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『働くとは?』を改めて考えさせられる短編集。生活の為、社会貢献の為、この国の未来の為、様々なプライドに出会って立ち止まってみるきっかけになるかも知れません。
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各人各様のプライドがあるんです
強大な権力に向かう
自分の信念を曲げない
忘れていた自分のプライドを思い出す
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短編集ながら、読み応えたっぷりな一冊。
変化の激しい時代に、タイムリーな話題を次々に小説として届けてくれる真山仁さんには、小説を読むたびに尊敬の念を抱く。
本作品に登場した人物が、別の長編小説「沈黙の代償」にて再登場しているとのこと。こちらも読むのが楽しみだ。
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『ハゲタカ』シリーズも良かったけど、短編もまた違った味があっていい。農業系の社会問題が多かったのが印象的だった。それにしても、事業仕分けといい、農家戸別補償制度といい、いなくていいのは、官僚じゃなくて政治家の方なんじゃないの?と言いたい。
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すごいストーリーは面白いけど、読み終わった後になんかさみしくなる話ばかりだから、ちょっと悲しい。
ストーリ展開重視の人にはおすすめです。
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短編集でした。
色々な職業の話がまとめられています。
事業仕分けの話など、リアリティのある話で面白かったです。
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確信犯的に期限切れ食材を使った菓子職人の胸中に迫る表題作、変人官僚が事業仕分け人と対決する「一俵の重み」。逆境を支えるのがプライドなら、人を狂わせるのもまたプライド。現代を生き抜くために、絶対に譲れないものは何か。社会問題の深層に潜む、現場の人々の一筋縄ではいかない思いに光を当て、深層心理まで描きこんだ極上フィクション六編と掌編「歴史的瞬間」を収録。
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面白い!
でも短編なのでよく出来たプロットを読んでいる気がしてくる。
どの短編も続きが気になる作品になっている。
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仕事に対するプライドや矜持を描いた6編の短編集。
時事問題を扱って簡潔に描かれているので、わかりやすい内容となっています。
「この登場人物って、もしかしてあの人がモデル?」とかクスっとくる場面も多々ありました。
すっきりと終わる話ばかりではないのですが、
それが却ってその後をいろいろと想像させ、面白かったです。
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投資ファンド「ハゲタカ」や地熱発電「マグマ」、原発「ベイジン」など時事性のある題材を、ある意味予言性を持って世に送り出している真山仁の短編集。
政治ショーの「事業仕分け」と対決する変人農水官僚。消費期限切れ牛乳使用問題、農薬によるミツバチ失踪事件など、多くが「農」にかかわる短編集。特に事業仕分けの「一票の重み」★★★★はキャラも立ってキレがよく真山節、短編ではもったいなく、是非長編として出してもらいたい。
短編としてう~んというのもある。「暴言大臣」だけはちょっと意味不明。やはり真山仁は長編がいい。
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真山仁の新作の文庫化。バブル以降の日本経済を外資ファンドの視点から浮き彫りにした「ハゲタカ」はボクにとってビジネス小説のバイブルのようなもので何度も読み返した。その後、中国、エネルギー問題、マスメディアなどを題材にした問題作を次々に発表しているが最新作はなんとタブーに近い農業政策問題に切り込んでる。米、農薬、養蜂、養蚕などを題材に真山作品では珍しい短編集。農業分野は以前から関心をもっていたのでとても興味深い内容。この短編集がプロローグとなって最新刊の「黙示」に続くという例によって壮大な構成になっている。
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農業問題に切り込んだ短編小説の集合体。昨日も、ラジオで、農薬とミツバチの関係についてのコメントがありました。都会=不健康、農村=健康は全くの間違い。地方ほど、物が言えない風習が残っている(偏見かな)。
農村≒農薬、これが人体にどれだけの悪影響があるか。しかし、閉鎖社会。。必要悪は、いつかはただの悪になる。談合同様。
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短編だけど、真山仁らしさがちゃんとある。読みやすいけど、話に芯がありました。農業問題が多かったけど、次の長編のテーマかも。
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面白かったです。
単純なハッピーエンドではなく、読者に考えさせる終わり方のものが多く、読んだ後も余韻が残りました。
テーマも作者の専門知識が活かされたもので興味深かったです。
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確信犯的に期限切れ食材を使った菓子職人の胸中に迫る表題作、変人官僚が事業仕分けと対決する「一俵の重み」。社会問題の真相と、現場の人々の一筋縄ではいかない思いに光を当てる。逆境を支えるのがプライドなら、人を狂わせるのもまたプライド。現代を生き抜くために、絶対に譲れないものは何か。深層心理まで描きこんだ極上フィクション六編と新収録掌編「歴史的瞬間」。