紙の本
永遠の高校1年生かと思いきや
2022/08/03 12:19
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻から正太郎が2年生に進級していますね。濃すぎるメイクで仲間入りする阿世知蘭香も、ひと波乱起こしてくれそうです。
紙の本
登場人物に大きな動きが・・・
2017/01/31 11:42
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投稿者:MR北海道 - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズでは、あまり人間関係が重視されたことはなかったが、今回、ゴスロリ少女・蘭香が新たに登場人物として現れる。
このあとのシリーズにこのユジン関係がどう関わってくるのか、目が離せない!!
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2015年10月期のアニメ放映開始に合わせて刊行された本編最新刊。これが8冊目で、累計100万部となるらしい。この巻では話があまり進まなかったが、最後に載った25ページの短編は、櫻子さんと正太郎くんの今後の関係を変化させるための重要なフラグになっているので、次巻を楽しみに待ちたいと思う。
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相変わらず死体に縁がありますねw
観光地で腐乱した遺体とかなかなかえぐいなぁ。
花房の影がまた、というかなんとなく花房の正体の影のようなものが見えてきたような気もしますね。
最後のショートストーリー、おじいちゃん達やばあやさんにやっぱり泣ける。おばあちゃんっ子の私としては祖父母系のエピソードはやっぱり泣けるなぁ。
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まとめて読んだ最後の一冊。
なんか最後の付け足しが、うーんってなった。
なぜ被害者女性が、普通の家族も彼氏もいる一般女性、ではいけなかったんだろうか。
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今回は少しずつだけど動いているのがわかる展開。いろんな人が出てきてみんなが怪しく見えるのはきっと花房のせい。正太郎の進路もなんか気になるなぁ。
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少々、中だるみ傾向。いろいろ細かいことちりばめてどのような展開もありみたいですけど。芯のところがぼやけた印象うけました。
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大人買いしてしまった(笑)
だって図書館でなかなか揃いで借りれないんですもの!
文庫だし許して-。
さて、キャラ小説の代表みたいに言われている本シリーズですが、そんなでもないよ!
櫻子さんは確かに相当濃ゆいキャラではありますが、天才型名探偵なんてこんなもんでしょ。
オタクでエキセントリックで、人付き合いが不器用で偏ってる。
御手洗さん型……つまりホームズ型に入ると思うよ。
なので、ラノベではなく、ミステリに入れてみた!
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『骨』に対して強い執着を持つ20代半ばの標本士・九条櫻子と旭川市在住の高校生・舘脇正太郎が人の死に絡む事件の謎を解明していきます。
三編とも重い真相が用意されていますが、ロジックが弱く、骨の薀蓄も絡まずでミステリーとしては不満の残る内容でした。
また、前作に続きこれといった進展がなく引き延ばした感がありましたが、新キャラの登場と、ばあやの意外な一面や櫻子が色んな人と関わりを持って成長する姿を見られたので、それなりに読み応えはありました。
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『ウラ ト オモテ』では女子高生の友人関係の難しさや恐ろしさを改めて感じた作品でした。転校生の阿世知蘭香の印象は最初は悪かったけど、実は友達思いの優しい女の子だったんだなぁと思いました。今後は彼女もレギュラーメンバーになるのかしら。
本作はまた意味深な終わり方でした。正太郎の元に送られてきた写真に何が写っていたのか気になります。
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8冊目~正太郎が2年に上がり今居や鴻上と同級になり,暗い雰囲気を纏う転校生阿世知蘭香がグループに加わった。死とか遺体とかに妙に感心を寄せ,犬の頭骸骨を持っているが,軽い気持ちで自分の猥褻写真を撮って売っていたのがばれて,それを自分のせいにされて顔つきの写真がネットに流されて札幌にいられなくなったのだ。親しい友を作らないのがいじめられないコツで,それは鴻上も理解していた。ヒヨドリが庭に巣を作ったのを沢梅は可愛がっているが,雛がすべて首を折られて殺されているのを見つける。近所に引っ越してきた若い妻は対人恐怖症で,自治会会長夫人に嫌がらせを受けていたが,彼女が自由に飛び回るヒヨドリに嫉妬したのだった。札幌の叔父・設楽元教授を見舞いに行くと,薔子が現れ,青葉と正太郎は気を利かせて早々に辞去し,法医学教室を案内して貰う。更に美瑛でヘビのブリーダーをしている人を紹介しようと出掛け,帰りに寄った青い池に寄ると,頭部のない裸の女性遺体を見つけてしまう。その一週間後発見場所を再度訪れると今度は男性の首吊り死体を見つけるが,遺書が残されており,犯行が告白されている。彼の父が経営するペンションを訪ねると,母は呆けており,父はマラソン大会出場,姉が部屋を見せてくれる。父親が帰ってくると猛烈に怒り狂い,その冷淡さに,櫻子は青年の死因は父親による凶行だと判断するが,真相は姉から明かされる。妹が自殺して家族関係を立て直すために独断で北海道へ移住した父親を長女と息子は恨んでおり,父親を呪い殺そうとして蛇を飼っていた。父親を困らせようとペンションの客に暴行を働き,遂に交際詐欺を働いている女性を殺してしまった息子を両親がロープで絞め殺し,女性の遺体も息子の遺体も姉が運んでいた~焦らすねぇ…少しずつ秘密を明かしてきて…えっと…伯母・薫子は明るい性格だったが,ある日突然失踪・母撫子は婿養子の父から離婚を宣告され,家族が出掛けている隙に桜の樹で首を吊って死んでいる・九条家は法医学へ進む筈がないという青葉の言葉は未だ謎を含む。在原に関する記述は極めて少ない…何度も会っているはずなのに不思議。今時,病院の見舞いに花を持って行くと,置けないから持って帰ってくれと云われるのを太田さんは知らないんだな。編集者も! 青葉は確実に死体のある方へ誘導しているよね…青葉は信用できると櫻子は云うが…
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女同士は何かと面倒くさい。確かに3人はややこしい…。鴻上さんは犠牲者だったのね。今居くんも不器用で二人の未来はあるとしてもまだ遠そうです。ヒヨドリに八つ当たりする女性も腹立たしいし、老年になって村八分的な発想を捨てない女はもっと腹立たしい。櫻子さんの気持ち良いまでのタンカでスッキリできましたがやれやれ、です。蠱惑で父を殺したい家族にも背筋が寒くなり。このシリーズは正太郎と櫻子さん、ばあやの存在で読みやすいですがエグいなぁ、と思います。ラスト、「お棺が二つでることを覚悟なさいませ」に涙…で読了です。
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図書館で。
それにしても少年は進化というか進歩しないしえらい感傷的だなぁとは思うけどそれが少年なのか?ちょっと女々しい感じが何ともなぁ。
三賢者の話が面白かったです。そして行者ニンニクかぁ。現地で食べると違うんだろうなぁ。
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文庫書き下ろしの、シリーズ第8作。中編3作と短編1作
第1話 ウラトオモテ
高等部2年生になって転校してきた来た阿世知蘭香は奇抜なゴスロリ調の格好をしていたが、鴻上百合子に表向き親友になるよう頼む。飼っていた犬の頭蓋骨の標本を持っているという蘭香を櫻子さんの元に連れて行くと、蘭香の秘密と百合子の意外な苦悩も明らかになる。
女の子って大変なのね。がんばれ男の子たち。
第2話 雛を呼ぶ声
九条邸の庭にヒヨドリが巣を作ったが雛が殺される。斜め向かいに越してきた愛想の悪い宝生さんにみんなが悪感情を持っているが、櫻子さんは元地主として敢然と原因を追求する。
普通の人の狂気が一番怖いかも。。。
第3話 脱皮
美瑛の青い池のそばで首のない女性の死体を発見した正太郎と櫻子さんは、翌週現場でさらに首つり状態の男性の死体を見つける。ペンションを経営している男性の家族の家へ行くと男性が離れで蛇を飼育し、革細工をしていたが、父親に暴力を振るわれそうになる。青い池へ行くと男性の姉が待っていて、真相が語られる。
正太郎くん死体を発見しすぎ(笑)
短編 北方の三賢人
3人の祖父と山菜を採りに行った正太郎は、鴻上から櫻子さんが行方不明だと聞かされ、ヘクターを連れて祖父たちと探しに出かけるが、祖父たちは存分に能力を発揮して山の中で怪我をして動けなくなっていた櫻子さんを救出する。
櫻子さんに正太郎が助けに来ると思えたので不安ではなかったと言われてしまった。やばい。
ばあやさんが本気で櫻子さんを叱る言葉にうるうる。
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花房問題から切り離された(多少関連はあるが)短編である。
女性相互の関係、特に友人関係の奇っ怪さ(男性から見れば不可思議でたまらない)を描くのは著者のお手の物であり、それに加え、今回は家族関係、就中、家父長的父親が家族にもたらす歪みを切り取る好編が含まれる。
しかし、一番いいのは、正太郎の3人の祖父が櫻子に関わるようになる最後の掌編「北方の三賢人」。彼女の良さは先人の知恵には素直な敬意を表するところだろうが、それが良い方向に向く期待を抱かせるものだからだ。