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文章が下手だとは思わなかったけど、
私にはつまらなかったな。
カニが可哀想とか、
他の方は書いていたけど。
まあ、自分の本棚には要らないわぁ。
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人語を話し大きくなって人を食うカニが登場。それだとホラーっぽいけど、主人公とカニの友情を中心に最後は切ないお話し。生きるために命を奪い食べるという、人が避けられない行動についても考えさせられます。
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【購入きっかけ】
「短編 ホラー」で検索すると上位にヒットするので購入。
【感想】
表題作「かにみそ」は面白かった。
主人公と蟹の対比がいい。死んだ人間をただの食糧とみなす蟹に対し、主人公ははじめこそ蟹が人間を食べる様子を楽しんでいたが、やがて罪悪感に苛まれ、このままではいけないと思う。また、蟹は主人公を「友達」だといい友達はぜったいに食べないと誓う。一方、主人公は蟹を食べてしまいたいと思うようになる……。
ハンターハンターのキメラアント編よろしく、「けっきょく一番怖いのは人間ですよ」っていうオチなわけだけど、これはホラーなのか?と言われると結構微妙な気がする。個人的には蟹との友情と別れを描いたSFものという認識。
同時収録されている「百合の火葬」はちゃんとしたホラーだった。幻想的な雰囲気でなかなかよかったのだけど、話が冗長で退屈してしまった。
というわけで☆3つ。
【どういった人におすすめできるか】
今晩の夕食が蟹鍋の人。
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泣けるホラーとの事。
期待して読んだが、全然、全く泣けない。
てか、どこに泣く要素が?
同時に収録されてる 百合の火葬 も?
最後まで読んだけど、解説者の方、物凄く褒めてました。
結果的にハズレ。
‘22.08.10読了
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これは大学生の時に読んだ作品ですね。人を殺した後、遺体はどう処理したら良いでしょうか? 蟹が食べてくれたら!?この作品、カニバリズムから来ているのでしょうか。 もう一度読んでみたくなりますね。 '2210/2 '2311/19
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どんなものでも食べる、人語を話す蟹。主人公はそんな蟹を面白がり、飼い始める。
設定も面白いし、蟹のキャラクターも楽しかった。
一方、同書に収録されている『百合の火葬』は、気味の悪さが際立つホラーだった。
それぞれ毛色の違うホラーで、楽しく読むことができた。
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中編2篇。
表題は、カニと人間のハートフル物語(※ただし人語を話すカニ)生きるとは食べること。みんな生きている。それぞれの道理で、常識で生きているのだから仕方ないね。
「百合の火葬」は美しくおぞましい。狂おしいほどの百合の香りに飲まれてしまいそうよ。「かにみそ」よりホラー味が強いけど、どちらも物悲しさが漂うなあ。
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2本の小説が書かれた本。
どちらも愛情不足でそだった男性が主人公のお話。どんな関係にもいつか別れが来るということを教えてくれた。読み終わるとちょっぴり切なくなりました。
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『かにみそ』と『百合の火葬』の2編。
かにみそは、蟹のキャラが面白く賢かったのもあってすごく笑った。そんな蟹と別れるとなると、とても切なく悲しくなるのだが、巨大化するとは恐怖しかなくて複雑な想いで読んだ。
百合の火葬では百合が恐ろしいという現実味のない話でも、これを空想する作者は凄い才能だと感じる。どちらも未知の巨大化け物。違和感がありながらも吸い込まれるようなストーリーでした。
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すっごく疲れた時に一気読みしました!
蟹かわいい!蟹かわいい!って呼んでたのにたっぷり休んでから読み直すと、あらまぶきみ。
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蟹が出てきます・・・。怖い蟹です(;'∀')
考えられないような動きをする蟹に恐怖を覚えました・・・。作中の表現にとてもリアリティがあり、想像できるのがより一層怖く感じさせる作品だと感じました
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泣けるホラーと知り、図書館で借りて読みました。
『かにみそ』
かにが可愛い。人外好きにささりました。
個人的にはホラーではなく奇譚かなと。
かにが喋った所から急にファンタジーを感じてしまいましたが、するすると読めました。
他のお話も読んでみたくなりました。面白かったです!
『百合の火葬』
和風ホラー。ホラーが読みたくて借りましたが、こちらがホラーでした。今の自分にはこちらがハマりました。
ゲームみたいな展開。自分は好きです。
美しく可愛らしい、悲しみをまとった清野さん。ある日またひょっこり主人公の所へ帰ってこないかな。そして穏やかな日々を過ごしてほしいです。
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かにみそ
たった100項と少しのお話、だけど
気付けば蟹の魅力に惹かれ 蟹が好きになっていた
ずるいよ、こんなに可愛いなんて
苦しかった。怖いだとか、グロテスクだとか。そんな言葉では表現できない作品である。言葉に詰まる。なんと言えばいいのかわからなくなってしまいそう。
殺すも、殺されるも、どちらも愛かもしれない
終わりなんて来てほしくなかった、逃げてほしかった
例え世界の理からは外れていたとしても、罪だとしても。それでも生きていて欲しかった
魅力的すぎるんだよねぇ、蟹さん。大好き。
ぜんぶ食べて。おまえに食べられるなら、悪くない。
だってこのままじゃいられないからさ。
生きることは食べることだよ。そうでしょ?
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ホラーというよりは筒井康隆のシュール小説っぽい。
猫を飼ってる人間としては、手の中に小さい命を預かることの恐ろしさみたいなものは身に覚えがあって、ラストシーンのしんどさはよくわかるつもりだけど……うーん、ホラーなんだろうか。
ホラー小説大賞ってことで手に取ったから、出会い方が悪かったかもね。
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日本ホラー小説大賞も受賞し「泣けるホラー」として有名になった小説、かにみそ。
2つの話がはいっていて、ひとつは何でも食べ喋るカニのお話。もう1つは人を誘いこむ百合の花のお話。
どちらも共通しているのは人の弱い心と、その葛藤。そして決断。
個人的には百合の話が好きで、両親が死んだ後に知らない女の人が家にきて共同生活する大学生の男の子の
話です。百合は多少の言葉をはなし、甘く彼らを誘います。百合は町中に広がり、また無気力になる人が増えていき…
百合から得られるもの、失うものを描いたミステリアスな内容で、めちゃ引き込まれました。
変わったホラーを味わいたい人はすぐに読んで欲しい1冊です!