投稿元:
レビューを見る
改めて読み返し、未読なもの、既読なものまちまちだなと思った。
わたしも江國さんと同じで太宰作品ですきだとはじめに感じたのは女生徒です。
そして角田さんの言うように太宰作品は読み手が、私自身が書かれていると思い込むなにかがあること。
もっと広い世代に読んでもらいたいですね。
投稿元:
レビューを見る
「男性作家が選ぶ太宰治」は、どの話も小説の王道のごとく、
シンプルにストレートに面白かった。
対してこちらは、エッセイ風だったり、入れ子構造になっていたりと、
やたらと技巧に凝っているのが目立つ。
他人と同じものを選びたくないという女性心理だろうか?
私の頭が単純なのか男性寄りなのか、「男性作家」の方が断然良かった。
本書でいちばん気に入ったのは、角田光代さん選の「恥」
「自分を暴かれる傷みが、読む快楽になることを知った」というコメントに膝を打つ。
投稿元:
レビューを見る
「女性作家が選ぶ太宰治」◆女性作家7名が選ぶ太宰治の短編。正直『女生徒』の一部と『秋風記』以外、痛いほどの魅力は感じなかった。全体的にぼやけた印象で、「男性作家が選ぶ〜」の方がずっと好きだ。ただ『秋風記』は頼りなげな優しさがあって、太宰はやはり上手く生きられない者の味方だと思う。
投稿元:
レビューを見る
読んだことのある作品もそうでない作品もあったけれど全体を通して楽しかった。
やっぱり太宰治が好きだなぁと。
女生徒、恥は読んだことのあった作品。好きな作品は何度読んでも楽しめるし、何度だって読みたくなる。
そのうちまた読みたい。
古典風、秋風記。今回初めて読んだ作品の中ではこの2篇が私の中でベスト。2度、3度と読み込んでいきたい。
投稿元:
レビューを見る
未読既読入り交じっていたけれど、男性作家が選ぶ作品とはやはり色が違って面白い。くすっと笑ってしまえるあたり、やはり太宰の魅力。
投稿元:
レビューを見る
「女生徒」や「恥」は好き。
自分のことを綴った話はいかにも太宰らしい。度々出てくる弟くんが、このあと若くして亡くなってしまうんだなあと思うと辛い。
投稿元:
レビューを見る
この企画はいい、楽しい。
太宰の短編を楽しみながら、それを選んだ作家さんの視点も味わう。
空のように移ろう心を描き出す「手綱さばき」・・・
投稿元:
レビューを見る
以前人間失格を読んだときに、なんだかしっくりこなかった。
なぜかまた太宰治を読んでみようかと思って、作家さんたちが面白いと思ったものを集めたこの短編集なら太宰治の良さが分かるだろうと手にした。
駄目だった。私には太宰治の良さが分からない。
病んではいないということかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
走れメロスって感じがしたんだけど、太宰治さんは、でも、こういうジメッとした感じの方が多いんだね…!知らなかった。(←無知)