないかなと。
ミステリーやファンタジーの分野ではおなじみ、BL分野では見かけないカニバリズムが題材です。
人間の本性に興味あり、ディープな木原ファンの方は読んで見てもいいかもしれません。万人受けはしない話だと思います。
紙の本
独特の世界観です
2015/09/13 10:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は、どういう状況なんだろうかと、物語の背景を把握するのに悩みましだが、結局は、その疑問は、解決しないまま、物語は、終わってしまいます。
読後感も、すっきりするものではありません。
なのに、一気に読んでしまいました。
これが、木原さんの魅力なのかもしれません。
電子書籍
未来世界の話です。
2015/08/31 00:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファンタジーに位置づけされるのでしょうか?
でも、一般的なファンタジーとは全く違います。
究極な状態の中で、人間はどういう行動を取るのか、について、書かれた話といったところでしょうか。
ラストはどうなるのだろうか?と、ページをめくるのをやめられませんでしたが、結局、何も解決しないまま・・・
それだけに、印象に残る作品です。
投稿元:
レビューを見る
いや〜・・・・・・
音瀬作品は「痛い」という表現でよく感想が書かれるのですが
これほど痛すぎる作品は初めてかもしれません。
グロテスクな表現が駄目な人は読まないほうがいいと思う。
投稿元:
レビューを見る
看了吸血鬼之後那天, 還想買來看看的. 但聽了千千的建議, 先看看內容是什麼才動手. 結果就擱下沒有買了. 有什麼不明白看評論就對了. 可以寫出那麼大段的感想實在係勁: "雖然我喜歡作者但我認為這本不是BL書. BL小説作者再加上有很多支持者, 也許因為這樣而可以原諒也説不定, 要説的話也不是一部壞作品但就BL小説來説, 這書很悶..."
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに読んだ木原作品。相変わらず痛い。むき出しの感情にザクザクとナイフを突き立てられるような感じ。もうBLのくくりに入れるのは失礼じゃないかと思う。今回は人間の普段は出てこない本性とでも云うようなべき部分が上手く書かれていると思う。特に後半の田村ベースの話はそれが顕著に出ているというか
投稿元:
レビューを見る
救いようがない話。と言ってしまえばそれまでかもしれない。。後味が悪く非人道的なエピソードを生理的に受け付けない人の方が多いだろうけれど…私は筆者の描く人間の負の心理描写がすごく好きです。彼らみたいに追い詰められたら私もきっと同じ事してるだろうと考え込んでしまいました。
私は後半のおぞましい展開より、主人公の恐怖感に同調してしまったのか、最初の方がとても怖かったです。。
余談ですが、この本を読んだ後に、ご飯が食べられるって幸せなことだなと思ってしまいました。
投稿元:
レビューを見る
これまたとても良い雰囲気のお話です。この追い詰められた際の心理描写にはいつもながら脱帽です。読み終わった後BLってなんだろうって本気で考えました^^
投稿元:
レビューを見る
腐ジャンル出版社から出てますが、括りはSF(?)
救いのない世界での人間のエゴが恐ろしいです。
ハッピーエンドしか受け付けない人には向きません。
投稿元:
レビューを見る
木原ワールドとゆうか
最終兵器彼女 を知ってる方はちょっとデジャヴ的な。(ほんの一部ですが
話は暗いけど、お互い信頼しあったり 素敵だなと単純におもう。
ただまぁ、私の愛すべきキャラはいなくなってしまいますが・・・orzズーン
投稿元:
レビューを見る
痛い系が多く、それが魅力の木原先生の本の中でも、これはとりわけ読む人を選ぶかもしれません。(苦笑)
ある日から突然世界が真っ白の砂漠化した世界で、亮介としのぶはその生き方を迫られます。
言ってしまえば、極限状態の中、人は人の肉を食うか食わないかという話にまでなります。
読んでいると自分はどうするだろうかと考えさせられてしまいます。
でもこれは、人物描写や文章構成が秀逸な木原先生だからこそ描けたお話だと思います。
まあ、正直私も読んだ後はあんなシーンやこんなシーンが焼きついてしまいました。どんなシーンにしろ強烈なイメージです。(笑)
BLの中でも読者は選ぶかもしれないけれどだからこそ読んでみてほしい木原作品のひとつです。
投稿元:
レビューを見る
ある意味ホラー。おもしろいけど、惹かれるけど、監禁ものってやっぱりすごい怖い。木原先生が書くからよけい。終始、殺伐とした雰囲気。ハッピーエンドですらない。挿絵がとてもさっぱりしてて雰囲気にあっていたと思う。あと、木原先生は失禁するシーンをかくのがすきだよね...w
投稿元:
レビューを見る
確認先:町田市立中央図書館
一読してボーイズラブ版『家畜人ヤプー』という評価をしようかと本気で思った。
木原の作品の中でも極北の位置を占めることに間違いはないだろう。
あまりにも残酷な現実ゆえに、拒絶反応を出す人も居るのは仕方ないが、ちょうど石坂啓による『もの食う人々』のマンガのそれや沼正三『家畜人ヤプー』同じものだと思えばそこそこいけるのかもしれない。
地球滅亡ネタや、自分だけが最後の一人になりました的な展開を見せる映画は多々あるが恐らくこれはそうした部類の作品とも違う(主人公などに何らかの救済的な要素を含んでいるので)救いようのない情景の先に何があるか―まずは一読することをススめる。
コレを読むと東野圭吾なんて本当に目じゃなくなる。
投稿元:
レビューを見る
正直、BL小説じゃないw
純粋、純愛だと聞いていたんだけどな・・・笑
まぁ、人の愛し方はたくさんあるよね。
自分がいないと
何もできないように
相手をさせたり…。
好みではありませんでした。
あと、ファンタジー的(?)だし