紙の本
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2017/01/22 17:51
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投稿者:白金魚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な金融商品が発売されておりますが、それらの全てに通じる根本的な考え方を身につけられる本です。本書の考え方を理解し、実行することができたならば、少なくとも、大きく崩れるようなことはないだろうと思われます。
相場は人間の心理によって作られる面もあり、理論が通じない場合もあるので、その感情の動きを客観的に見ることができれば、あらゆる相場に強くなれそうです。
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勝つ法則、は風呂敷を広げ過ぎな印象。
金融についての勉強になる点や投資のヒントになる点もいくつかあったが、読み物として面白みに欠ける。
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①勝つより負けない手法を選択すべし
②個人投資家が有利な点を活かす
③投資は自分の心との戦い
④今より将来が大切
⑤休みを作る
同じ額の損失と儲けでは、損失による失意の方が喜びを上回るとのこと。損をした場合、それを取り戻そうとしたり、一時的な下げにすぎないと自分の都合の良いように解釈する。我慢することや、客観的に考えられるように、休むことも必要。
短期で儲けることの難しいのは、行動ファイナンスにもあるように、人間は必ずしも合理的な行動をする訳ではないから。長期投資で長い目でみることが大切。
世の中、桐谷さんとか、株で成功しましたみたいな話も聞きます。運も当然あるのだろうけど、きちんと自分のスタンダードを守ることが大切だと思いました。
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プロスペクト理論
利益と損失の感応度は違う。損失を回避するが損失の増大は気にしない傾向。心は合理的ではない。
ヒューリスティック=両刃の剣=思い込みの危険と判断の容易さ。
単純化、情報の利用可能性、アンカリング
目先の満足を優先しがち。双曲型の割引率を持っている。
一時の妥協が長期的な満足を妨げる。
1割2割は世の変動、3割以上は人の変動=3割高下に向かえ。
天井3日底百日=下がり始めたら早い
しまったは手仕舞え=想定外は手仕舞う。
遠いものには手を出さない。身の回りに注目。