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本書を読んで、ニュースでよく話題となる経済のことについて理解できました。
量的金融緩和や年金の話題などタイムリーなものからGDPや需要と供給などといった基本的なよう後まで解りやすく解説されていました。
今まで何冊か経済の書籍は読んできましたが、本書もどの内容も対話式で身近な分かりやすいもので例えられており、非常に理解が進みました。
あと、こうなるとどうということがしっかりと順を追ってかかれていることも非常に理解が進む点だと感じました。
また、日本の財政問題や自由貿易への反対論などの経済の理論に対する賛成論、反対論についての理由も書かれており、非常に勉強にもなりました。
本書はこれからニュースを見るうえで一段高い視点でニュースを見ることができる一冊だと感じました。
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最初の方でちょっと挫折しかけましたが、第2章以降はニュース等を見ていて気になることのオンパレードだったので一気に読めました。
特に、フワフワしたレベルでしかわかっていなかった「デフレからの脱却(←首相が連呼してる)」の詳細、年金制度改革問題のあたりが勉強になりました。
あと、硬貨は日本国(政府)が発行してるのに対して紙幣は日本銀行が発行しているというのはビックリ!初耳でした。
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インフレを目の敵にする人々(特にマスコミ、教師など影響力のある人)に読んで欲しい。なんだかんだでデフレが一番まずい。
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第1章 経済学
効率と衡平性
第2章
○景気の良し悪し
景気動向指数、日銀短観
○豊かさ
①国富(ストックの観点)、②国民所得(フローの観点)
○①国富=ある時点における国の正味の資産の総計=国内非金融資産(土地、工場とか)+対外純資産
プラスとマイナスで相殺されてしまう金融資産は含まない
○対外純資産=ある国が海外に保有する純資産
日本は圧倒的に1番
○日本の国富は減少している、原因は地価の減少
○ストック(ある時点)とフロー(一定期間)
退職したばかりのお父さんと就職したばかりの息子
お父さん→ストックレベルで豊か
息子→フローレベルで豊か
○②国民所得=一定期間内における付加価値の合計
付加価値のカウントの仕方
国民総生産(GNP)=総生産額-中間
国民純生産(NNP)=GNP-固定資産消耗分(減価償却費)
国民所得(NI)=NNP-間接税+補助金(これは狭義の国民所得、逆に今までのは広義の国民所得)
国内総生産(GDP)
○GDPについて
GNP→誰が?→国民、GDP→どこで?→国内
かつてGNPが主流→グローバル化に合わない→GDP主流
○GNP廃止→国民総所得(GNI)誕生
○三面等価の原則
○GDP→為替相場による
○新たな「豊かさ」の表現→国民純福祉(NNW)
第3章
○「信用創造」という仕組みがすごい
金利とは、お金のレンタル価格
○マネーストック=ざっくり現金と預金全部のこと
ベースマネー=マネーストックの基礎=現金と日銀当座預金残高
○3大金融政策
①公定歩合操作
②公開市場操作
③支払準備率操作
第4章
第5章
国債
○国の借金が増えると
①将来世代の負担増
②財政の硬直化
③クラウディング・アウト
○乗数効果 財政支出が支出額よりも大きな効果をもたらすこと
○財政破綻 国家として債務不履行(デフォルト)
IMF
第6章 年金
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お金があることでいろんなことができる 投資をしたり政府の政策をしたり財やサービスを買ったりなどできる だけどお金がないとそうはいかない モノが買えなくなって貧しくなってしまう お金を増やすには、お金に負の影響を与えるものを小さくするか、正の影響を与えるものを大きくするかである その時に犠牲になる人々や環境や文化など考えることが山ほどある 正しくお金を運用していくことが大切なんだ