紙の本
当てが外れてがっかり
2015/08/10 10:52
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
狐憑きにお祓い…こういう話だとは思っていなかったのでがっかりした。勢いで読むには読んだが、最後まで気持ちはのっていけなかった。お祓い師の鬼龍が「オカルトではない」と言っているのでオカルト扱いするのも悪いが、脳の乱れた状態を波動で治すとか、うさんくさすぎる。今野作品は時々科学を超えたところに解決を求めるものがあり、そういう系の作品が好きな読者には楽しめるだろうが、警察物というだけで手に取ると痛い目に遭う。
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狐憑きにお祓い師、今までの警察ものとは違った切り口で面白かった。
潜在能力を秘めた警察官・富野の今後も気になるし、続刊を期待したい。
シリーズものだと知らなかったが、本書からでも十分問題なかった。改めて前作を読んでみたいと思った。
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少年による傷害事件が発生し、警視庁少年課の富塚はその現場で旧知の御祓い師である鬼龍に会う。なんと加害者の少年は狐憑きであり、その御祓いに来たという。狐を払われた少年は事件のことを殆ど覚えていない。その後も相次いで14歳の少年少女による事件が発生するが、いずれも狐憑きであった。その発生原因を追究する富塚はとあるサイトのSNSに注目する。そして富塚にもオカルトチックな能力が・・・という著者の新しいキャラ創造なのだろうが、今ひとつな感じである。シリーズ化を目論んでいる様だが、続編はパス。
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鬼龍シリーズの新刊。前作を読んだような読まないような・・・でも、この作品だけで十分楽しめる。都内で頻発する中学生の傷害事件。事件の背景には狐憑きが・・・それを真面目に少年課の警察官が捜査しちゃうと、普通に考えれば、ありえない話。でも、陰陽師とか好きな私にはフィクションとしては面白い話だった。
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中学生が狐に憑かれ、犯罪を起こす。
何故狐に憑かれた中学生の事件が続くのか、その謎を少年課の刑事と祈祷師が追う。
それは、子供たちが好きなものの中に仕掛けてあった。
事件を起こす理由の狐憑きが、馴染みが薄くピンと来ないまま読み進めざる得なかったが、そのきっかけとなる仕掛は流行りのものになっており、作者はその流行りのものに関する警告の意味も含んでいるのであろうか?
話が複雑でなく、かつ会話の部分が多く、サクサク読めました。
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さすがの今野敏さん。面白い。脳内の仕組みも興味深かった。人間の潜在意識もすごい。側頭葉、シルヴィウス溝。
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12年ぶりの鬼龍光一シリーズ第4弾。前3作は読んでいませんが、特に問題ないようでした。いかにも心霊現象的な事件にとりあえず合理的なオチを付けているところはお見事。他の作品同様、スルスルとのど越しのいい文章も相性ぴったりでした。それにしても多作な人ですねぇ。
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前作を読んではいませんが、読み進めることができました。
警察物だと思って読み始めたので、戸惑いました。(警察物ではあるのですが…)これはこれでいいのですが、狐憑きやら何やらで、私自身はこのシリーズは読まなくてもいいな。
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世田谷の中学校で、三年生の佐田が同級性の石村を刺す事件が起きた。だが、取り調べで佐田は何かに取り憑かれたような言動と行動で警察署から忽然と消えてしまった──。刑事と祓師が、不可解な事件を追う、長篇小説
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狐憑きが関係するホラーミステリ……かと思いきや。あら、意外と科学的なミステリだった! と驚いてしまいました。理系寄りだけど、読みやすかったなあ。
近年のテクノロジーを用いたこういう事象って、あり得なくもないように思えてしまうのが何ともいえず怖いかも。そういう面ではホラーと言えなくもないかな。
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図書館で借りた本。
警視庁生活安全部・少年事件課の冨野は、中学生が学校で同級生を刃物で刺したと知らせを受けた。
加害少年に会ってみると、妙に目をギラギラと光らせた少年がまるで老人が喋るような声と言葉づかいでしゃべり、さらに警察官の制止をふりはらい、逃走する。
狐憑きが原因だと、旧知の鬼龍がお祓いをすることによって、少年は平静を取り戻すが、同様の事件が次々と起こる。
根本的な原因は何なのか?
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返却期限が近いので、3日で読み終えた。
狐付きにかかった少年のなぞに、祈祷師、刑事が挑む。
オカルトものの軽い感じ。大した謎はないけど、さくさく読める。あんまり心に残らなかったけど。
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鬼龍シリーズ、4作目。
久しぶりのこのシリーズ。オカルト的なのはもちろん、エログロも入っていて、結構B級寄りの内容だったと思うのですが、意外と好きだったり。黒白のお祓いコンビと富野刑事のわちゃわちゃ具合が堪らんのデス。
今作はシリーズ初の単行本出版だからか、B級臭はちょっと抑え目かな。狐憑きのオカルト現象を科学的に(?)説明されていて、面白かった。スマホアプリと関連させているところは、さすが今の時代を反映させている。内容的には軽いけど(今まで通り文庫本サイズで良かったかな)、シリーズ読者としては久しぶりにこのメンバーに会えて満足。富野くんが覚醒していく様子を見てみたいので、シリーズの続編、待ってマス。
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非現実的なオカルトなのかと思ったら、ちゃんと科学的な根拠のあるお話だったので良かったです。
ものすごく読みやすくて1日で読んでしまった。
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久しぶりの鬼龍シリーズ。おはらいの謎の一端が明らかになったと言って良いのかな?
富野のさらなる覚醒に期待!