紙の本
19世紀英国貴族の物語
2012/02/06 15:22
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あい。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台は19世紀英国。ある伯爵家での人間模様を描いた作品です。
主人公は25歳の女性家庭教師。
真面目な性格で、自らの職務に純粋な使命感と情熱を持つ女性です。
ですが、、、さすがに貴族のお家柄。家庭教師先の伯爵家では複雑な人間模様がありました。
まず伯爵には妻がいるのですが、それ以外にも愛人・その子供と同じ敷地内に暮らしています。
もちろん別居ではありますが、妻は屋敷内で1人でいることが多く孤独な人物です。
対して伯爵は大らかな人柄で「どうしてこの人に愛人が!?」と、最初は不思議に思うくらいです。
家庭教師の主人公はこの屋敷内で自身の倫理観とは異なる様々なものを目にし、それでもひたむきに職務を全うする女性です。
昼ドラ的にドロドロしているのですが、毎回次巻が楽しみな作品です。
電子書籍
伯爵の失踪
2017/05/24 18:07
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰よりも子供たちを愛しているはずの伯爵がロウランドの子たちを置いてスタンリーたちと失踪というのもちょっと納得いかない部分もあるのですが、ウィリアム同様表面上普通でも実は病んでるならあり得るかな・・・
それよりもマーガレットが自分を置いて出て行くと言ったことの方が伯爵にはショックだったんじゃないのかなー。
電子書籍
それぞれの視点で描かれる「不安」
2016/03/14 00:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひばな - この投稿者のレビュー一覧を見る
ローランドがいかにアーサーの手腕で成り立っていたか、浮き彫りに。
そして先生のイケメン化が止まりません…!ウィリアムが惚れるのも無理ない位、アーサー不在のローランドを支えます。
アーサーと同行組はそちら特有の不安が。そして誰より深い孤独と絶望を抱えるアーサーの過去が少しずつベールを脱ぎます。
こんなに鬱展開なのに目が離せない作品は初めてです!
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最初から重いストーリィだったけど、まさかここまでドロドロロになってくるとは・・・
1巻の時から思っていたが、アーサーこそが諸悪の根源。
この人の善人ぶった自分勝手なワガママで、どれだけの人が傷ついたか。
レイチェルも大キライだったが、この巻で少しだけ好感度UPかな。
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相変わらず波打つような群像劇。
これからどうなるのか、もやもや、しかしここで言っておきたいことは、私はこの物語の中でグレゴリーが一番好きなのである。第一印象から決めてました!いやほんと。
当時のイギリスについてはもちろん、人間の多面的な部分がすごく密に描かれていると思う。
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待望の続刊。
ロウランド伯爵の深い闇がどんどん明かされていきます。愛のない夫婦。その間に産まれた子供たち。愛人とその子供。血の繋がらない他人。使用人として扱われない女家庭教師。最初はあまり気にならなかった本妻の動向が今は一番気になります。
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最後のページで悲鳴。お、おかしいとは思ってたよ? 確かに変だなーとは思ってたよ? 思ってたけどさあ……!
もうマーガレットさんの「あなたは誰なの」にシンクロ率100%。こんなキャラ崩壊一歩手前の行動、最適だとしても普通取らせられねえよ。船戸先生ほんとすげえ。レイチェル先生の「意気地なしね」に惚れ直した直後にコレ……
アンナさんの絶望がもう。心中を察するにもう。あの三面相がもう。夫は愛せなくて、夫の子である自分の子も愛せなくて、唯一の友だったグレースの子だけが、彼女が素直に愛せる、優しくできる対象なんだと思うともう。
何が言いたいかというと寧ろアルよりもライナスくんの方が帰ってくるべき。と思うんですが、きっと間に合わないだろうなあ。大きな節目が近づいている予感にゾワゾワ。この旅もクリスマスも、きっと幸せな結末にはならない。
※以下ハニー・ローズの話です。ネタバレ注意。
「主人を裏切ったことはない」に「どの口が」とちょっと……「でも裏切るに足る仕打ちは受けてるよね」と友人に言われて悲しいけど納得。まあきっと裏切ってはないんだろうな。この場合の「主人」はきっとロウランドの血族なんだろうし。
あとロレンスくんの無邪気にダーク描写にはにろの片鱗が……いや確かにアンナさんロレンスくんには優しいんだけど、この上下感覚、侯爵家で培われたものなんだろうなあ。アイザックくんは癒しです。
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何年ぶりかの新刊なので少しは話が進むのかと期待したら、どろどろだったのが更にどうしようもない事態に。ザ★底なし沼です、アンダロ。作者はこれ描いてて楽しいんだろうか。レイチェルと子供たち(特にウィル)の晴れやかな笑顔が見れる日はくるんですか。
もうここまできたら何年かかろうが完結まで付き合いますが、そもそも完結するのかっていう…悪魔の問いが…
相変わらず絵は完成度高くて、黒服着衣のエロス描かせたら業界一。
セリフなく表情だけで語るシーンは、いつも通り迫力です。
まぁ色々あるけど、全てお前が悪いよねアーサーこの優柔不断野郎。子供たちからの手紙はもやしちゃいかんだろ。不精ひげはやしたって許してあげないんだから!表紙でたそがれてないではよ家に帰れバカ(罵倒しか思い浮かばない
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伯爵…やっちまったな…
今買っている漫画の中で一番好きな漫画です。
アンナさんの気持ちも伯爵の気持ちもわからせる描写はすごい!
ただ今回、アンナさん更年期なのかしら?と心配になりました。
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お父さぁぁぁぁん!!! ・・・衝撃発言を残して終わってます。続きが気になってそわそわして何回も読み返しちゃった。
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ウィル頑張るの巻。
そしてまさかのお父さん失踪。
マーガレットさんが頼りだ。
どろどろ過ぎて、休憩はさみながら読んだ。
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ウィリアムはここまで知っててあの指示を出したのかな、
そう思って、最後の最後でぞっとした。
それにしてもどう転んでも誰かが不幸になってしまう、
誰もが正しいようで、誰もが間違っているような、
この絡まりきってすっかりもつれてしまった
糸玉のような人間関係がどう転がっていくのか、
気になって気になって夜も眠れないよ!!!!
ハニロも読まずに新刊を待ち続けます。
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Web雑誌は購読をやめて単行本派になって久しい。Webスピカは半年の期限付きになってしまった。懐に余裕ができたらバックナンバーを買い揃えようと思っていたが、もう二度と買うことはないだろう。
一年一冊のペースに馴らされた身にも二年四ヶ月は永かった。
雑誌掲載時、ネット情報では厳しい意見が多かった。月10ページ前後の掲載量では無理もないと思う。単行本で読んだ身としてはイライラすることもなく普通に読めた。一巻で五話しかないから単行本用に編集したのだろう。
今まで通りの面白さを維持していると思う。ただ、物語の終末をどのようにつけるのか、現在も話が発散しているので収束するのに時間がかかると思う。
作者は執筆ペースがさらに落ちると言っているので、無事完結を迎えることができるか心配だ。万一、完結できなかったら単なる駄作になってしまうと思う。
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おいおいどうなるんだ…。はにろまで紙媒体で出されることをいつまでも待ってますよっと。ロレンスがはにろに通じる生意気加減になってきた笑。
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あんだろは読み終わったら存在を脳内消去しないと次巻を待ってられませんね。面白いから余計に発刊の遅さがつらい。
とりあえずアンナさんがどんどん壊れていく様子に恐怖しながら次巻を待ちます。いや脳内消去。
7巻が重いのでスピカの11年10月号を読むとホッとするというか、メガネにニヤニヤするというか。こういうネタは単行本に載ったり載らなかったりなのでつい買ってしまいますが。
単行本に載らないと言えば全プレのライナスくんはそういうものが載ってるようなので応募しておいた方がいいような気がします。12/26締め切りですよ。