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サンクチュアリ出版の本なので、文字が大きく、写真も多数あって、あっという間に読めました。
内容はそのままで、栗城さんが幾多の過酷な登山を乗り越えてきた経験や、その方法が綴られています。
自分を超える方法が書かれているかといえば、個人的には少し疑問符がつく内容でしたが、山登りのお話は非常に興味深く、山登りしてみたいな、と思わされる本でした。
世界各国の、最高峰の山々からの風景写真も、とても見応えがありました。
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著者がほぼ同年代ということもあり、とても共感して読むことができ、勇気をもらうことができた本です。
小柄な体格ながら、世界の高峰に挑み続け、今尚、その挑戦の歩みを止めることがない著者の人生観が、多くの写真と共に紹介されており、文章とビジュアル両方で、読者に訴えかけてくるものがあります。
大学に入ってから、登山に目覚め、そこから素晴らしい行動力で、自分の道を切り拓いてきた著者は、自分は特別な人間ではない、と主張しています。ただ、著者のような行動力を伴う人間は少ないもの。やはり特別なんじゃないかという考えに対して、著者が述べているのは、自分で限界を作らず、夢や目標を追うことの大切さ。"No Limit"という考えを常に胸に抱き、夢を追い求めることが行動を起こす力になるのだと。
誰でも、大きなものであれ小さなものであれ、夢や目標はあるもの。自分と向き合い、自分に素直になることで、やりたいことが明確になれば行動も伴ってくるのだと感じます。
一応、直接的には書かれていませんが、著者はただ闇雲に夢を追い求めることを礼賛している訳でもないと思います。著者の今年のエベレスト挑戦は、残念ながら途中で撤退となりましたが、その場その場でベストを尽くしつつ、諦めるときは諦める。これはとても大事なことだと思います。"No Limit"という思いは常に持ちつつ、自分の実力を冷静に判断することの重要性も本作から読み取ることができます。
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ソロアルピニストの栗城史多氏の著書。
世界七大大陸の最高峰の単独無酸素登頂に挑み、生死の境を乗り越えてきた方の話だけにかなり含蓄ありのことばがたくさん。
・絶対に成功すると思い続けた者が成功するし、思い続けられればそれだけで成功者だ。
・成功の反対は失敗じゃない。
そして、昔は「無謀だ、無理だ」と言われて周りから起こられていたそうだが、エベレストで登頂できずに『引き返す』という決断ができたことで、周りの見る目が変わり、「最近どう?」と声を掛けてくれるようになったそうだ。
「無謀な若者」から「山のてっぺんではなく、山の先にあるものを見ることができる若者」に周りの評価が変わったためであろう。
そして、この本の出版記念に紀伊國屋堺筋本町店にてサイン会が開催された際に、栗城さんと写真を撮ってサインを頂いた!
これからも応援していこうと思う。
http://d.hatena.ne.jp/kohki3103609/20101105
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とにかく行動!!することに自信を与えてくれる。
行動しようって思える。限界を自分に作らない、まさにNo Limitタイトル通りだと思う。
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エベレストに登頂した若き登山家の本。山登りの過酷さを伝えると共に、人生を生きるための勇気をくれる本。時には途中で引き返すことも必要。しかし、あきらめないで挑戦し続けることが大切だということを教えてくれる。
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この間のカラス襲撃による下山は残念やったけど、次も期待しています。いつか必ず、彼の夢は実現すると信じてます。
本書は、読みやすく、写真も沢山あって、執筆はもちろん日本でしたんだろうけど氷河に囲まれた山の中から語りかけているような気がした。
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●道なき道を歩いてきた僕は「不安」について、明確な答えを持っている。
それは、「不安はなくならない」ということだ。
→今は無職で将来の姿が見えないために不安だが、努力すればその不安もいつかはなくなると漠然と考えていた。ただ、この言葉を見て、不安はなくならないものなんだと気づかされた。大切なのは、不安な中で何ができるかなのだ。
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カンブリア宮殿で初めてその名を知った登山家”栗白史多”
「冒険の共有」を志に自ら撮影をし登る異色の登山家である。
自らスポンサーを巡り、登山資金を集め、インターネット生中継をしながらエベレスト登頂を目指す。
私より1つ下の彼が持つ心の強さがまとめられた書籍だった。
全てには終わりがあり、終わりがある人生をどう楽しむか
楽しむというのは、楽という事ではなく、
窮地に飛び込み、苦難を楽しむ事ができるか、
襟を正された書籍である。
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単独1人で酸素ボンベ無しで、そして山頂からインターネット配信をする若き登山家の話です。順調に世界の山を制覇してきましたが、ここ数年は登頂中にいろいろ問題が起きてあと1歩のところで断念し、でも毎年挑戦を続けているそうです。この前、イッテQでもイモトが南米のアコンカグアに挑戦して、残り200mのところで引き返していましたね。普通の登山と全然違うとは思いますが、最強メンバーで臨んでもなかなか登頂できないものなんだと思います(そこにロマンがある)。この本には引き返す勇気っていう話もあったけど、それよりも高い目標を立てて、じゃんじゃん挑戦していきましょうというメッセージが強かったな。とりあえず日本の山でいいので登りに行きたくなりました。
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単独無酸素登頂の確率5%
無事に帰ってくる確率50%・・・
日本人初エベレスト単独、無酸素登頂に成功!
著者の魂のメッセージが心に突き刺さる!
魂が揺さぶらされるそんな一冊!
今の自分
このままでいいのか・・・
人生を考える
『成功の反対は失敗ではなく、何もしないこと!!!』
『不可能は自分自身が作った幻想・・・』
NO LIMIT
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誰が読んでも刺激される。何かやろうと思わされる。
みんなに自分のエベレストに挑戦してほしいという強いメッセージ。
今まではスーパースターを応援して、その姿を見て感動するだけの時代。
これからは応援しあい、自分も何かを成し遂げる時代。
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『見えない山を登っている全ての人へ』
栗城隊長からのなんとも言えないメッセージ。
エベレストに登る苦しさと、現代を生きる苦しさを共鳴させている?
引きこもる時もあったり、挫折する事もあったり、目標に達成できない事もあったり、その中で生きる事、共有する事など人生を過ごす事を色々と考えさせられる本です!
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著者の栗城氏は、1982年生まれというから、28歳くらいなのでしょうか。
身長162cmという男性では比較的小柄な若者で
日本人初、エベレストの単独・無酸素登頂。
世界初となるエベレスト登頂のインターネット生中継に挑戦中の方です。
山という、極限の世界で感じた魂のメッセージとでもいう言葉が
綴られています。
下記の目次をみると、おおよその内容がわかると思います。
全体に流れているメッセージは「感謝」のような気がします。
一つ一つのフレーズ、自らの体験の中から出てきた言葉として
心にしみるものです。
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今日著者の講演を拝聴する機会をもらったので予習がてら1冊購入し読んでみた。
8,000m級の山に単独・無酸素登頂と動画配信による「冒険の共有」で挑む若き登山家の本。
ボリュームも少なく平易だが、きれいな文を書かれるなと印象を持った。
それなりにビジネス書・自己啓発本を読んできたが、書かれていることに共通点が多い。目標・夢に挑む人はサラリーマンであっても登山家であっても抱く志は同じなのだなと気づいた。
心に響くフレーズはいくつもあった。
夢には叶う夢と叶わない夢があり、前者は自己満足のもの、後者は自分もまわりも幸せになるもの、そして叶えるには口に出して語りつづけること。また、否定されることを恐れず挑戦することの大事さ。
読後、趣味のロングウォークを無性に再開したくなった。真夏の30kmウォーク後の充実感を呼び起こしてくれた。
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今回で栗城氏の著書は2冊目ですが、前回に続き残念でした。野口健さんの本を読むと違いがはっきりします。
栗城さんは確かに未知なる事にchallengeしているのは分かりますが、野口健さん程の大きさや、寛大さには欠けている物があるのでは・・・。