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ベストセラー 『超訳ニーチェの言葉』の白鳥晴彦氏のニーチェの手軽な解説本。[超]入門とするだけあり、非常に短く読みやすい構成。
前半104頁までは「真実のニーチェ」として、「超人」、「神の死」、「力への意志」などのニーチェが提示する概念の解説を行い、後半の約30頁で「生きるためのニーチェ」として人生訓的な内容をまとめている。
ただ、やはりニーチェについて読むのであれば、もう少しずっしりしたものが読みたい。この本のターゲットユーザと少し合っていなかった模様。
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分かりやすく、そして重要な箇所はしっかりと、ニーチェの思考の軌跡を伝えてくれる。その卓越した筆跡は見事なものである。
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哲学書を読んだことない人でもニーチェの考え方がどんなものだったか知ることができる。現代に生きる私たちの個々の観点についても納得のできる内容だった。現実を肯定し強く生きるべきだという考えにはとても賛同できた。
哲学なんて難解でよく分からないって人に是非読んでほしい一冊。
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たまに理論の繋がりが理解出来ない箇所はあったものの、もっとニーチェについて知りたいと思わせてくれた本。
確かに、妄想ばかりしているわけにもいかない。現実を見据えて,自分に責任を持とう。本能を信じよう、と思う。
但し、次回ニーチェは、同じ著者のものは避ける予定。
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“超訳ニーチェの言葉”の著者が同年の後に出した本です。
ニーチェの考え方がどんなものだったか。
それが哲学用語をなるべく使わずに綴られています。
更にニーチェの強さだけでなく、弱さも指摘されています。
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ニーチェは受験勉強してる時から好きで読んでみたかった。
導入としてこの本をとってみたが、とてもわかりやすくニーチェの言葉が紐解かれていました。
今度はそのまんま翻訳されたものを読んで自分なりに解釈してみたい。
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ニーチェは、プロイセン(今のドイツ)で産まれた。 神を認めない考え方。 また、物事を遠近法で評価する。 また、もうひとつは、ニヒリズム(虚無主義)を推奨する。
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あまり哲学にふれたことの無い人でも読むことができると思う。
内容も複雑ないいまわしは無く、難解な単語も無いので理解しやすい。
変なビジネス書なんかよりよほどためになる内容だと感じる。
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これはわかりやすい。ニーチェの考えがかなり噛み砕いてあるから、入口としては読みやすい。フレーズとしても響くものも多いし、ニーチェは素晴らしい。
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”ニーチェ”に対する大まかなイメージを掴むことができた。かなり共感できる考えだった。哲学には、難しいイメージや怖さも感じていたが、ただ単に知らなかっただけであることがわかった。
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たまにはこういう哲学の本を読むのもいい刺激になります。入門と書いてあるので、わかりやすく書いてあるものと思いますが、それでも私にとっては難解でもっともっと読み込まないと頭の中で整理できないです。ただ、最後の章「生きるためのニーチェ」は比較的すんなり頭に入ってきて、非常に参考になります。
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アドラーの哲学をほんの少しだけ知って、読んでみたニーチェ。 読めない漢字や解らない単語で何度、調べたか(ノ∀`) ただ当たり前に理解は出来なくてもw ほんの少しだけニーチェの思想?が理解できたようで哲学って面白い!って思わせてくれた1冊でした。
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“作曲する哲学者”としかニーチェを認識してなくて
かなり遠い存在に感じてたけど
今は「ニーチェさんはじめまして!」と握手して知り合いくらいの存在にグッと縮まった感じ!
この本を読んでニーチェに対しての私なりの解釈は
まだまだ語れるほどニーチェと分かり合えたとは思えないので今はまだ心の中で感じた事を
温めておこうと思います
いつかニーチェが良いお友達と思えた時に
自分なりの解釈を述べれてたら嬉しいなぁ(´-`)
今は理解しようとせず ニーチェの世界観を
ただ感じようと思います
全部受けとめる…といってもいいかも!
以前まで全く知らなかった世界を “知らない”と自覚することが今は楽しい!
もうそれは知らないと自覚した時点で 知っている事への第一歩みたいな気がする…
“無”という概念は人間が作りだしたもので
あるならば
私は人間に生まれてきて良かったと思う
“無”と思っていた世界が“有”に変わっていく過程を
これからも楽しんでいけるのだから!!
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ニーチェについてはほとんど知らない状態で読んだ。
難しい表現がなく、とても分かり易かった。
ニーチェが誤解されるポイントや、ニーチェ自身もキリスト教に誤解していたことについて解説があり、今後ニーチェ作品を読むにあたり参考になりそう。
人生をよりよく生きようとするニーチェの意思が感じられた。
読んでみて、ニーチェに対する興味や好感が湧いた本。
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とてもよかった。当方、哲学はWikipediaのかじり読み程度しか知らず、本当の意味で「ニーチェ/哲学初心者」と言えるだろうと自負できる。
一通り読んでまず思ったのが、著者のニーチェへの愛だ。推しに対する深い考察、それから導き出されるニーチェが考えていたであろう"核"。ニーチェに対しては自分も「暗い、重い、難解そう」というイメージが先行していたが、この本を読んでガラリと変わった。あまりにも、あまりにも現実的に気高く生を謳歌する、そのための哲学を切り開いた人物だったのだろう、ニーチェというひとは。
そして、「何も知らなくても読める」ということを著者が気をつけていた通り、この本は何も知らなくても読める。哲学についてもほとんどわからないような自分が読んでも、ニーチェのことが少しわかったような気がする。
ニーチェが書いたものを読んでいないから本当にイメージだけで難しそうと思っていたし、どう読めばいいかと考えあぐねていたが……これを読んだ後では、むしろ読んでみようか、という気すらしてきた。
「死でさえ人生の中にあるのだから、人生から逃げることなどまったくもって不可能だ。」
いやあ、本当にそのとおりだ。結局生きることから逃れられないのなら、開き直って生きるしかないのかもしれない。
これは愛の書だ。いかに愛をもってして、いい事も悪い事も、自分のどんな決断も、愛していくべきかという、凝縮されたエッセンスを感じる。
ニーチェという人物がここに生きているのか、はたまたニーチェを愛した著者の愛がここに生きているのか。
とても面白かった。