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「独眼竜政宗は実は女だった」この1点を大真面目に(しかし遊び心は随所に盛り込み)、そして数々の辻褄が合うように、というかむしろ政宗が女だったほうがしっくりくるように描かれたこのエピックな作品もついに最終巻。
ここにきて急接近のあの二人、実は五郎八姫は朴念仁との間の子なのではとかいろいろ思うた。
いろいろとはたとえば、後々政宗が性別についてばらさざるを得ない時が来た際、朴念仁の人に無理から「今まで隠してましたが、実はそれがしにょしょうでございます…およよ」と言わせ、政宗が「つまり問題ない!」と言い切って収拾つける気なのか!?とか。
残念ながらろまんすのその先については描かれず。。。
この巻も非常に内容が濃く、小ネタもふんだんに散蒔かれていて時代漫画史に残るであろう名作の完結巻としては申し分なく、✩5つでもいいんだけど、上記含め描いてほしかったエピソードが全て最終話以降の時代に起きているというのがなにかもやもやするwww
たとえば、弟の件であったり、成実出奔の件であったり、さわりは描かれている秀吉との腹芸であったり…鬼庭家の改姓問題だけは別に描かなくてもこの綱元見てたら完璧に経過が想像できるのでいいですw
特に全国区になった後にこそ性別がいろいろ問題を起こしそうなのですがどうなのか。
その辺巻末のNG集的なカットでちらり描かれていますが、うん。徳川家康の死因は鯛の天麩羅にあたったとかじゃなくて、露天風呂でうっかりえらいもん見てしもうたショックによる心の蔵の発作なんじゃろうかwww
というわけで最後に大事な一言
「殺してあげる、ペロペロw」
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新しい史観の息づく、非常に愉快なコミックだったのに…無念。
とりあえず母との邂逅が実現してよかった。(しかし史実ではこのあと…嗚呼
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完結巻。
なんだか茶を濁すような終わり方だった。打ち切りなのか、史実的にここで留めておいたほうが終わりやすかったからなのか分からないけれど、凄い中途半端なところで終わってしまった気がする。
幼少期までと考えていたらしいが、それならもっと話の密度を高めてほしかった。