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様々な名監督らを取り上げながら、監督という職業に通底する本質を探り、そこで得られた知見を元にこれからの日本代表を予見する一冊である。
うんちゃら力でそれぞれの監督の性質をまとめるところや、それぞれの監督の章で他の監督の話題を広げたりするところ(特にオシム監督の章は顕著である)など、一冊の本としてやや疑問の残るところも多い。
だが、様々な論評のある有名監督らを、ざっと網羅している(と言うと言い過ぎだが)点や、そこから導き出される次なる日本代表の道筋などは見るべきところだろう。特に、アギーレ監督の功罪を評定しているところなどは興味深い。
読み物としては面白かった。いろいろ評価の仕様があるだろうが、ここでは星四つと評価したい。
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有名なサッカーの監督のどこがすごいのか、どこがちがうのかに焦点を当てて描かれています。とても読みやすくそれぞれのすごさがよくわかります。
クラブと代表での監督がやるべきことの違いにも触れていて、万能な監督はいないこともよくわかりました。
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戦術家であること、チームに方向性を与え、個人を活性化させれモチベータであること。何より勝利に貪欲であること。が監督の資質として求められる。
2015年6月の時点でハリルのチームメンバーの反乱、モチベーションの低下を指摘している。ただし著者がハリルに期待した「世代交代」は進まずじまい。
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サッカーはサッカーをすることで上手くなる。
対面パスやリフティングなどのドリルトレーニングが試合の中で生かされることはあまりない。
練習のための練習になる。
本質を見極めて、何が必要なのか捉え、トレーニングに当てはめる。
「スペイン流サッカーライセンス講座」
読んでみたい。