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編集者としての著者の交流録のような形式で、各々の作家の一部分しか捕らえておらず、作家の実像には迫りきれていない印象。「病」と言える程のモノも感じない。自己顕示欲と承認欲求が普通の人より高いという程度。仕事相手として付き合うのは面倒臭いのだろうが、編集者の方も商品として割り切って、消費している感じ。そして作家の方は消耗して死んでいくって事なのかと。
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校條と書いて「めんじょう」と読むのだそうだ。編集者として関わってきた作家たちの姿を活写していて引き込まれた。それにしても編集者出身の作家の多いこと!
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作家とは一般の人とは違うというのはわかったが、今一歩踏み込みが物足らなかった。でも一編集者では無理なのかもしれない。
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昭和の香りたっぷりの回顧録。中間小説誌がバンバン売れていた時代の「流行作家」たちの姿が、名物編集者によって描かれている。既に鬼籍に入った方たちばかりだが、これからも読まれ続ける作家は、さあ、はたして何人いるのだろうか。
生前には語られることのなかった逸話もあるのだが、暴露的な感じはなく読みやすいが、同時に身内話的な生ぬるさをを生んでいるように思ってしまった。
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元「小説新潮」編集長による、大衆小説作家たちの素顔。タイトルが某社のバカ編集者が出したゴミみたいな本からの丸パクリであり、それだけでも評価が下がるのだが、最後に西村寿行や山村美紗と編集者たちの異常な関わり方が読めてとてもおもしろい。繰り返すが、タイトルはセンスが悪すぎる。
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作家には変人が多い。しかし、当然な事だがまともな人も多い。読んでいて面白いのは変人だが、周りの人にとっては大変だったなと思ってしまう。編集者にとって付き合わないわけにはいかないのでその大変さが伝わってくる。