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12月26日読了。これも友人に借りた。吉村明美さんの漫画は『薔薇のために』を読んで以来、かなり好き。絵も綺麗だし、迫力があるし、何よりストーリーがいい。少女漫画っぽくないところがとても好き。この本も胸にぐっと来るものがあった。表題作も良かったけれど、もう一つがさらに良かった。冴えない普通のサラリーマンが主人公ってあたりが、本当に少女漫画らしくないけど。
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人の心の闇とか、救われる心とか、そういうのを描くのがうまい人だなぁ〜といつも感心する。昔の作品も文庫になったやつを読んでみたけど、やっぱりどれも人の闇の救済がある気がする。
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最近、久しぶりに『ようこそ青(ブルー)』を読んで、
何度も見ているはずの巻末の広告を改めて目にし、買うことにした。
実母とその愛人に虐待される少女の話で、
これはどうあっても勧善懲悪ハッピーエンドでなければならぬ……
と思いながら読んでいったら、
結果は当然そうなんで、悪くないんだけど、
あまりにも短いスパンで事件解決しすぎ。
ページ数の都合でこうなりましたってことなのかなぁ、と。
が、同時収録「雪の夜の匂い」は予想外にイイ話だった。
仕事とは、生きる意味とは何だろうと悩む若いサラリーマンが、
かつての同級生と再会し、やる気と希望を貰う話。
素敵。