懐かしさいっぱい!
2016/06/26 14:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ティンカーベル - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直びっくりしました!また出会えるなんて。ティンエイジの頃1番好きな作品です。エピソードやギャグが昭和レトロですねぇ。ストーリーも 時間がゆっくりと進んで行くので入り込みます!
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明治時代の全寮制の男子校持堂院高校を中心に繰り広げられる涙と青春の物語。短編…といっていいのか、読み切り形式で話が続くのですがとにかく1ページあたりの密度が濃い....!あり得ないの連続のような怒濤のようなギャグが続いたりするのですが、話のまとまりが詩的でグッときます。
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何時頃買ったのかな?よく覚えてないのですが、全巻持っています。BLのはしりなのかな?でもそればかりでなく、友情やら色々な要素を盛り込んでいて、今読んでも面白いです。
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多分漫画を読んで感動に震えさせられた最初の作品。それは今でも変わんない。もうとにかく旧制高校時代の風景が素晴らしくて、何度読んでも憧れる。特に「青太の話」は読むたびに新しい涙が零れます。木原先生は「泣かせる」為に書いてるんじゃない、と仰ってましたが、どうしても泣いちゃうんですよね(笑)青春って元々は男の子の為にあったものなのかなあと思わせてくれる程、美しくて青い青い若者の時代の名作です。
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私にとって基本中の基本。こちらは「BL」ではなく「名作」だと思っております。もうもうとにかく大好きv この作品中のフレーズをより自然に理解したいなぁとドイツ語を勉強したくらいです。昔の作品と思わずに未読の方はまず読んでみて下さいませ。心が切ないくらいに暖かくなりますよ。
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次の日顔がパンパンになるくらい、大号泣した! けれども印象は「大団円!」。素晴らしい青春。胸が熱くなります。
合言葉は「まりの次に」。
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BLの歴史において、避けては通れない道(?)なのか。
最近このマンガの存在を知って、一気に全8巻読了。
旧制高校に通う男子学生、 摩利と新吾の物語。
青春あり恋愛あり、登場人物一人ひとりがきちんとキャラ立ちしていて
各エピソードもしっかりしていて、読み応えあり。
友情と愛情の狭間で苦しむ二人は結局永遠の友情を選択してしまうが
それまでの葛藤が上手に描かれている。
ファンタジーであってファンタジーではない、みたいな(?)
戦争で二人が別々の場所で死に
その何十年後、青春時代を過ごした寮の看板が降ろされ・・・
とても感動するラストだった。涙~。
名作はいつまでたっても名作のまま。
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高校時代に読んで以来ず~っと愛し続けている私的名作です。
読み返すたびに、わんわん泣きます。
高校時代にこの作品に出会えて事で、今の私が形成されている気がします。個人的に「忍ぶれど」は胸に詰まる…
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全巻読み終わりました。
最初のうちは、浪漫溢るる、昔のバンカラ学生たちの青春お祭り騒ぎの様相を呈し、ただただ「面白いなー、ドイツ語の使い方とかウケるww」みたいなノリで読んでたのですが、巻を重ねるごとに話はどんどん深くなっていき、登場人物たちの細かな心理描写に加え、関東大震災や第一次、二次世界大戦など、歴史的な背景も描かれ、最後は涙でした。。。。
摩利には幸せになってほしかった。
おひさま新吾には、正直ちょっぴりイラっとした・・・。
でも、二人はやっぱり「おみきどっくり」で、最期、新吾が「まりーっ!!」と叫ぶシーンは、涙でした。
最後まで読んだあとに、また最初から読み返すと、前半の明るいバカ騒ぎが本当に愛しく思えるのでした。
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日出処の天子読んだ後、いつもセットで紹介されていたので(同時期に連載だったのかな)気になって読んだ漫画。
普段はこういう精神的な愛情と絆で結ばれている二人が一番いい!と思っているけれど実際ここまで貫かれるとくっついてくれ…!と思わずにはいられない
大好きなんだけど2巻以降はなかなか読み返せない…
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少女まんが館の館主さんの言うとおり、ほんと一から十まで少女漫画な作品だった。
意味不明な心情描写(体操選手みたいに空中ブランコしているところなど)も少女漫画ならではです。
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木原さんらしい明るさもありながら、結構シビアなところもあると思います。
しまりんごや皆が楽しくわいわいやってるのが微笑ましくて・・・思い出すだけでぐっとなる。
読み終わったあと涙が止まりませんでした。数日間思い出しては泣きました。
生活に支障をきたした作品のひとつ。
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木原敏江の不朽の名作。交わりそうで交わらない、恋愛のようで恋愛とは違う幼馴染みの少年ふたりの成長物語。・・・というのが何も知らない人向けの説明ですが、これじゃ全然!この壮大なスケールの漫画の良さは伝わらないですね(笑)。大正~昭和の激動の時代を生きた日独ハーフの美貌の鷹塔摩利。彼の親友であり密かな恋の相手でもある印南新吾。ある意味究極のファンタジーです。
木原先生は二人を決して「そういう関係」にしないと決めていたそうな。理由は「対等でなくなってしまうから」。男の友情が至高であるという考えも。・・・昭和の少女マンガの限界かもしれません。
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木原敏江さんの作品はいつも読後に清純な気持ちにさせられる。終わってからももっとキャラクター達を追いたくなる、そんな魅力と愛を感じる。
この摩利と新吾もそんな作品で、二人の青春期の成長を描いている。少年期から青年期への雰囲気、心情の変化など描写が細かく、人物描写の多彩さがすごい!
私の中でこの作品の盛り上がりのピークは新吾の成長だった。どんどん追い詰められていく新吾だったが、それを受け止めたくましく飛躍する新吾。それまでの人物描写が丁寧であったからこそ、一緒に見守り、涙することができたんだと思う。
というわけで私の中ではその後は割りと蛇足だったのだが(最後まで一気に読みましたとも)、彼らの最期を見なければ私はここまですっきりとした気持ちになれなかっただろう。
木原先生ありがとうございます。
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もっと有名であってもいい作品のひとつだと思う。
明治〜昭和の激動の時代を、命ある限り全力で生きた少年たちの物語。
漫画において前半と後半でガラリと作風・方向性が変わることはよくあることだが、この「摩利と新吾」もそのような例のひとつであるといえる。
普通はそれは単なる作者の方向転換でしかないのだが、この作品は後半がシリアスになればなるほど前半の「平和な時代」のお祭り騒ぎの青春がどれだけ輝かしく儚く愛おしいものであったのかを実感できる構成になっている。
後半の陰を描くには前半の光が必要だったわけで、その二項対立の構成で描き手側の事情を上手くカバーできているのが凄い。
作中の言葉の節々は心にぽつぽつと印象を残す。
それだけ木原氏の言葉の選び方が巧みだということなのだろう。
後半の展開は本当に胸に迫るものがあって、誰もが摩利と新吾のその関係性の純粋さと切なさを愛おしく思わずにはいられないだろう。
彼らの幸せ(というか摩利の幸せ)は決して叶わないことだと知っていても尚、幸せになってほしいと心から祈りたくなる。
今際の際に咄嗟に叫んだ新吾のあの言葉こそが、彼自身も知らなかった彼の本心であったのだと思う。
それだけできっと摩利は、報われる。