投稿元:
レビューを見る
「ぼくはアトムをぼく自身最大の駄作の一つとみているし、あれは名声欲と、金儲けのために書いているのだ」という手塚治虫先生の辛辣な言葉を思い出し、『鉄腕アトム』の中に見られる作者の苦悩を探るというもうひとつの読みかたを、手塚ファンはしなくてはならないと思うのです。
それはつまり、単なる勧善懲悪の物語に終わらせたくない、優等生アトムの活躍だけに終わらせたくない、ロボットの視点から捉えた人間の弱さ、醜さ、命のはかなさのようなものを作品で現したかったけれどもできなかった、というところにあると思うのですが…。難しい漫画です。
投稿元:
レビューを見る
『宇宙放送の巻』
『人面岩の巻』
『顔のないロボットの巻』
『一億年前の犯罪の巻』
MT238『鉄腕アトム』17巻収録
『ゾロモンの宝石の巻』
『火星から帰ってきた男の巻』
MT238『鉄腕アトム』18巻収録
投稿元:
レビューを見る
この流れの「鉄腕アトム」は、けっこう好きだけどなぁ。
手塚 治虫のなかでは、かかされた子ども向けじゃないお話にリセットがかからなくて、イヤな感じでかいていたのかなぁ。
とりあえず、アトムはこれで完結です。あと、番外編みたなやつをいくつか読んだ覚えがあります。
ロボット法が、アシモフより前だとは、恐れ入りました。
でも、確かに、アトムみたいなロボットは、海外ではアシモフしかかけてないんだよなぁ。