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少欲(特に承認欲求)とか妄想・比較をやめるとかは有用だとは思うのだが、あんまり反応しないのも「泣き寝入り」になってしまうので、時には「正しく怒る」必要もあると思う。
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小池龍之介氏の著書で、今このときにどういうふうに集中するか、という実践のしかたを知ったのだが、この本はさらにわかりやすい。
今の自分に大変役立つ本で、この本との出会いは感謝したい。
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他人や周りの物事への反応を抑えることで、余分な苦労や心配を減らしましょう、というお話。読んで解った気になるのは簡単だが、今の自分にはまだまだ少し難しいと感じた。またいつか再読することになると思うが、印象に残った言葉を忘れないように記しておきたい。
”人間は、越えがたい欲望の汚泥に埋まっている”
”「ある」ものは「ある」と、まず理解することが、一番正しい心がけ”
”判断すること自体が「気持ちよい」”
”大事なのは「役に立つか」という視点”
”別の人の孤独を想うことができたら、そのとき孤独でなくなります”
”わたしはわたしを肯定する”
”「自分は優れている」とも、「劣っている」とも、「等しい」とも判断するな”
”「自信」というのは、根拠のない妄想です”
”「怒りがあると、ただ理解する」”
”感覚に意識を向けると、反応をリセットしやすくなる”
”究極のところ、人間の動機は「貢献」です”
”「お役に立てればよし」”
言葉を書き写しているうちに、サッカー選手の三浦知良氏のコラムにも、非常に似たような言葉が並んでいたのを思い出した。何かを極めつつある人の言葉には重みがある。
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これは!今の私にとても必要な本で、全部をちゃんと吸収したいと思うような本でした。
自分を冷静に見て、自分の状況を理解できること、何かを否定するのではなく、ただ理解する客観的な目。ダメな自分に嫌になるときに自分を見ている目とは違う。自分を肯定しながらも、望ましい方に導かれていく感じがよい。
人間関係をまあるく治める4つの心がけや、5つの妨げ、それへの対処法を学べ、目指すべき正しい生き方をきちんと与えてもらえる。人や命の幸せを願う。そんな大きな目標を持って、自分の考えや行動を選んでいけたら。
この本は繰り返し読みたいです。こういう考え方を知るだけでなく、実践できるようになりたい。
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現実として働きマンがこの思考を取り入れるのはかなり難しい。わたしには役に立ちませんでした。ごめんなさい。
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職場の読書のすすめにあったもの。
代わりに、「考えない練習」「心を静める」「「原因」と「結果」の法則」を置く。
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人生のバイブルにしたい本です。
生きていく上で大切な示唆がたくさん含まれていました。
今の自分が、特に覚えておきたいと思ったことは以下の8つです。
『反応を認識する』『執着しない』『妄想しない』『記憶への反応は止める』『反応を止めるようにするには、都度気づいて理解することを繰り返す』『判断基準は真実か有益か』『相手の反応は相手に委ねる』『人は人。自分は自分』
本書は宗教本ではなく、仏教の教えから得られる、普通の人が生きていく上で実践すべき示唆を普通の言葉を用いて教えてくれます。
今何かで悩んでいる人、悩むことが多い人には是非読んでもらいたい本です。
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反応して嫌な感情を作り出すのは心のエネルギーの無駄であり、心の反応について自分が意識することで無駄なエネルギーの消化を防げるという教えはなるほどと思いました。
やはり前向きな心を持つことが精神衛生上良いことなのだと思います。
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いといろな点で参考になった一冊。
先般、潜在意識の本を読みましたが、関連しそうな、関連できそうな、そんな事を感じました。
特に感銘を受けたのは、
・心の状態で「きちんと見る」だけで
・他人からの評価を「追いかけない」
・競争の前に「準備」をしよう
といったあたりでしょうか。
「承認欲」を受け流す術なんかも参考にしたいと思います。
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仏教の教えを全く分かっていなかったので、勉強になりました。
前半は仏教の示す心の持ちよう、後半はどうやって世俗と折り合いをつけて行くかについて書かれています。自分の(生きる)目標をどこに置くかヒントを頂いていますけど、現実の数字に追われる生活の中でこの感覚を維持するのは本当に難しい気がします。
「わたしはわたしを肯定する」
俗世にまみれていても、まずはできるところを実践したいです。
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反応していることを認識する、理解する、執着しない、周りの反応を気にしない(気に入られて良いことある?)、人は人。
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昔から何かと真に受けすぎてしまう私に、妻が買ってきてくれました。
いかんいかんと思いながら、人から好かれたい、認められたいと思ってしまっていたのですが、まず、心とはそういうものだと理解するところから始めましょう、というもの。確かにそれだけでかなり楽になります。
そして、人から認められていない、嫌われているのではないか、というのは全て妄想だと喝破します。確かに…そのような妄想に基づいて無駄に判断するのもやめましょう。
だから自信なんて持たなくてよい、先のことは分からない、だから今できることを精いっぱい頑張りましょうね…という話です。
悔しいけど、妻によく分かってもらっているのには感謝しないといけないですね…^^;
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悩み無く心安らかに生きていく、ブッダの教えが分かりやすく書かれている。全ては自分心の持ちようってことか…。
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タイトル通り、悩み・苦しみに「反応しない」ための心の問題の腑分けと解決の糸口が非常にあっさり書かれてある。
悩みは他人ではなく自分の中にあるということ。
「人の心は無常」「私は私を肯定する」「妄想よりも、今できることを全部やる」「理解しあい、お互いが幸せになるために、関わっているのだ」という文章に結構気持ちが軽くなった。
あと「正しい努力(頑張れる自分)-五つの妨げ(弱い自分)=人生」という評価式に、今から何ができるか、というか努力するより先に妨げイロイロを小さくすることも考えるべきなんだ~と思ったことも今更ながら新鮮。
最近こんな系の本読む率が高くて、弱っているのかどこへ行こうとしているのか自分。本ってその時々の自分の鏡だったりするから「下着が何色か?」と聞かれるより「どんな本を読んでる?」って聞かれる方がずっと恥ずかしかったりする。これもまたよく思われたいっていう執着なんだっけ。反応しないって難しいな。
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ラベリング
心の状態、体の動作を、客観的に言葉で確認すると、「反応から抜け出せる」
①貪欲 ②怒り ③妄想
の3つに分類して理解する
妄想をリセットする基本は「今、妄想している」と客観的に言葉で確認すること
妄想vs視覚
妄想vsカラダの感覚
妄想と感覚の違いを意識しながら「感覚の方に意識を集中させる」練習を積んでいくと「妄想から抜け出せる」
悩みはいつも「心の内側」に生じる。だから、悩みを抜けるには、「心の外」にあるカラダの感覚に意識を向けることがベスト
悩みの原因は、心の反応
心の反応の背景には、「求める心」や「7つの欲求」がある
心の状態をよく理解するには、
①言葉で確認する
②感覚を意識する
③貪欲・怒り・妄想の3つに分類する
良し悪しを判断しない
判断は、アタマの中にしか存在しないから妄想である
「つい判断してしまう」からの卒業
①「あ、判断した」という気づきの言葉
②「自分は自分」と考える
③いっそのこと「素直になる」
自信を持つには
①やってみる
②体験を積む
③ある程度の成果を出せるようになる
④周囲が認めてくれるようになる
⑤「こう動けば、ある程度の成果が出せる」と見通しがつくようになる
感情を上げもせず、下げもせず
①不快な感情が生まれるのを防ぐ。湧いてしまった感情は、早めにリセット(解消)する
②相手とどう関わるかを考える
困った相手と「どうか変わるか」
①相手のことを「判断」しない
②過去は「忘れる」
③相手を「新しい人」と考える
④「理解しあう」ことを目的とする
⑤「関わりのゴール」を見る
「他人の目が気になる」の正体
①認められたい欲求がある
②その欲求で反応して、「どう見られているのだろう」と妄想する
→承認欲が作り出す妄想
比べない
自分と他人を較べて「等しい」とも「劣っている」とも「優れている」とも考えてはならない。それらは新たな苦しみを生むから
心のよりどころ
慈 慈しみの心 相手が幸せであるようにと願う心
悲 悲の心 相手の苦しみ・悲しみをそのまま理解すること
喜 喜の心 相手の喜び・楽しさをそのまま理解すること
捨 捨の心 手放す心、捨て置く心、反応しない心。中立心ともいい、欲や怒りという反応に気づいて、ストップをかける心がけ
正しい生き方とは
①反応せずに、正しく理解すること "正見"
②三毒などの悪い反応を浄化すること(心をきれいに保つこと) "清浄行"
③人々・生命の幸せを願うこと 慈・悲・喜・捨の心で向き合うこと