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十万馬力のアトム対百万馬力のプルートウ
2024/05/31 03:52
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
終戦後に活動を始め、生前から既に、
「漫画の神様」と称えられてすらいた
不世出の漫画家の文庫版全集の
電子書籍版です。
本品には、
鉄腕アトムの第七分冊を収録。
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「ぼくはアトムをぼく自身最大の駄作の一つとみているし、あれは名声欲と、金儲けのために書いているのだ」という手塚治虫先生の辛辣な言葉を思い出し、『鉄腕アトム』の中に見られる作者の苦悩を探るというもうひとつの読みかたを、手塚ファンはしなくてはならないと思うのです。
それはつまり、単なる勧善懲悪の物語に終わらせたくない、優等生アトムの活躍だけに終わらせたくない、ロボットの視点から捉えた人間の弱さ、醜さ、命のはかなさのようなものを作品で現したかったけれどもできなかった、というところにあると思うのですが…。難しい漫画です。
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比較的長編の傑作が3作。「地上最大のロボット」もこの巻に。
うーん、「PLUTO」読んでも、イマイチ理解出来はないはずだ。まったくもって、覚えていない。割とおもしろいと思うんだけど。
ロボットが人間の言うことを聞かなければならないが故におこってしまう悲劇があって、とっても、ペーソスあふれるお話ばかりです。
そして、この話から、アトムは100万馬力に……。パワーのインフレって、この時代からあったんだ。数字だけの問題なんですけどね。
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百万馬力のパワーをもつプルートウに、次々と強いロボットたちが倒されてゆく! 十万馬力のアトムは、果敢に立ち向かうが……?
人気作「地上最大のロボット」編!
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ウランとプルートウの心の交流が泣けます。
ロボット刑事ゲジヒト、保父ロボットエプシロンもオススメキャラクターです
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地上最大のロボットの巻を所収
感情を上からの命令で押さえつけられ苦悩するのは人間だって同じこと。
昔の漫画なので、荒削りなのは仕方ないにしても、矛盾を孕んだオチが酷い。
元召使いのロボット学者の思考が支離滅裂で、それがこの物語を薄っぺらいものに貶めている。
確かに題材としては優秀なので、浦沢直樹が取り上げるのも理解できる。
その他2篇はなんの変哲もない昔の漫画
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これが…かの有名な「地上最大のロボットの巻」…
お茶の水博士の名言メーカーぶりがすごいな…
アトム…お前には百万馬力なんて必要ないんじゃ…お前のチカラをそんな戦いなんかに使ってはいけない…
だけどアトムは、お茶の水博士を助けるために葛藤してしまうんや……
うーん手塚治虫イズム
あとロビオとロビエット
ラストに衝撃で溶けて一つの塊になっちゃって人工心臓がずっと動いてるオブジェに愛し合う二人はなったんだよ…っていう
生き物では絶対にできないメリーバッドエンドすぎて凄い
時代を先取りしすぎている
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浦沢直樹さんのPLUTOを読んだので、原作である手塚治虫さんの「地上最大のロボット」を読みました。
アトムのお話で一番人気の作品みたいですね。確かに、悪役の強いロボットが出てきて、次々に世界の強いロボットが破壊されて、アトムも負ける。アトムは改造されて、再び決戦。
展開はバトル漫画の王道。
原作を読んで、これをリメイクした、浦沢直樹さんの構成力にビックリです。
原作の要素を汲みつつ、かなりの肉付けをして、物語にサスペンス、ミステリーを加えている事に、原作を読み知りました。
ラストでアトムが
「僕•••いまに、きっとロボット同士仲よくしてけんかなんかしないような時代になると思いますよきっと•••」
と空を見ながら呟く言葉が心に残りました。