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原作は読んでいないが、非常に面白かった。
ストーリーとしては、
上に立つものが、組織の利益ではなく、自らの利益を優先する、
これに不満を持つ人たちが存在し、その人数がある閾値を超えたとき、
ボトムアップによる革命が起きる。
という良くある話。
組織の利益を優先できない人でも、上に立つことができてしまうというシステムを改善する方法はないものか。
この時代よりは格段に生活水準が高くなってしまっているため、感じる不満のレベルが違うということもあるが、
今の日本国民ももっとボトムアップの力を発揮しても良いのではと感じた
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おそらく長大な原作の一部分ではあるのだろうが、それでもドラマティックなストーリーとカタルシスは伝わる。大体の流れをつかむにはもってこいだろう。
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仲間が集まってくる系の物語はおもしろい。さらに、個々のキャラがしっかり描かれており、かつ、それぞれに何かしらの能力があれば最高。言うことなし。このまんが版の水滸伝は、そんな贅沢な要望を見事に応えてくれました。いいね!イーストプレス!「まんがで読破」シリーズでは一番好きです。戴宗がかっこいい。
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勧められたので読んでみようと調べていたが原作はあまりにも長く、挫折しそうだったのでマンガから。腐った権力者の考えてることはいつの時代にも変わっていないのだな、と思った。
原作読んでみます、はい
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悪徳官僚がはびこり正義も道徳も失われた中国北宋時代の末期。悪官高〓(きゅう)の罠にはまり無法者たちが集まる梁山泊へ向かった林冲だが、そこで道義に生きる好漢たちと出会い、彼らとともに腐敗した国を救うべく悪と闘っていく。
12世紀初頭に実在した反乱の記録を題材に、数世紀にわたる編纂を経て伝えられた中国四大奇書のひとつを漫画化。
『三国志演義』『西遊記』『金瓶梅』と並ぶ四大奇書の一つ、水滸伝。
中国の宋の時代の話。皇帝の使者が伏魔殿の108つの悪魔の封印を解く所から始まる。
その後宋は泰平の世を送るが、泰平に堕落した官僚達により民衆が苦しめられる時代へと変わっていく。そして、その官僚たちに不満・怒りをもつ様々な身分・地位の者達が、官僚達の弾圧から逃れ様々な人間ドラマを経て、自然の要塞・梁山泊に集結し官軍に激しい反乱を展開する。
最終的に、幹部クラスの人物が108人揃う事で最初の108つの悪魔の話と繋がるが、クライマックスでは、辺境の反乱を平定せよとの皇帝の詔勅により官軍と一時休戦。梁山泊軍は詔勅に従い反乱国達を次々と平定していくが、恩賞も無いまま更なる反乱へと出陣命令がくだされる(官僚達の陰謀)。
度重なる激戦の中で、次々と幹部クラスの人物達が戦死し最後まで残ったのは僅か27人という悲劇に見舞われるが、生き残った者には正式に地位と恩賞が与えられ梁山泊軍は認められ解散、それぞれの道を歩む事となる。
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まんがで読破を読破するシリーズ。
上海駐在時代に、三国志はマッサージ屋にあった横山光輝のコミックを通読してかじったけど、水滸伝はまだ読んだことがなかった。小説で読むと20冊くらいになるっていうのをよく1冊にまとめたなと思った。
とりあえず、梁山泊がただのパチプロ集団の名前ではなく、義賊の名前に由来しているんだなということが分かった。