紙の本
囀る鳥は羽ばたかない 3
2015/08/08 19:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1、2巻は矢代と百目鬼の過去を中心でしたが3巻では腕っ節だけじゃ生き残れない現代ヤクザの内情をたっぷり盛り込み、さらに重厚なストーリーになっています。
男社会だからこそ色濃い、男同士の嫉妬がリアルです。
電子書籍
矢代さん…
2021/12/31 16:24
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投稿者:花華 - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはり矢代さんがとても不思議な色気?があると思う。矢代さんはある意味魅惑的で、対して百目鬼はまっすぐなところが極道らしくないというそのコンビの感じが良いです。
電子書籍
(≧∀≦)
2017/09/16 00:54
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投稿者:すず - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヨネダコウさんの作品なので買いました。1、2巻ではあまりキュンキュンするシーンは無く、ヤクザものという感じでしたが、ここら辺からヤバイです
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肉体と精神の乖離、これが「矢代」と言う人間を飄々と流れるように生きてる核を作っていたことだろう、それが今、同調し始めている…
それにしても影山の鈍いこと(笑)しかしこの鈍さが矢代を救っていたんだなぁ。
【俺の好きなBL的びっち四天王】
クラムジー/大原まり子さん『銀河郵便は‘愛’を運ぶ』
クリス/山藍紫姫子さん『堕天使の島』
苦味/雲田はるこさん『新宿ラッキーホール』
矢代/ヨネダコウさん『囀る鳥は羽ばたかない』
個人的にBLびっち四天王にあげた4人の絶対的な共通項は「肉親の縁が薄い」って事だろうなぁ。親の保護が必要なん連令で既に保護者皆無な環境にあり、天涯孤独と言うより自分一人で生きている独立心がハンパない、ってとこじゃないだろうか。だから自分の肉体もコントロール出来てしまう、と言うか。クラムジーはアンドロイドだからそもそも生まれ方が人間と全く違うし、クリスは売買で連れて来られた感じがする、矢代は母親の育児放棄だし、苦味は家庭喪失で売られてきた子だし。自分一人で生きるのに肉親の枷が存在しない、とも言えるかもしれない。
本作を読んだ感想は届いてから加筆する。
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美しさは罪なのか……! 矢代の魔性は不幸を呼びすぎるのだ!
素敵なキャラの関係性や、エロさもさることながら、ヤクザの内部抗争ものとしても面白いんですよ。
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緊迫した状況の中、少しずつ変わっていく矢代と百目鬼の関係にドキドキしつつ、ここで終わりかーと思ってたら描き下ろし…!影山、ほんといい加減にしろよ(^q^)
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2巻からしばらくぶりだけど、待ってた甲斐がありました。
裏社会の複雑な人間関係が骨太に描かれていて、とても読み応えがあります。893や主従関係が好物な身には有り余る恩恵wと、興奮の渦でした。
矢代は身体でのし上がってきたと軽蔑されながらも、金や後ろ盾などちゃんと持ってるものは持ってるんですよね。実力が備わっていて、そこがすごい男です。
竜崎の胸の内はとても複雑なんだろうなと推測。
平田は登場人物の中で一番893らしいキャラですね…
恋愛面では傷ついて弱っている矢代が色気充分でした。心配させるけど、ふらっとしてるのがほっとけません。
で、怪我したら結局影山のところに行くのね。
矢代をこんなにしてしまったと自分を責める百目鬼だけど、今回はそんな彼に心の変化が…!
矢代のことをキレイだと思うくせにそれ以上の気持ちはありえなかった百目鬼が、受動的な立場からどんどん能動的になってきてます。矢代に何されても無感情だったのにね~
自分の父親を嫌悪するあまり、性衝動も悪として封印していた感じの彼が、気持ち的にも矢代を意識しまくりです!!
まだまだ道は遠そうだけど、矢代を守りたいという気迫と目覚めちゃった感情がどう育っていくのか期待です。
矢代も、なんでそこまで自分を大事にできないのかなと見ていて辛かったけど、ちゃんとしたたかさがあるのできっと大丈夫ですね。面白いところもあるしw
百目鬼に今までとは違う感情が芽生えている予感です。
胸が苦しくなるくらい、すごく萌えました。
それにしても影山の鈍さには感心しました…!久我は勘が鋭いから似合いの二人ですよね。
次回が楽しみです。
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百目鬼が…百目鬼が…攻めの姿勢の百目鬼…ひえええっ!
どんどんシリアス担ってってますし、どうまとまるのか、全然先が読めなくてこわいですが、早く続き読みたいです!!
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一、二巻と違って二人の関係に進展あり、かつ乙女矢代参上。少女漫画みたいにうだうだ悩んだりしちゃう、らしくない矢代かわいいです。しかし、話の内容は抗争に発展してどろどろ。きっと四巻は三巻の倍おもしろいのだろうと感じさせる内容です。とりあえず誰も死んで欲しくないですね。BLという括りだけだは勿体無い色んな人に読んで欲しい一冊。
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3巻も素晴らしかった…。
前巻で怪我を負った矢代を守ろうと誓いつつ、その矢代に欲望を感じてしまったことに苦しむ百目鬼の姿とか、ただの頭と構成員の関係から徐々に形を変えながらも、自分で自分の気持ちに戸惑っている2人の姿に胸がきゅうっとなってしまう。本当にキャラの作り込みといい、ストーリーといい、この作品大好き。
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▼あらすじ
真誠会若頭の矢代は、男なら誰でもいい淫乱と噂される男だったが、部下には手を出さないと決めていた。
けれど、付き人兼用心棒の百目鬼だけは例外だった。
性的に不能で感情を見せない百目鬼の存在は、何をしても性的対象として見られることのない安心できる存在のはずだった。
一方、何者かの銃弾に倒れた矢代を目にした百目鬼は、自分の矢代への想いがなんであるのか、はっきりと理解した。
矢代のために変わることを決意した百目鬼と、そんな百目鬼に戸惑う矢代。
ふたりの関係が変わり始めた──!?
***
ああああもう凄く良かった…!!最高に萌えたし、最高に面白かった…!!
1巻、2巻、3巻と毎回凄いボリュームですが、だらだら同じような状況が続くのではなく、話が進む毎にちょっとずつ、でも確実に矢代と百目鬼の心境が変化していくのが分かるので途中で飽きるような事も全くないし、それどころか巻を増す毎に
面白くなっていってるから凄い。これは神評価なのも十分頷けます。
二人の関係はまだ恋愛と呼べるようなものではないのだけれど、それでもこの3巻で、確かに関係は変わりました。正直、矢代の気持ちがこんなに揺れ動くなんて思ってなかったので吃驚です。嬉しい誤算でした。
いつもなら気にならないような事が気になっちゃったり、らしくもなく女々しい事を言っちゃったり…“これは恋なのか情なのか”っていう帯の煽り文には迷わず「恋だろ」って即答出来ちゃうくらい、端から見れば十分恋してるように見えるんですが、二人の気持ちが通じ合うのはまだまだ先の事なんでしょうねえ…。
嗚呼…くっ付きそうでくっ付かない、この距離感がもどかしい…!
焦れったい…!でも凄くキュンキュンしちゃう!(笑)
この人達、ヤクザなのに凄く純粋で綺麗な恋をしてるもんだから応援する気持ちにもつい熱が入ってしまいます…。
エロの方も殆どフェラか手コキしかしてないのに、積極的な百目鬼に対しての矢代の反応が新鮮なせいで妙にエロく見えるという…。
この時点でエロいなら二人の本番シーンはもっとエロエロになるんだろうなと、まだ先の事ながら期待してしまいます…(笑)
正直、ヤクザの世界は小難しくて完璧に理解出来てるとは言い難いのですが、とりあえず黒幕はあの方って事で良いんですよね。
さて、これからどうなるのか…。確かに作中では不穏な空気がより濃くなり始めていますが、いかんせん矢代がああいう飄々とした性格なんでシリアス過ぎて気分が重たくなるような事もなく、時折ぶっ込まれるボケやツッコミに適度に肩の力を抜いて読めたのが自分的にはかなり救いでした。
4巻がどうなるのか全く予想出来ませんが、二人の関係が少しでも進展する事を願って気長に次の巻の発売を待ちたいと思います♬
余談ですが、竜崎の過去回想シーンに出て来た「雑巾じゃねぇって言ってんだろ」って台詞にはやっぱり別の意味が込められてるんでしょうね…。ヨネダ先生のこういう、何気ないんだけど心に刺さる言葉選びが本当に好きです。
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竜崎にはこの先も出てきてほしいから無事でいてもらいたい。
矢代さんが意外とピュア、百目鬼も不器用ピュア。
そして警察側のクズっぷりに胸糞悪くなった
影山さんと久我くんカップルのほのぼのさよ
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いやもうハラハラするしきゅんきゅんするしやっぱヨネダさん好き。
ていうか平田も竜崎も頭脳で矢代さんに勝てないって認めちゃってのコレだよねぇ?逆に情けなくないのかなぁ、
竜崎無事でいて欲しいし平田は失脚して欲しいし三角さんがなんとかして欲しいし天羽さんはそのままでいて欲しいし矢代さんはどっち方向でも恋心には疎すぎるし情報もらうために矢代さんが寝る警察が最低すぎるし百目鬼にはその感情は相手のことを好きなら至極当然なんだよって教えてあげて誰か。
矢代さんが、百目鬼が手伝ってくれたとき見てくれなかったことすねてベラベラ百目鬼責めてるとこが一番良かったとこですかね。
描き下ろしが入ってて、先生が久我に矢代が百目鬼のこと好きだって聞いてショック受けてる話。めっちゃかわいいな先生。久我もへんなヤキモチやかずに先生の名前呼ぶとことか矢代のこと「やっぱ強敵だな」とか言うのとてもいい。
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矢代さんと百目鬼さんのそれぞれの気持ちが切ない。
素直に幸せになってくれても良いのに…と思ってしまう。
抗争についてもかなり話が深くなってきて
不安になりつつも先が気になる。
先生が鈍いところが、悲しいような救いなような。