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火事と喧嘩は江戸の華という。そこにもう一つつけ加わえたい、《妖怪》。
着物姿で町を闊歩する鬼面、世話焼きの一つ目女、天をかける魔人と登場する妖怪は独特だが、江戸を舞台にごくごく普通の人間と変わらない生活を送っている。それが本書の大江戸だ。
主人公で唯一人間の雀は『大江戸妖怪かわら版』を通し、江戸の妖怪たちにニュースを伝えている。そこに幼女が落ちきて、さぁ大変、という内容になっている。
本書の見どころは江戸の世界観と妖怪たちの個性的なキャラクター。ただ個性的なキャラクターは妖怪だからというわけでなく、妖怪は単なる外見的記号でしかなく、その中に彼の妖怪身(?)溢れる個性にこそ豊かさがある。自分的には特に桜丸がお気に入り。何このイケメンキャラの典型って感じ。
まだまだ、先が気になるシリーズ。
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三つ目や化け狐たちが暮らす、おだやかな魔都『大江戸』。
かわら版屋の少年・雀はこの町に住むたったひとりの『人間』だ。
毎日面白話を求めて走り回る雀の元に「人間を拾った」との一報が・・・
粋で元気な雀とそれを取り巻く妖怪の面々が、かっこよかったり、かわいかったり、おっかなかったりで一息たりとも読み手を飽きさせません。
情景の描写がわかりやすく綺麗に書かれるので、魔都大江戸の町並みが
容易に想像できます。
余談ですが、この作者はご飯を書くのが上手すぎて読んでるとお腹が空きますw
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面白かったー。お小枝ちゃんが可愛かったなぁ。一緒に大江戸を観光してる気分になりました!
親の良かれと思う行動、子供に伝わらないことだっていっぱいあるんですよね。
お小枝ちゃんが、帰ってきて、ご両親はどれだけ喜んだことでしょう。
どう生きて欲しいか、も大事ですが、どれだけお小枝ちゃんが大好きで愛してるかを、もっと伝えてあげて欲しいなーと思いました。
雀は、お小枝ちゃんと違い、大江戸に残る決断をしたんですよね…雀はどんな生い立ちだったんでしょうね…これから、語られていくとは思いますけど。
続巻も読もうと思いますー。
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江戸パラレルものかあ。
主人公の背景があまり見えないから、読みにくいところがある。エリートを知ってるのに人買いを恐れるのは、どんな時代から来たのかしら。
カフェは大正時代だった気がするし、江戸時代についてちょっと混乱しちゃうかも。
でも雀がどう生きて行くかは楽しみ。
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旦那がイケメン過ぎて。周りのひとたちの優しさや言葉がしみいります。雀が今までの世界から新しい世界へ移り、毎日を改めて一所懸命生き直す姿が楽しそうでキラキラして、続きも楽しみです。
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舞台は、大江戸―
昼空を龍が飛び、夜空を大蝙蝠が飛び、大江戸城には“がしゃどくろ”が棲む『妖怪都市』
様々な姿かたちをした住人達が平和に暮らしている町の、かわら版屋で働く少年・雀
彼は、異界から落ちてきた、この世界でただ1人の人間。彼の目に映る日常は、すべてが新鮮で、雀のかわら版は日々の暮らしに慣れきってしまった住人達に大評判!
今日はどんな事件が起こるやら...
上司である親方、オシャレ番長・銀猫ポーちゃんや絵師のキュー太。“イケメン組”的な(?)頼れる魔人の兄貴分達などー
優しい人に囲まれて暮らす雀。
不思議世界の、ほんわか人情話
「すっっっごくはまった!!!!!!」ていう話ではないが、読後気持ちがホヨホヨほっこりする感じ。
出てくるお料理が、また美味しそうで、それも楽しめた( ´艸`)
続きも読んでみようかと思う
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同じようで少し(?)違うもうひとつの江戸。そこは魑魅魍魎が闊歩するとところで、妖怪たちが平和に暮らしていた。そしてある日突然、異界から人間の女の子が落ちてきて....という話。解説の田端さんも書いているように自分が今見ている世界は慣れているだけで、実はほかの人から見たらすごいのかな。とか思えました。あと、花魁すごい。
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「妖怪アパートの幽雅な日常」を執筆している香月日輪さんの新シリーズ。
今回の舞台は江戸。
妖怪たちが住む大江戸でただ唯一の人間である主人公「雀」や、個性豊かなキャラを巻きこんだほのぼの系ストーリーです。
殺伐とした雰囲気はなく常にほのぼのな雰囲気が流れていますが、飽きることなく楽しめました。
妖怪やほのぼの系が好きな方にはぜひお勧めです。
主人公がその時何を想い何を感じて成長していく姿に、今度注目したいと思います。
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読み易くて一瞬で読み終わった。
キラキラした表現がいっぱいあって、読んでてテンション上がります。
蜃気楼がハマグリのあくびだなんて、香月さんファンタジスタ〜
「極彩色の〜」とか「青地に金縁の〜」とか、なんか色の描写が多い気がした。
なんか常にポジティブポジティブ!!みたいなお話でした。
いいことしか起こらないみたいな。
読み応えはないけど、サラッ読んでスッキリした気持ちにはなれる。
そしてやっぱりこの人の食べ物の表現はすごく美味しそう〜
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妖怪、大江戸、舞台、設定は十分面白い。
が、登場キャラクターが妖怪でありながらほとんど妖怪らしい描写がない。
姿形だけが異形だということだけで妖怪の能力だとか特徴だとかがまるで描かれてないのが不満。
多くの多分メインキャラクター達がどれも妖怪アパートのキャラとかぶっていて新鮮みがなかった。
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妖怪が通りを闊歩する大江戸で、ただ一人の人間である雀が住んでいる。
「幽雅な日々」のように、美味しそうな食事も出てくる。
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綺麗な世界だし、
登場するキャラがみんな個性が強くて優しいから、
読んでいて、
とても幸せな気持ちになれるから好きです。
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大江戸では、個性豊かな妖怪たちが今日も愉快に生きている。陽気な妖怪とは、珍しいのでは?
2013/5/24
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江戸が舞台の妖怪が住むパラレルワールド。
香月氏の作品に期待する、ほのぼのとした中にある優しく力強い教訓が足りなかったなぁ。
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まあ普通に面白い程度。江戸の洒落言葉になれてないと、とても違和感を感じる。(若干入れすぎな気もする)キャラクター達を生かしきれてないのも残念すぎる。
題名には「かわら版」と書いてあるけど、肝心のかわら版にはあまり期待せず、全体のお話を楽しむ方向で呼んだほうがおもしろいかもしれない。